2009年04月30日

別館的戯れ言 [2009年04月]

別館的、ぼやき・戯れ言です。気まぐれ更新。あまりお役にはたちません。
本館戯れ言

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恋は思案のほか

【恋は思案のほか】 全01巻  /館野 とお子

・表題作。
持田は大学まで往復5時間の距離を通う。都内に住みたいが親は当てに出来ず、バイトを探すがシフトの関係でなかなか決まらない。
友人の樋口が紹介してくれた塚原筧から、義弟の奥の監視を条件に奥のマンションの居候バイトを頼まれる。
しかし奥はゲイで頻繁に男を連れ込むヤツだった。

・「君までの距離」
安田と斉藤。大学の同級生同士。
安田は院に進み、斎藤は就職した。
親友がいつの間にか身体の関係になっていったが、生活の違いで微妙な温度差が出来る。

この作家さん、会話のテンポが絶妙なんだよな、なんで好きなのかよくわかった。
話の運びも緩さと緊張感があって、絶妙。
ぐるぐるしちゃうのが、違和感なくてほんとに上手い。面白かったです。

今 市子さんもそうですが、エッチシーンなんて無くても良いのだ。
                         2009/4/14

《こんなふうにおススメ》
これも、余韻が残る作品です。



ラベル:館野とお子
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2009年04月29日

迷う男

【迷う男】 全01巻  /鹿乃 しうこ

・表題作。
Punch↑」のスピンオフ。
憧れの建築家である御園生(みそのお)涼司と仕事をすることになった、まだまだ新人扱いのインテリアコーディネーターの滝川樹。
その御園生はえらい方向音痴で会った早々に幻滅する。しかし放っておけなくて。
御園生に誘われ、寝てしまった樹。ストレートなのにうっかり恋に落ちてしまう。

・「Heaven」 
兄の幹央を亡くした羽生(はぶ)健太。その悲しみを和らげるために入寮する。
そこには享年17歳で世を去った雨宮翔の霊が棲んでいた。雨宮は幹央の同級生だったのだ。

順番に読むつもりが、新刊にうっかり手を出してしまった。

表題は、方向音痴、恋に、人生に迷うこと、両方の意味合い。
御園生に振り回される滝川樹を楽しむ作品。
絵が変わっていますねー。これ、出版順に徐々に読んでいったらそんなに感じなかったかも。

内容はエロさとともに面白さも変わらず。本気で笑えるのがすごいなあ。
話は実は特筆するのもないくらいなのに、ちょっとしたところにスパイスがあって一気に惹き込んでくる、それがこの作家さんのすごいところ。

御園生さんの天然ぶりも笑った。
以前の恋人とはどんな恋愛だったのか知りたい人は、「Punch↑」を。

霊界もの(?)は、まさかカップリングが幹央と雨宮だったとは。まあまあ楽しめました、ツッコミどころはあるけど。

おまけ漫画が楽しかった。
これを読んで感じたこと。BLって作家、編集部、読者が三つ巴で煽りあって、今のような現状ができたんだなー。
面白いっ!

表題作は、「Punch↑」のスピンオフだったことは、実は、説明があって憶いだした。
けっこう、忘れているものなんだな。
                         2008/10/24

《こんなふうにおススメ》
この作品も面白い。外れのほとんどない作家さんってすごい。



ラベル:鹿乃しうこ
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2009年04月27日

P.B.B プレイボーイブルース 03巻まで

【P.B.B プレイボーイブルース】 03巻まで  /鹿乃 しうこ

GATENなアイツ」のガテン業と菱谷忍(ひしやしのぶ)と、ホストの安芸純佑(あきじゅんすけ)のラブな話。
同居二年め、同棲一年め。でも、相手の本音はわからない。忍の浮気(相手は、建築家の牧)から始まる。

短篇は、「GATENなあいつ」続編。
メインだった優作と泰造の話。
優作は泰造と遊びに行きたくて、父親に談判するが「それなら大阪に修行に行け」と大阪の建築現場に修行に出される。

そのまま巻ごとに終了でもおかしくない程話がしっかり詰まっている。
ふたりの出会いから始まって、ふたりのラブラブした話の中に、設定説明や物語が上手く盛り込まれ、ますますぶたりの愛情が高まっていく……そのバリエーション。
よく出来ている。
好きな作品ベスト10に選ぶ人も多いかもしれない。人気あるのもわかる。

素直に楽しめるんだよね、すごいよな。
気楽に読めるけどあっさりとしてないで、充実した読後感って感じ?

でも、ふたりの愛の重さはきつい。
こんなに相手に向き合うって男女でも重いと思う。だけど、それは憧れでもある。
そこまで愛しあえたら良いよね。
それって、自分の人生に対しての本気の覚悟が必要だけど。

巻数が進むごとに、4コマがおかしい。

ところで、漢字は違うんだけど、建築家の牧さんって名前が出たとき、ドキッとした。
もちろん、現実の有名建築家には奥様がいる。
                         2008/6/05

《こんなふうにおススメ》
まだまだ続く模様。
この作家さんの代表作になるのではないでしょうか?



