2009年08月31日

連れてけ天国

【連れてけ天国】 全01巻  /大和 名瀬

自室の部屋の窓を開けると隣の寺の敷地の墓地が見える。牧野文也はずっと霊が見えて苦しんでいた。
その度に、同級生で隣家の寺の息子である大徳聖吾に助けを求めるが、つけ込まれていつも良いように利用されるだけ。
女にもてるかも、という理由でオカルト研究会にまで引き込まれてしまう。
聖吾と幽霊に弄ばれる日々。

オカルトコメディ。コメディなんだけど、結構怖い。
悪のりし過ぎだけど、作家さん描きながら、まあ楽しそう。

カトキチこと、加藤祐吉がおかしいキャラクター。

うまいんだけど、誰もが好きな作家なんだろうけど、好みがどこか変なのもこの作家さんの特徴かも。
                         2008/4/21

《こんなふうにおススメ》
とんでも設定が楽しい作家さん。面白いです。



ラベル:大和名瀬
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2009年08月30日

シャッターチャンス

【シャッターチャンス】 全01巻  /あきば じろぉ

・表題作。
エロスを追求したい写真家の高宮龍青(たかみやりゅうせい)はスランプ中。契約を取りたい保健外交員の大迫良行に、人を紹介する代わりにヌードのモデルを要求する。
番外編「同棲時代」も。

・「紅い華」
紅龍会系紅華組(くげくみ)本家。義行は組の跡取りだが、父が死に、義行が慕っている緑川誠吾が謀反を起こす。

・「夢より甘い現実」
三神武志は28歳のホモ小説家。マンションの上階に住む高校生の高原雪也に密かに片想い。内気な武志の日々の喜びは、新聞を取りに行くふりをして、エレベーターで一緒になること。

・「愛は後からついてくる」
亮太はバクチの才能はないのに好き。友だちの一覇(かずは)に麻雀で負け、50万の借金がある。亮太の父親の悠一郎を、その借金のカタに一覇に差し出す。

・「負けるもんか!」
建築士の鳴門功は自分の班の仕事が他と比べて不遇なのに不満。同じ部署の大月は鳴門に惚れた弱みで、なんとか協力したい。

・「病院へ行こう!」
20歳の阿南裕貴(あなみ)は幼少にレイプされてから、接触恐怖症になる。それで恋もうまくいかない。今度こそトラウマを治そうと決心、心療内科の門を叩く。医師の東堂は裕貴の好みで。

・「LOVE TEACHER」
部活に夢中な津田剛は成績が下がったことで無理矢理家庭教師をつけられる。やってきた明良知夏(あきらちなつ)は美人で。

・「野性」
国会議員の高城は、同じ党内の議員の秘書園宮に監禁され。

話の作り方はどれも、もっともらしく大仰に入って変態プレーがお約束。
ストーリーの必然性なんて考えちゃダメ。
こーいうスタイルなんだと思うと面白い。

ホモ小説家の話に出てくる妹は、ホモ漫画家で笑った。
リアルに三姉妹がみな腐っている友だちがいるのだが、家庭でふつーにそういう会話ができるってすごいと思った。正直、ちょっと羨ましい。
私も仕事柄、結構オープンなんだけど。

設定とはいえ亮太は鬼畜だ。
                          2009/8/27

《こんなふうにおススメ》
スタイルわかると楽しい。



ラベル:あきばじろぉ
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2009年08月29日

ひよこ共和国

【ひよこ共和国】 全01巻  /あきば じろぉ

白石誠と薫は双子の小学6年生。
元気な誠は担任で体育教師の村井に片想い、優等生の薫は養護教諭の北原葉月とつきあっている。

あああ、ショタ苦手なんだよなー。表紙を見て最初の感想がこれ。
だいたい生徒に手を出す教師は鬼畜、だと思い込んでいるので。

そんな個人的主義を脇に置いても……ういういで想いを伝えあった後、生徒を緊縛する教師ってどうよ……。

男の子の絵は、女の子っぽくてかわいらしい。
ネコ参加…擬人化モノではないのに、その発想はなかった。
読み終わる頃には慣れてた自分の適応力が怖い。
変態とコスプレが好きなショタ萌えの方に。
                         2009/8/25

