2008年12月31日

別館的戯れ言 [2008年12月]

別館的、ぼやき・戯れ言です。気まぐれ更新。あまりお役にはたちません。
本館戯れ言

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2008年12月28日

好きになったら10まで数えろ

【好きになったら10まで数えろ】 全01巻  /高井戸 あけみ

短篇集。
・表題作は、『プリンスチャーミング』の加賀見が主役。医大生になった加賀見。友人と同居しているが、雨に降られ鍵を失くし、しかもその日に限ってデートで帰ってこない。初対面の隣人、水尾に助けられ、彼の部屋に一泊する。
その水尾は睡眠時に行動障害を起こす。それが原因のトラブルも抱えていた。水尾はそのストレスを加賀見と探っているうちに。

・「紳士のたしなみ」 出世頭の海崎課長。ラブリーな手作り弁当は女子社員の噂の的。作原は入社以来、その課長に片思いしている。その課長、実体はオトメな趣味の持ち主だった。

・「オトナのクチビル」 『マイ・ボディガード』の中の短篇、「リップサービス」の続き。
克博の気持ちを知っているのに、秘書の吉崎は以前と同じ態度に戻っている。会社に脅迫状が届き、克博の家が放火されてしまう。試験中は吉崎のマンションに預けられることになり。

・「花のない2月の森」 幼い頃、祖父の家のそばで出逢った美しい人。彼の養父が亡くなったのは中学生になる頃だった。恋心を自覚し、高二で祖父の葬式に出かけた時、彼を抱き締める。
大人になっても彼を忘れられずに。彼岸花の花言葉がきっかけになる。

・番外編「幸せになりそこねた男」 加賀見の真実が明らかになる!

続編が多い短篇集。相関図、真面目に欲しい。
表題作は、ファンが喜びそうな話。加賀見と同居しているのは、“あの”姐さん。
35度の恋愛熱』のドクターショッピングが趣味の千花も、加賀見と同じ学部の友人として登場。いい味出してます。加賀見って頭良かったんだなー。
欲望のまま流されていた加賀見なのに、手当たり次第だったのに、大人になったなーの言動が多々あり。そこにしみじみする作品。
ここには出てこないけど、先生や湯浅がシアワセなんだろうと思える。
番外編で、『プリンスチャーミング』の当初の予定が明かされてびっくり。でも、変更されて良かった。加賀見頑張れ。
                         2008/12/28

《こんなふうにおススメ》
続編読みたい方には特に。



ラベル:高井戸あけみ
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2008年12月21日

下宿日和

【下宿日和】 全01巻  /麻々原 絵里依

下宿屋、藤の木荘の管理人の晴江さんが大往生で逝ってしまい、残された下宿人が途方に暮れているところ、晴江の孫の藤巻正親が管理人としてやってくる。正親曰く、老朽化と経済的な理由で、祖母の道楽であったこの下宿屋を半年後には閉めるという。蔵屋恵らは説得を試みるが。

久々にこの作家さんの作品、読んだ気がする。
最近知った、かなり多作で長く活躍してらっしゃっていることを(遅っ!)。

ノックも進んでくると、この作家さんが改めて上手いのがわかる。
かなり昔の作品は表情が豊かでもっと少女漫画チック、ここしばらくはアート系だったけど、この作品はバランスが取れていて面白かった。ほのぼのしてて和む。
ひとりの作家さんを追う楽しみってあるんですねー。

りえさんのプリント柄のトップス(たぶんワンピ)、めっちゃ可愛かった。でも、柄はトーンですね、コマによって絵柄が違っててそれは気になる。

巻末のエプロン、GJ! 管理人さんと言ったら、もちろんあの人。PIYO☆PIYOのエプロンに感動した。私もリスペクト!
                         2008/12/20

《こんなふうにおススメ》
最近の作品。今まで今イチ感情移入出来なかったのは、アートっぽすぎたせいな気がする。
漫画っぽくなってきて面白かったです。



ラベル:麻々原絵里依
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2008年12月20日

地平線の星

【地平線の星】 全01巻  /こなみ 詔子

陶芸家の市依は口がきけないが、友だちもいて不自由はなく一人で山に暮らしていた。ひとりの少年と出会い、成り行きで彼を家に住まわせるが、空雄は少年院から脱走してきていた。
孤独な過去を抱えるふたりの青年(ひとりは少年)の心の触れ合い。
10年前に発刊。
作者の絵風は今とだいぶ変わっている。

市依と空雄の関係も愛情というより家族のような絆的関係。
少女漫画とBLの間って感じ。
それでも最近の傾向に比べたら、90年代後半の作品の方がずっと内容がある。
そんなことをつらつら考えると、近年のBLっていったいどこを目指しているんだろう? と思う。
                         2008/12/20

UP追記>
一般作品とBLジャンルを同時進行、または行ったり来たりの作家さん、思った以上に多いですね。
ジャンルによって、表現したいことを使い分けているというか。
最初の頃のように、「BLなんてダメ! あり得ん!」が続いていたら、わからないまま過ごしちゃっていること多かったろうなぁ。そうならなくてホントに良かった。
それだけ男女間の関係性が空しくなってしまっている? こともあるんだろうなぁ。

《こんなふうにおススメ》
時代ってありますよね。90年代初頭の作品は、バブルの匂い、残っているものが多いし。
漫画って風俗であり、文化なんだなと感じます。研究分野にもなっていますが、もっと注目されても良いと思う。



ラベル:こなみ詔子
posted by zakuro at 17:47| Comment(1) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こ【こなみ詔子】

【こなみ 詔子】 こなみ しょうこ  →こなみ 詔子(一般漫画)