ラベル:鹿乃しうこ
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2009年04月26日

長い間

【長い間】 全01巻  /館野 とお子

表題の話。
宮木(みやぎ)と阿部。高校一年の親友同士が一度っきりの関係を持った後、親の都合で離れてしまう。大学で再会した時にはそれぞれがそれを記憶の向こうに「封印」していた。
10年以上の歳月が流れ、宮木の一軒家に入り浸る阿部に衝撃が走る。宮木から婚約者を紹介されたのだ。

もう一篇「僕と君とのこれからは」
高校3年のリーダー格の瀬尾と、一年後輩の深田のグループは、常に対立している。そのリーダー同士が、恋に落ちてしまうラブコメ。

行間が深い。秀逸だー。これも読み直したい一冊。
一言でいうと「味わい深い」。

この作家さん、物語の作り方がほんとにうまい。
気持ちの変化と、経年年月をうまく組み合わせている。
ラブコメのほうも笑えて良かった。

それにしても、これはBL全体に言えることではあるけど、ひとつの話の終了するまでがとても長い。コミックスで読まないとやってられないと感じる。連載ベースで読む人は辛いだろうな。
                         2008/2/25

《こんなふうにおススメ》
ずいぶん読んだんですけど、ありそうで、あまりなかった設定に感じました。女性も堂々と絡んでくるし。
表題作は、静かなイメージの作品。



ラベル:館野とお子
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2009年04月25日

Punch drunk babies(完) 全03巻

【Punch drunk babies】 全03巻  /緋色 れーいち

ボクシングに惹かれた三人の子どもたち(ベイビーズ)の話。
プロテスト目前の恭平は減量中で、誘惑に負けて寿司屋に入る。そこで出された鮨を目の前にして我に返る。
鮨をはたき落としたのをみて、職人の裕也は彼を殴ってしまった。そのパンチは恭平をプロの道に目指させた人と同じものだった。
その一件で寿司屋を辞めた裕也は、恭平に拉致され恭平の家に居候することになって。
恭平と同じく養護施設で育った南は、人を利用して伸し上がっていく。

面白い。ホントにスポーツ好きな人なんだなと思う。
しっかり研究しているしうまい。

もうひとりのメイン、桧山南の話になると緊張感が出て面白い。
2巻からはほとんど南がメイン。
傷のある人間の方が面白いのはそこに深い物語があるから? 

秘書の隆一のトラウマはもっと深いと思ってた。

中盤から主役が変わるのはご愛嬌。
いつものこの作者の構成ミスな気がする。
                         2008/5/10

《こんなふうにおススメ》
BLには珍しい、スポーツものを得意とする作家さん。
アンソロは、スポーツもの、多いんですけどね。



ラベル:緋色れーいち
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2009年04月24日

オアシス計画(プロジェクト)

【オアシス計画(プロジェクト)】 全01巻  /おおや 和美

八木尚之はそのルックスから、女の子にモテモテ。モテ過ぎて問題を起こし停学になる。
噂が噂を呼んで学校にいられなくなり、勘当された叔父のもとへと送られる。叔父はゲイをカミングアウトしていた。
叔父が管理人をするアパートには、刑事と転校先の男子校に通う八木がいた。
その八木が夜ひとりで泣いているのを見かけて、気になって仕方なくなる。

おおや和美のオリジナルBLの初コミックス。
展開が早いと思ったけど、そうか、一巻完結だもんな、当然か。
そのくらいうっかりのめり込んだ。やっぱりうまい。
普通に漫画作品を描いてきた力量? 
構成がうまい。

話の運び方をみて感じるのだけど、この作家さんは今のBLブームがなぜ起きて、どういう需要があるのかわかっている。
ちょっとやそっと分析したくらいじゃ追いつかない、肝心な部分を理解しているんだなと思った。
                         2008/3/22

《こんなふうにおススメ》
BLに向かう、私なんぞの付け焼き刃とは違うっ! と、感動したのを覚えています。




ラベル:おおや和美
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2009年04月23日

『ココロのベスト30』BL編のお願い

皆様へ……『ココロのベスト30』アンケートのお願い。

この一万冊ノックを始めてというもの、多くの方々に助けていただいています。また、ご協力してくださる方も増え、それにともするように出逢いも増えました。感謝です。
これが良いよ、これが面白いよと、作品を薦められることも多くなり、嬉しい限りです。おススメリストをいただくのも嬉しい。ありがとうございます。
師匠っ!と呼びたい人もだいぶ増えました。意外な方が意外に詳しい。新たな一面を知り、ますます尊敬の思いが強まったり。

そこで、もしよろしかったら……。
あなたのコミックスベスト30をお教えくださいませんか?

早々にお返事がいただけるとも思わないので、まったりやります。期限はなしです。

1位から30位まで、おススメを教えてくださるとありがたい。どこがおススメか、コメントもあるとなおのこと、嬉しいです。

月にいっぺん、「今月の戯れ言」で、合計(累計)を発表します。1位を30ポイントとして、ポイントが30まで下がっていく方法で、累計します。
1万冊って、約2,000作品なんですよ。いつか、皆さんが薦める1万冊が出来ると嬉しいです。(BLは、BLで、オススメ1,000作品くらいが出来ると嬉しいです)
キホンは少年系、少女系、入り乱れですが、BLはBLのみにしたいと思います。

■ 注意事項というか、お願いはひとつ。
このアンケートの回答は、おひとり一回でお願いいたします。あなたの、ココロのベスト30をお教えくださいませ。

・まず、ココロのベスト30を、順位をつけて教えてください。
・それぞれにおススメコメントがあると喜びます。
・HN(ハンドルネーム)もお教えくださいね。
・男性か女性/年齢(お齢はイヤッ!であれば、30代などの年代で)

※ BLのおススメは、一般作品と分けて、BL作品だけでお教えくださいませ。
※ 成人作品は受け付けておりません。申し訳ありません。

アンケートにお答えいただく方法は、3つ。

1>ここの、コメント欄から。こちらは、BLのみでお願いいたします。
(他の方にも公開になります)
『ココロのベスト30』一般作品

2>メールから……
ten_thousand_zakuro※yahoo.co.jp(※部分を@に変えてください)