《こんなふうにおススメ》
ショタと変態プレー、セットでお好きな方へ。



ラベル:あきばじろぉ
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2009年08月28日

やらしい昼下がり

【やらしい昼下がり】 全01巻  /山田 ユギ

短編集。
・表題作。
佐野隆文は、遊びに行く尾崎公一の頼みで、高二の淳也の家庭教師をピンチヒッターで引き受ける。隆文は親友の尾崎が密かに好きで、その頼みは断れない。
しかし淳也はなかなか手強い。

・「男なら気にしない」
学生しか住んでいないボロアパート。
高林光雄が4月に隣に越してきて、いつの間にか金井とカラダの関係に。しかもどうやら光雄は他のアパートの住人たちと寝てもいるらしく。

・「悩めども悩めども」
大江耕介は、かつては恋人、今は友人の一郎に怪我を負わせてしまって、治るまでの居候を許してしまう。

・「カナとがまん」
よくやってきていた野良猫が最近はこない。浮気を繰り返してしまう男の話。

・「冷えたビールがないなんて」
西荻の家にゲームをやりにくる同じ部署の後輩の高尾。

・「世界の果てまで連れてってよ」「からまわる世界」
サトウ電機の息子の英人(ひでと)は、子どもの頃の妄想を現実化させてしまう。だが相手の菊池浩一は、美しかったが男で。

人情派だよな。
どれもが面白い。
笑えて、しっとりくる。
                         2009/8/25

《こんなふうにおススメ》
上手い。バラエティーに富んでみえる。



ラベル:山田ユギ
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2009年08月27日

この世 異聞 03巻まで

【この世 異聞】 03巻まで  /鈴木 ツタ

昭(あき)は祖父を亡くしてたったひとりになってしまう。親戚らは呪われた血筋だという。それに反発し、体調の悪さを放っておいて、不治の病にかかる。
孤独で苦しくて、祖父の遺言から呼び出したのは狼人間の姿を模した化け物だった。
趣味で昭の家系の願いを叶えているという。病いを治してもらいながら……。セツが森羅であった頃の話も。

収録の短篇は、
・「ナイロンビニール」 社会科教師の黒木。出入り口でぶつかってから3組の生徒の立川が気になる。孤独で交わろうとはしない生徒だった。
・「神も仏も無いものか」 飾り細工職人の銀太の長屋に奉公先から逃げてきた走太が住み着く。

短篇を見て思った。やっぱり絵が好み。夏目 イサク系?
話の展開も面白すぎる。
悪ふざけって悪巫山戯って書くんだ……。面白い。
表題の話はファンタジーだけど、生活感もあって楽しい。
カラーがもうひとつで若干損している感じ。
そうか、森羅と万象ということで、ありとあらゆる、なんだな。続きそう。楽しみ。
                         2008/4/10

《こんなふうにおススメ》
この作家さんの他の作品とはちょっと毛色が違って、面白いです。
BLだけどファンタジー物語色が強く、この後も楽しみ。
                         2008/8/26UP

3巻/
・「この世 天国」
市民美術館事務室の館長、南浦啓一郎と、鳩木哲市(はとぎてつし)の出逢いから、恋に落ちるまで。
描き下ろしの番外編は、南浦さんが業を煮やして鳩木を襲う。

・「この世 異聞」
白田紡(しろたつむぎ)は16歳の誕生日に、家の守り神クラヨリ様の“嫁”になるように言い含められ育った。しかし、紡が男であることをクラヨリ様はご存知なかった。
紡の母の元夫が館長、南浦さん。