地平線の星
ラベル:こなみ詔子
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2008年12月19日

月のマダム

【月のマダム】 全01巻  /高井戸 あけみ

表題作。入社面接の日に、安条圭一郎に一目惚れした牧田。それが理由になり第二志望の会社に入社。お近づきになりたいが、社内の特殊な組織に所属する安条はなかなかツレない。
ある晩、飲み足りなくて寄ったバーに、安条そっくりの絵が飾ってあった。恋人の画家が描いたという。混乱し泥酔した牧田を見つけ、介抱したのは安条だった。

このタイトルの由来、月の中の模様は、“読書する婦人”に例える国もあると知って、つい調べてしまった。ヨーロッパのいくつかの国でそういう見立てがあるらしい。なるほどー。

クールな美人、それがきっと作者の一番の萌えどころなんだろう。
そういうキャラって大切にされてる。

もっと続きが読みたい。このまま終わってしまうのだろうか?
とんこつチョコって、なんだ? そこはスルーせずにツッコミ入れるのが作者への敬意だと思う(笑)。

他に短篇2つ。
・「おにいさんといっしょ」 水村諭は、親友の祐生の兄に憧れていた。あんな兄が欲しいと気になっていた。それがどんな感情かまだ自分自身気づいていなくて。

・「グッドモーニング」 岩下はサッカー部の先輩にむりやり犯されてしまい部を辞める。先輩に好意があったが、そこまでは求めていなかった気持ちがあって、身体と心のバランスがまだ取れない。
朝の通学の電車の中で、他校の瀬田を知り合う。自分の中の恋心に気づくが、トラウマも心を揺さぶる。

表題作より短篇二篇の方が、ストーリーが成熟していて面白かった。こんなふうに真っ当な(?)話が尊重されればいい。
記号的に「萌えられれば良いよね」っていうの、少しは考え直した方が良いよ、と、感じてしまうくらい。
                         2008/12/19

UP追記>
高井戸作品、また集中して読んでしまった。ほんと、面白い。好き。
特にこの作品、良かったなあ。上記にも書いたけど、短篇が。
ストーリー重視、迷う心情などもしっかり描く、読ませるBL、貴重だと思う。

《こんなふうにおススメ》
最近の記号的なBLにもの足りなさを感じている人に。
でも表題作は、記号的萌え作品です。面白いけど。



ラベル:高井戸あけみ
posted by zakuro at 05:11| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月18日

ホームドラマ

【ホームドラマ】 全01巻  /高井戸 あけみ

雨宮真之介は、戸浦家の家政婦として住み込みで働くことになる。
そこには、クールな長男の好二、脚本家で調子の良い竜三、ゲイの高校生京五、部活に燃える小六(ころく)の兄弟がいた。
彼らの父、一(はじめ)は遊び人で、真之介は、もしかしたら自分の兄弟かもしれない彼らを見に来たのだった。

京五の親がストーキングしている理由など、まだまだ解明されてないこともある。
続きそうだなー。それだと歓迎。

真之介が竜三に落ちた理由がわからず、例えそれがいつものこの作家さんのパターンの、流されてなんとなく気にしているうちに……みたいなのだとしてもだ、感情が伝わってこない。そこの部分は今イチなんだけど、たるたるしながら流される感じは高井戸作品ならでは、で好き。
じわじわとくる、この作家さんの持ち味。かなり好き。なんでこんな空気が出せるんだろう?

長男と京五はどうなるのか。ここがくっついてしまうと……ふと気づく……全員ホモ兄弟って……。
これもBL的お約束?
                         2008/12/18

《こんなふうにおススメ》
この作家さんの醸し出す世界観は独特。良い感じに突き放されていて。すごく好きです。


ラベル:高井戸あけみ
posted by zakuro at 02:51| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

ラブクエ

【ラブクエ】 全01巻  /星野 リリィ

赤羽和憲は告白して失恋してしまう。相手の女子の想い人は同学年の守屋悟。
知りもしない相手に憤慨していると、突然空間が歪み異世界に落ちてしまう。異次元の姫、マリオンに召還されてしまったのだ。一緒にそちらに飛んでしまった相手がその守屋だとわかる。
マリオン曰く、想いの強い者同士を召還したと言う。そしてその二人が体液交換をするとマリオンの魔力が強くなると言うのだ。BLファンタジー。

短篇は「フェロモン」 プリントを整理していた立岩と成島。足を踏み外し転んだ際に、成島が良い匂いなことに気づく。いつも熱い視線を送ってくる成島を、立岩は気にしていて。そのまま誘う。

お約束のはちゃめちゃ設定。いつもならそれが楽しく思えるのだけど、これはなんだか。『スーパーダブル』でも思ったけど、ファンタジー好きでも実は苦手なのではないでしょうか?

でも、かなりギリギリのマリオン様のコスプレは、これはこれで良し!
特に後ろ姿、やばくないか??

原田史子はなんでゲオルグ側についているのだろう?
そしてなんでこんなに偉そうなの?
どうして黒いの?
なぜ、守屋を刺さなければならなかったのか(少なくとも、この時点で告白もしてない。守屋は原田を認知していない)。
マリオン様の背景は?
エアルルはなんで原田に魔道書を簡単に貸せるの?
原田と赤羽はなぜ帰った時に記憶がそのまま残っているの?
こういうの、いつも回収無し。
続巻を狙っているのかとも思うけど。スーパーダブルにならないで欲しい。

ゲオルグとエアルルのカップルで別の話ができそう。
学ランがカッコいいのは同意です。
ラブクエは、LOVE QUESTという意味。
                         2008/10/08

《こんな人におススメ》
リリィさんファンに。


ラベル:星野リリィ
posted by zakuro at 02:23| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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