3>seesaaアカウントをお持ちの方は……。
トップページから、メッセージも送れます。

・まず、ココロのベスト30を、順位をつけて教えてください。
・それぞれにおススメコメントがあると喜びます。
・HN(ハンドルネーム)もお教えくださいね。
・男性か女性/年齢(お齢はイヤッ!であれば、30代などの年代で)

皆様のオススメを伺いながら、ますます楽しんでノックに取り組んでいきたいと思います。
どうか気楽におススメくださいませ。……そして、末永くお待ち申し上げております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
                           ざくろ
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デジャブ。

【デジャブ。】 全01巻  /門地 かおり

短篇集。
・表題作。高輪は家に転がり込んできた子野(しの)に構われる。
ある日、同じ苗字の男に聞くと彼の弟だとわかった。それを子野に言うと嫌がり、手に出来たマメを潰しながら子野は憶いだす。

・「てのひら」
レイプ犯に胸が悪くなる警部。自分にも似た経験があり近親憎悪を感じる。
その相手、娘の友だちが警察の前に立っていて声をかけてきた。

・「リリウム」
いまどきの思春期」の短篇、五十嵐と松尾のその後。

・「深淵」
戦時中フィリピンの山中で元バッテリーが再会する。
才能あるピッチャー逢野とそれを支えた竜。めげる竜を支え逢野は必死で生きる。

・「恋姫」のその後も。

警部の話は上手い。最後まで妄想でも良かったのに。切ない話は上手い。
だんだんバランスが取れてきた。
恋姫のあとの話が読めたのはとっても嬉しい。
                         2008/7/10

《こんなふうにおススメ》
シリアスなお話。こういう感じもおススメな作家さん。



ラベル:門地かおり
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2009年04月22日

いまどきの思春期

【いまどきの思春期】 全01巻  /門地 かおり

加藤団蔵は小学生にしては体格も良く、半ズボンの制服が似合わなかった。
幼馴染みの角庄介のことが好きで……。
二人は中学生になって。

短篇は、「過剰遊戯」
五十嵐と松尾、親友同士の小学生がお互いに行為に目覚める話。

二話目の展開が早すぎて驚いた。
心情に焦点を当てる割に、こういうことする作者だよなあ。不満。
もう1話くらい間を置いても良かった。
その後の展開は上手いと思う。

ショタものだけどそんなに嫌じゃなかったのは、団蔵がオトナに描かれていたからかも。
追記…「デジャブ。」の後書きで「ショタはキライ」とあった。
だから通じるものがあったのかも。
                         2008/7/10

《こんなふうにおススメ》
ショタ嫌いでも、大丈夫かも。



ラベル:門地かおり
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2009年04月21日

パラダイスへおいでよ!

【パラダイスへおいでよ!】 全01巻  /松本 テマリ穂高 ばるこ共作

鈴木直は大学二年生。
ゲームセンター「パラダイス」の常連で格闘技ゲームで全国大会の店舗代表に選ばれる。
高三の桜ユウキ、会社員の神谷玲司も常連。
店員の天龍寺才蔵は忍者オタクで直が好き。大会への練習の後押しもしていた。

マ王の後に読んだら、なんだかBLというのが照れくさい。

カップリングで絵が違うので、才蔵×直担当が松本さん、神谷×ユウキが穂高さんなのだろう。
こういうやり方もあるんだな。
傾向は似ているので違和感はない。
それぞれのカップル視点で、同じ時間の視点が変わって面白い。
こういうのやり方をアニメで奇数話と偶数話でやったら面白いのに、と思った。

しかし、読み続けると二人の実力の差がそのまま出てくる。
松本テマリの方が上。こういうのは厳しいもんだ。
交互にそれぞれの作品が入るからテンションが途切れる。これはきつい。

ジョークで始めたんだろうけど、才蔵の忍者言葉は読んでても辛い。
書き続けるのきつかっただろうな。
                         2008/5/18

《こんなふうにおススメ》
仲良しだからできることでしょうね。
手法が面白かったです。



posted by zakuro at 02:07| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほ【穂高ばるこ】

【穂高 ばるこ】 ほだか ばるこ

パラダイスへおいでよ!

ラベル:穂高ばるこ
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2009年04月19日

兄貴上等(完) 全02巻

【兄貴上等】 全02巻  /鹿乃 しうこ

矢井豆(やいず)家、長男の一楽(いちろう)は30歳でスナック経営、次男の剛(ごう)フリーター24歳、三男の流生(りゅうせい)16歳の高校生。
母が10年前に死んで兄弟で暮らしている。
流生はある日兄たちの性行為を目撃する。鬼畜な兄に呆れる毎日だが、周囲は流生をブラコンだと思っていて。

短篇は、・「ジェントル・グリーン」
ガテン系。植木職人の話。
晴己は天涯孤独。親戚をたらい回しにされ、遠縁に預けられる。そこにはイギリス人のシシルが働いていて。

どんどんおバカな設定になっている。こういうの好きなんだろうなあ。
なまじうまいから、何もBLにしなくてもって思えちゃう。これは新田作品でも思うこと。
特に収録の短篇ものは、かえってBLになってしまうとしらけてくるというか。
難しいところですね。

二巻目のほうが勢いが出てきて面白かった。
                         2008/6/01

《こんなふうにおススメ》
兄弟モノって、苦手〜と思っていましたが(今でも思っていますが)、ここまで振り切っちゃうとそれもそれなんだなーと思いました。読ませる作家さんなんでしょうね。

※ 読んだのは、ビブロス絶版版。新しいのと若干収録が違うらしいです。
リンクは復刻版。



ラベル:鹿乃しうこ
posted by zakuro at 01:53| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

ピース(完) 全02巻

【ピース】 全02巻  /館野 とお子

大学一年の松田湊。アパートの隣の部屋に、同じ大学四年の先輩の溝口が越してきて早々、好きだと言われて関係を持ってしまう。
ふたりの心情と距離、関係が縮まっていく様を描く。
2巻は大家の息子の桜が登場。溝口は就職する。

1巻には「本気。」
高校教師須藤と、生徒の野村友也の真面目な恋愛。
須藤の過去の男、石井柾彦が現れて動揺する友也。しかし、彼らはすでに友情になっていて。

最初にこの作家の作品を読んだのがこれ。
かなり好きな作品。感心した。個人的にど真ん中、ストライクゾーン。

この、間合いが徐々に埋まっていくのがいいなあ。
行間が深い表現でいちいち考えさせられる。
台詞がなんとも絶妙。それが嬉しくなる。

読み切りから連載スタートだったと後書きにあった。やっぱり。続いてくれて良かった。

2巻は特に秀逸。
表現というものに向き合う前に、参考にしたい作品。
特に2巻はいずれ読み直したい。
短篇もいい。

1巻あとがきの登場人物のやり取りの背景に笑った。

「行きより帰り」ってそーゆーものなんか?

友也って名前、好きなのかな。
                         2008/2/25

《こんなふうにおススメ》
この作家さんの作品で、一番好き。
かなりおススメ。



ラベル:館野とお子
posted by zakuro at 01:21| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

夏時間

【夏時間】 全01巻  /国枝 彩香

短篇集。
・表題作。
高校生の篠崎智。亡くなった母の遺品を整理していたら、かつて母が書いたラブレターが出てくる。
その相手の男、高木竜悟(りゅうご)に会いに行く。会った男は自堕落でどうしようもない生活を送っていた。
母とその男はどういう関係だったのか? もしかしたら、自分はその男の息子なのか。

・「熱帯夜」
貴章(たかあき)は、今は義理の兄の望(のぞみ)が住む実家に帰る。両親はすでに亡く、独りで住む兄。父の葬儀以来だった。
ずっと兄を心の中で慕っていた貴章だが、二人にはそれぞれ大きな秘密があった。

・「神様の言うとおり」「Sweet Little Devil」
野々宮泉はさやかに振られて、人生三回目の失恋を果たす。20歳、小柄の可愛い系。未だに女性に相手にもしてもらえない寂しい青春。
隣人の谷口テツヤに会うたび、その男らしさが羨ましかった。ラブコメ。

・「眠る男」
山田直紀はどこでも眠ってしまう男。1990年当時高校生だった達也と直紀は、ミレニアムに開けようとタイムカプセルを埋め約束する。そしてお互い、約束を果たしに。

レディースコミックで活躍の坂井 久仁江さんのBL作品用名義。
レディース系ではありえない絵図らもあって爆笑した。なるほど、名前を変えるだけある。

表題作はいきなり惹き込まれる。
これ、BLにしなくても。そっちに話が流れたら冷めてしまった。そのまま母とのことに焦点を当てていてほしかった気も強い。
高木の意地悪の裏に潜む優しさの表現はすごい。

全体的に読んでてきつい。重い話が多いからかも知れない。

猿顔の男を読むのもきつい。でも、絵は上手い。

さやか最強。
最後の話はこんなどんでん返しとは。セツナイ。
                         2009/4/14

《こんなふうにおススメ》
こういうふうにまとめるんだっ! と、ウロコも。
おススメの作家さん。



ラベル:国枝彩香
posted by zakuro at 00:10| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

く【国枝彩香】

【国枝 彩香】 くにえだ あやか  →坂井 久仁江(一般漫画作品)

夏時間
未来の記憶シリーズ
 01 未来の記憶
 02 風の行方
ため息の温度
番人
いつか雨が降るように
耳たぶの理由
posted by zakuro at 00:04| Comment(0) | 作家別【か行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

真っ赤なウソ

【真っ赤なウソ】 全01巻  /館野 とお子

短篇集。
・「恋愛途上国」
菅野は高二で室井に告白されたが、ふたりで友情をとった。同じ大学に行きずっとつるんでいたが、だんだん大事に想う関係に変化がでてくる。

・「ハートに火をつけて」
ふざけて始まった広生(ひろみ)が家庭教師をしている高校生、比嘉慎也との関係。
本気と言われて戸惑い、追い返すが。

・表題作。カオルと京は高校時代から一緒。京はにぎやかだけど本心は見えない。
かつて、まっすぐに自分に飛び込んできた京のその想いを受け止められずに、ずっとかわしながら来ていたのだけど……いつの間にかその存在は大きくなっていて。
のらりくらりと友だちを続けてきた二人の話。

・「Be Born」
加地(かじ)はクールに見えて、特にこだわりもなかった。相手に気に入ってもらえたら、自分も好きになれると思っていた。園芸部の吉村と知り合う。

・「MY EYES HAVE SEEN」
相川友也は高校の理事長の孫。問題児だが、明るく軽そうに見えて、実は優等生の武沢アツシと仲良くて、祖父の覚えもめでたい。
だが、友也はアツシに告白していたが、相手にしてもらえず。微妙な気持ちを抱えながら、その折、川瀬が教師として学校に来る。
ひとりの存在が立ち直らせてくれるという、ふたりの関係。

続きを読みたいものもある。気楽に楽しめる。

心情を中心とした話が多い。それと緩い感じ。
きっとそこが好きなのかもしれない。
設定に特別こだわっていないで、人の感情を描こうとしているのが好感。

「Be Born」はわかりにくかった。
                         2008/2/25

《こんなふうにおススメ》
まったり感、良いです。



ラベル:館野とお子
posted by zakuro at 00:25| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

高山君の修業時代

【高山君の修業時代】 全01巻  /館野 とお子

ショートをまとめた本。
男子校の高山直宏くん。学校のアイドルで高山をからかって楽しむ紫堂夏臣先輩にちょっかいを出されたり、サッカーのFW争いのライバル中西、実は美少年でひたすら高山に恋する委員長、従兄弟の晴海、紫堂の妹ヒナらを巻き込んだライトコメディ。

他でノックアウトされたので、評価は甘々。

絵がとっても好み。好き。

振り回される高山くんがなんともかわいいが、個人的には脇役が好み。
中西と下川のカップリング、笑える。

高山くんの動揺ぶりと、ツッコミどころ満載なネタを気軽に楽しめる。
                         2008/2/25

《こんなふうにおススメ》
まだUPしていなかったシリーズです。好きな作家さん。
別段に、すごいっ!ってワケでもない作品ですが、緩さを楽しめます。



posted by zakuro at 02:06| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月14日

セカンド・ラブ(完) 全02巻

【セカンド・ラブ】 全02巻  /あさぎり 夕

涼は風紀委員の優等生。
幼なじみのガールフレンドに振られたショックで、校内でタバコに手を出しぼやになる。同級生の響に現場を見られて、それを元家庭教師に相談、弱みにされて犯されそうになる。
傷心で入った古本屋で、手にした本の中に落ちてしまい、そこは遠い違う星の世界だった。
自分の過去生のかけた呪いを解く為に、その世界で王を守ろうとする話。

96年に発売された作品。当時の絵ってこういうのが流行っていたんだとわかりやすい。

出てくる人みんなホモの、異世界ファンタジー。←すごいな、ジョークじゃないところもすごい。
異世界ファンタジーがBLでは、近年御法度らしいが、こういう作品がその影響を与えてないか?

そして、やりまくり。あまりにもそればっかりで、かなり呆れた。
話としては、破綻も多いけど、ほとんどHシーンばかりなのに、よく2巻でまとまったと思う。なにより、それがすごいと感動した。

タイトルは、読み終わってから意味に気づく。
                         2008/3/03

《こんなふうにおススメ》
BLはファンタジーってこの頃から? かも。
同人は別にして。



【新装版】


ラベル:あさぎり夕
posted by zakuro at 18:19| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あ【あさぎり夕】

【あさぎり 夕】 あさぎり ゆう

漫画家でもあり、小説家でもある。

セカンド・ラブ

ラベル:あさぎり夕
posted by zakuro at 18:12| Comment(0) | 作家別【あ行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月13日

透明少年 02巻まで

【透明少年】 02巻まで  /小田切 ほたる

名門男子校の王華学館。
近所の沐恩女子校の生徒にも一目置かれ、貴公子扱いされている、生徒会役員たち。
高等部から編入でも支持される生徒会長、貴藤侑士(きとうゆうし)。
そして副会長の篁瑛(たかむらあきら)、議長の遊佐喬夜(ゆさたかや)、副議長の斎賀皐月(さいがさつき)、書記局長の神埜偲(じんのしのぶ)、監査の音緒悠河(おとおはるか)、書記局員として、夏目京介、時枝凪(ときえだなぎ)、楽方惺(うたかたせい)、一之瀬天汰(てんた)らがいる。

侑士は親からずっとネグレクトされてきた凪が気になって仕方ない。
4月生まれの凪に誕生日を祝いたかったが、タイミングがずれてしまう。
凪を元気づける為に、侑士は“桜の樹のジンクス”に挑戦する。それは樹齢数百年の桜が咲いている時期、その枝を山上の花城神社に30分以内に届け、代わりのお守りを受け取ると、願いが叶うというものだった。

2巻は、沐恩女子の女生徒、榛名から見た生徒会の面々。
親友の和泉沢溪(いずみさわけい)の謹慎を侑士のせいにし、リコールを目論む報道部の片倉紘仁(ひろひと)の話。
侑士と篁の友情。

まだ感想を書くこともしていなかった頃、BL超初心者の時に手にした作品。
中味忘れてしまい、読み直しです。

最初に生徒会構成図があるのに笑った。ここらへんもたくさん読んだからこそ、くすっと思えるのかもしれない。でも、正直、これないとわからん。

「なんなんでしょう、この生きモノは…☆」って思えるってシアワセ。至福だよねー。共感。
人はありのままで愛されていい、が、テーマ。

似たような顔の登場人物が多いのと、視点がコロコロ変わるのが読みづらい。

で、侑士の相手はいったい誰なの?

人物の絵がキレイで、美形がホントに美形というのがこの作家の長所。
王子様とはこういう男子をいうのだろう、みたいな。美形を愛でるお話。

名前の漢字がなかなか出てこないで、むっとする。
Macのことえりはアホなんですよ! すみません、何度かブチ切れそうになりました。

微妙………まだ続く気がする。
                    2007/10 2009/4/10感想。

《こんなふうにおススメ》
エッチな表現はまったくないです。少女漫画でもいける。
絵を楽しむ話かも。人物の多さに目眩がするけど、カッコいい男の子たちを愛でる話。



ラベル:小田切ほたる
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お【小田切ほたる】

【小田切 ほたる】 おだぎり ほたる  →小田切 ほたる(一般漫画作品)

BL作家でデビュー。
その後、休業、同人活動をしていた。
復活してから、一般作品にも取り組む。

透明少年

ラベル:小田切ほたる
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2009年04月12日

専属で愛して

【専属で愛して】 全01巻  /みなみ 遥

短編集。全編サラリーマンもの。

・表題作。相田友希は25歳ながら大手に勤めるエリートサラリーマン。ストレスのある日は一流ホテルに泊まって、その日の気分で相手と一夜をともにする。
しかし、その日、相田の部屋に出張ホストの望月翔悟が間違えて到着、お互いに一目惚れしてしまう。番外編も。

・「その時愛は奪われた」
榛通グループの傘下の一社に運良く就職出来た佑夜。入社後そこが、かつて一晩のいきずりに抱かれた榛原智孝が社長を務めていることを知る。
佑夜は社長命令で傍に仕えるが、それはセクハラの日々。

ここからはショート。
・「愛のムチ 恋の密」部長が部下にミスを理由にセクハラする。

・「生徒会室へようこそ!」キチクな生徒会長辻堂と、英語教師で辻堂に遊ばれている泉原。

・「恋のレジェンド」 異世界ファンタジー。戦隊もの……一応。

・「失神ドクターの愛の診察室」 医師と看護士などなど。

・「舌先の甘い味」
失恋した雪沢晶氷(あきひ)は失恋して泣いているのを、教育実習生の矢之原に見られてしまう。

この人、やってるシーンさえ書ければ、なんでもありなんだな、とさえ思ってしまう。
それであれば、短篇はいかようにも作れるだろう。
編集部にとって、重宝な作家さんであることは間違いない。

プレイもの多し。ツッコミどころはかわらず満載。
サラリーマンのリアリティの無さとか、男性のセックスシーンのリアリティの無さとか。
人物設定の浅いところと、かなりの性格矛盾と。
昔の、それってないだろうっ!って言いたいトレンディドラマみたいなところがある。
でもそのリアリティをこの作家に求めるのが悪いと、逆にツッコまれそう。

この作者に関しては、今まであーだこうだといろいろと言いましたが、正直完敗です。もう偉いとしか言いようがない。
好きこそモノの上手なれとは言うけど、男同士のエッチ描いているときが珠玉の喜びなんだろうな。求められているから描いているのだろうけど、ここまで絡みシーンが好きならあっぱれ。
趣味妄想と実益が両立してる。伝わってきます。
似たような作品が多いBLの中で、自分の位置を確立しているし、ファン多いと思います。
出てくるタイプのキャラや属性もパターン化しているし、特筆すべきことは何もないんだけど……樋野 まつりが劣化したBL版、みたいな。
絵は上手い。でも、同じ傾向の絵でも、小田切 ほたるにはまだ多少のリアルさがあるのにね。そこも面白い。
まあ、セックス描写がいつまでも女性目線なのが気になるけど、それでもいいんだろうな、BLはファンタジー。
                         2008/1/27

追記分。
攻めの子が、少女漫画的主人公のカッコいいタイプなんだろうな。王子様だったり、憧れの人だったり。なるほど。
                         2009/04/13追記

《こんな人におススメ》
リーマンもの、好きな方へ。ツッコミどころも笑って読んでくださる、エロい方に。



ラベル:みなみ遥
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2009年04月11日

禁断の甘い果実

【禁断の甘い果実】 全01巻  /みなみ 遥

短編集。
・表題作。生徒には手を出すまいと心に誓う高校英語教師、須崎史隆は着任したのが男子校で、若干の戸惑いがあった。
しかし、初日に出席を取った生徒に目を奪われる。その和久井恵那(わくいけいな)は、同級生に恋をしていた。番外編も。

・「IN MY ROOM」 
大学二年生の永嶺岬(ながみねみさき)はスポンサーだった男に振られる。
バイトを探すとセックスフレンドの牧野俊樹先輩に話すと、友人と同居中の先輩の家に、住み込みの食事当番を提案される。その同居人の洋司は岬の好みのオトナな男だった。

・「窓際のパラノイア」
三年になってクラスメイトになった桐生七緒。由月(ゆづき)の苦手なタイプの優等生だが、あっという間に仲良くなる。

・「ぼくときみの距離」
奥津笙(しょう)は飲み会で蘇芳に一目惚れ。しかし言い出せなくて、蘇芳の誤解を利用してセフレになる。

・「ホンキのキスで満たして」
生徒会長の藤原正貴は、転校生で同じ苗字の智流(ともる)に軽いキモチでアプローチ。
モノにするのだが、その可愛さにメロメロになる。

・「トリコにしてね」
海棠(かいどう)グループの御曹司、伊月は、自分の立場にいろんなことを諦めてしまっていた。
専属主治医の息子である高樹行平(たかぎゆきひら)を紹介された時も冷めていた。最初はからかって遊んでいたのだが。

この作家さん特有の、ひたすらしまくる話ばかり。
「IN MY ROOM」は3Pを描きたかったんじゃなかろうか。

この作家さんは以前にまとめて読んだんだけど、体質に合わず、ほとんど感想を書けてない。一行コメントのみ。
一年振りにちょっと整理したら、なるほどなと新発見。
数をこなすとわかることってありますな。ははは。
普通に読めるじゃん(←何様)。慣れって怖いなあ。
それと、この痛さと寒さはネタだったのか!

まず、少女マンガチックで、「これ、BLじゃなくても良いじゃん!」って思ってたんですが、その絵で抵抗が無い上に、更にかなりエッチなシチュエーションっていうのが、読者には良いんだろう。

それにしても、この作家のように、描きたいもの描けて幸せ〜という気持ちがにじみ出まくっている作品も、ある意味すごい。
頑張れとしか言いようがない。

表題作の恵那って……ここでの名前の読み方は「けいな」だけど、これは一般に「えな」と読む。地域の名前で、これは胞衣(えな)という意味から由来で、胎盤のこと。
余計な雑学で目が止まる自分自重。
それと着物の描き方は、なんだかな。
生徒会長の話は、ネタだとわかっているけど、なんでこんなヤツが会長になれるんだろう?
                      2008/1/26、2009/04/11追記

《こんなふうにおススメ》
最初はダメダメで合わなかったんですが、今はふつーに読める作家さん。
これって、慣れ? それとも、記号化への麻痺? 進化か衰退か。

【復刊版】
中味、一緒か確認していません。


ラベル:みなみ遥
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2009年04月10日

ジャジャ馬ならしシリーズ

【ジャジャ馬ならし】【続・ジャジャ馬ならし】 全02巻  /門地 かおり

馬場は年上のお姉さんとそんな関係になりそうだったのだが、実は相手はオカマで。そのまま交番に逃げ込み、学校をさぼったことがバレて謹慎処分として、体育科の寮に入れられる。
同室は無口で取っ付きにくいテニス部の三木陸臣、同じ部でその親友の黒沢照之には、なぜか追っかけられることになる。
周囲は三木と黒沢がつき合っていると思い込んでいて。

残念なところがいっぱい。
作者の思いが突っ走りすぎて設定がわからないところがいろいろある。
落ち着いて整理してから描いて欲しい。
脳内妄想が激しすぎ。面白くなるはずなのになあ。
無駄に設定が流され過ぎ。
                         2008/7/10

《こんなふうにおススメ》
ずいぶんな感想ですね。
自分の書いた物とはいえ、ちょっと同情。
ノック終わったら、読み直して挽回の文章書きたいです。



ラベル:門地かおり
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2009年04月09日

恋姫

【恋姫】 全01巻  /門地 かおり

女形の白玉(はくぎょく)は江戸の人気役者。
脚本家の秋川に惚れてデートを重ねるのだが、友情の域は出ない。
しかしある晩より身体を重ねる関係になり、遊びでも構わないと思うのだがだんだんと欲が出てくる。
この続きは、「デジャブ。」に。

短篇は同人誌を描き直した「年下の男の子」。
野球部のエースで四番の三宮(さんぐ)は、後輩が入ってきてからどちらもその座を奪われる。
しかしバッターの習志野(しゅうしの)は上手く、しかも人気があったが、自分からは中に入って行こうとしない孤高なところがあり、三宮は監督に頼まれ習志野にちょっかいをかけ始める。
この作品の続きは、「メロメロのしくみ」の、ワンルーム話へ。

魅力のある作家だなあ。決して上手いわけじゃないんだけど惹き込まれる。
やばいなあ、これで完全に持っていかれた。不思議。
切ないのが上手いなあ。心情にどっぷり入り込むんだけど、今まではそのアウトプットがヘタだったのかもしれない。
                           2008/7/10

《こんなふうにおススメ》
この作家さんのファンになったのが、この1冊。



ラベル:門地かおり
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2009年04月08日

ひ【ビリー高橋】

【ビリー 高橋】 びりー たかはし

タクミくんシリーズ
 01 そして春風にささやいて
  02以降は、おおや 和美
ラベル:ビリー高橋
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お【おおや和美】

【おおや 和美】 おおや かずみ  →おおや 和美(一般漫画作品)

タクミくんシリーズ
 02 June Pride 6月の自尊心
 03 裸足のワルツ
 04 季節はずれのカイダン
 05 美貌のディテイル
 06 jealousy
 07 花散る夜にきみを想えば
 08 Pure-1
 08 Pure-2
   01 そして春風にささやいて(ビリー 高橋
オアシス計画(プロジェクト)

ラベル:おおや和美
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2009年04月07日

17才の密かな欲情

【17才の密かな欲情】 全01巻  /高久 尚子

朝生凛はスキー合宿で寝ぼけて、国語教師の高村礼二の部屋で眠ってしまう。朝起きたら、高村の胸の中。
恥ずかしさのあまり、無茶をして崖から落ちそうになる。その一瞬、小学校の時に習っていたピアノの階堂先生を憶いだして。凛の好きな人だったのだ。
高村に助けられ、山小屋で過ごしているうちに、記憶の混乱で凛の想い人は高村だったことに気づく。

この作家さん、こんなにエッチだったっけ? 久々に読んだのでわからない。
ノックだと一度読みなので、感想を書いていても覚えていないことも多い。好きな作家さんなんだけどなー。
他の作品も、もし感想書かないで今まできたら、ほとんど身についてなかっただろうと思う。怖すぎ。

17才の目線は凛だけではなく、高村にも当てはまる。
17歳で小学生の凛にピアノ教室で出逢い、心の拠り所になった。ここはやっぱり上手い。

ベタな部分はちょっと痒いけど、普段は冷静そうな高村がぐるぐるしちゃっているのも読者萌えだろうし、自分の気持ちを自覚してじたばたする凛は可愛過ぎ。
宮沢しのはストーリーを進行させるだけのキャラだけど、いい味出してる。

でもなー、ストーリーというより、エッチ中心の話。これだけ描きまくって、よく話をまとめられたと思う。それに感心。
有り体な内容なのに、これだけ読ませられるのは、かえって作者の力量かも。それでも、かなり欲目の感想。

これには初回限定の小冊子が付いていて、「本編では描ききれなかった」とあって、こちらもただひたすらエロい……。
いやー、もう充分ですから、とツッコミ入れてしまった。
                         2008/12/20

《こんな人におススメ》
エロエロがお好きな方に。



ラベル:高久尚子
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2009年04月06日

NOT FOR SALE! -その男、売約済につき-

【NOT FOR SALE! -その男、売約済につき-】 全01巻  /鹿谷 サナエ

短篇集。
・表題作。望月は、リュージこと薬師寺龍志と教授のキス現場に居合わせてしまう。
趣味はセックスと公言するリュージは出張ホストをしているが、アメリカの大学を卒業し日本の大学に再入学した秀才でもある。そんな男に、望月は口止め料のキスをされてしまう。

続く「Go home,Good boy」は二人がつき合い出して一年後の話。

・「ラヴスレイヴ」
巫部四郎(かんなぎべ)は大学生をやりながら、漫画家の郷田武の奴隷を4年している。
しかし、所有という感覚に四郎は辛くなってしまう。

・「ひとりでやれよ!」
槇田一志と三矢成は、NARUTOMAKIという結成三年目の漫才コンビ。
挙動不審な槇田に三矢は気になる。

・「ラブカクテル」
バー「スプリング」のバーテンダーで店長の狭川夏木。客の要望では怪しいカクテルなどを出したりもする。
ある日、店に気になるタイプがやってきた。彼の名は皆見春生(みなみはるお)。
春生は名前にコンプレックスがあり。
狭川は春生に催淫剤の入ったカクテルを出す。

・「air」
水守ユギと信幸は親の再婚で兄弟になる。
しかし義父は事故で亡くなり、兄のユギを守るため、信幸は傍にいると宣言。ところが、空気のようにパシリにされる。

・ラスト描き下ろしの「Be near me」は、登場人物はみな繋がっていたという話。

つき合っていても出張ホストやってるって、男女だったらキレるよね。
同性同士(女同士も入れて)と男女って恋愛観どう違うんだろう? と最近キホン的な疑問を持つようになってしまいました。

巫部ってすごい苗字。調べたら祭祀を司る氏で、ニギハヤヒを奉る巫部神道というのがあるらしい。ニギハヤヒってことは、物部系なのかな? その派生で新興宗教もあるという。知らなかった。
ネーミングはアニメの影響らしいのだけど、元ネタはわからなかった。

初コミックだからか、話の展開はイマイチ。
                         2009/4/03

《こんなふうにおススメ》
気楽に楽しめる作品。



ラベル:鹿谷サナエ
posted by zakuro at 04:34| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ろ【鹿谷サナエ】

【鹿谷 サナエ】 ろくや さなえ

NOT FOR SALE! -その男、売約済につき-

ラベル:鹿谷サナエ
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2009年04月05日

告白の言葉のない国

【告白の言葉のない国】 全01巻  /門地 かおり

富豪の商人一家の末息子のクマルと奴隷のシンは、幼い頃から仲が良かった。
身分違いでありながらその仲の良さを、家督を継ぐ嫉妬から腹違いの兄たちに利用され、シンは行商宿のソロウに売られる。
お互いを想いあうばかりにすれ違っていく。

短篇は
・「恋愛歌劇場」
花屋の大山兄弟。花言葉に詳しい弟の良男(よし)に彼女ができる。しかし兄は弟に恋するコスプレフェチだった。

・「秋霖(しゅうりん)」
江戸の初めのキリシタン狩りの話、孝助と良市と暁の友情と恋。

設定がわかりにくく理解しづらい。もっと整理できなかったのだろうか。
ネームの切り方なのかなぁ。もったいない。まだまだ面白くできるのに。
表題は切ない話だった。
                         2008/7/09

《こんなふうにおススメ》
最初は、もう少しという期待感が強かった作家さん。
これがこの後、だんだんはまっていったのでした……。



ラベル:門地かおり
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2009年04月04日

君に好きと言ってから

【君に好きと言ってから】 全01巻  /村上 左知

短篇集。
・表題作。
映日(あきひ)は、ふたつ歳下の元はストレートだった智宏とつき合っている。
今は、智宏は素直に映日に懐いているが、最初は遊びのつもりだったのだ。女にもてる智宏を見ていると苛ついてきて。
その後に収録の「バスストップ」は二人の出会いの話。
「愛について」はラブラブな二人。

・「性的純情」
諏訪は、笹生(ささお)が気になる。友人の市村にまでストーカー呼ばわりされる。

・「僕は君より頭がいいので」
成宮つかさと上原盟(ちかい)は幼馴染み。遊びからキスしたりするようになった。
しかしつかさは、これ以上のめり込まないように細心の注意をしていた。

・「そんなキスじゃ許さない」
高一の相楽直純(さがらなおずみ)と上条航平は中一からの付き合いで、恋人同士。
でも直純は、航平とのセックスが気持ちよくなくて悩んでいた。

あまり印象に残らなそう。特徴がないのかな?
すごくキスに執着する話が多い。それとも作者の萌えポイントなのだろうか?
他の作品も読んでみないとわからない。

「そんなキスじゃ許さない」は、目ウロコ。
そうだよね、男女以上に男子同士にはセックスの相性ってあるよね。
このテーマは今まで読んだことなかった気がする。
                         2009/4/02

《こんなふうにおススメ》
少女漫画なニュアンスがあるので、BLに入ったばかりの方にも。



ラベル:村上左知
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む【村上左知】

【村上 左知】 むらかみ さち

君に好きと言ってから

ラベル:村上左知
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