「天国」は、おっさんのういうい。おっさん萌えでないのでふつーに読む。

「異聞」良かった。
クラヨリは蔵依。
続き、楽しみ。
                         2009/8/01
                         2009/8/27UP


ラベル:鈴木ツタ
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2009年08月25日

恋する暴君 05巻まで

【恋する暴君】 05巻まで  /高永 ひなこ

農学部の大学生、森永哲博は大学の先輩でノンケの巽宗一(たつみそういち)に5年も片想い。
1年前にうっかり告白してしまっているのだが、宗一は大学教授に襲われたトラウマと、最愛の弟を男に奪われた憎しみで、極度のホモ嫌い。
ヘタレながらも一途に不毛な恋に邁進の森永と、凶暴に君臨する宗一の波瀾万丈のラブコメ。
チャレンジャーズ」のスピンオフで巴の兄の話。「チャレンジャーズ」の中でも面白かった意固地な兄と、それに片想いしている後輩が徐々に間をつめていく。

高永作品ではこれが一番面白いのではないだろうか。代表作。
スピンオフの方が代表って……。得てしてそういうものかも。

兄さんの女王ぶりを愛でる本。
そんなとびっきりのツンが楽しい話なのだけど、作者の力量がどんどん上がっていくのも楽しめる。
最初はこまごまと何でも書きたくなるものなんだなー。
後半、ダイナミックなコマ割りがうまく、スピード感があって一気に読んだ。

「チャレンジャーズ」はどたばたコメディでエッチな描写は一切ないので健全に(?)読めるが、こちらはエッチ度かなり高め。

後書きに笑った。
ホモのたしなみって(笑)、なるほど。
                         2008/2/16

4巻/
電車の中で携帯を使っているオタクを宗一が注意、聴かないので携帯電話を叩き壊してしまう。それから不審な嫌がらせが起きるようになり……。

怖いなー、変な人っているよね。
森永、けっこううざい。
宗一の心情のおまけがついていて良かった、内容に深みが出た。
やっぱりこの話、面白い。まだまだ続くそうです。
                         2008/6/01

5巻/
巽家全焼で、宗一は嫌々ながらも森永と同居生活。
うきうきしていた森永だったが宗一は今まで以上にガードが固い。しかも「身の危険を感じる」と、カナダに短期留学してしまう。

パラレルショートの「灰かぶり姫」と、番外編に「ぼくたちの失敗」森永兄、国博と、真崎順也のその後で、シリアスな話。

森永、けっこうしつこい。
兄たちの話、良くできてて良かった。
                         2009/6/20

感想補完のために読み直し。

黒川と森永の区別が難しくなってますね。読み直して気づく。

兄さん、どんなに森永を好きなんだろう。
森永が好きすぎるのはもはやデフォルト。

そして、「チャレンジャーズ」はバラエティにも富みながら楽しく、こちらは萌え傾向が強い。これがイマドキなんですねー。
ところで、今更な質問ですが、ふたりはバイトはしてないのだろうか?
                         2009/8/22

UP追記>
作者描き下ろしの同人誌があり。タイトルは、「ある日、森の中。」
計3冊。
本編に対し、パラレルの内容。森永が熊で、宗一が狼の設定。熊が狼を助け、徐々に惹かれていく。
単純にこの二人の性格を好きな人は楽しめる作品。
                         2008/3/21

《こんなふうにおススメ》
BLではよく知られた人気作品です。やっとUPできた……。



ラベル:高永ひなこ
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2009年08月24日

チャレンジャーズ(完) 全04巻

【チャレンジャーズ】  全04巻  /高永 ひなこ

普通のサラリーマン黒川貢(みつぐ)は同僚の磯貝太一郎と飲んでいる晩、大学受験で名古屋から上京したどんくさい天然高校生、巽巴(たつみともえ)に磯貝が粗相をしたため、そのまま連れて帰る。
つい構っているうちにうっかり惚れてしまう。
晴れて大学生に巴は東京の物価の高さから、貢はローンのためと隠している恋心から、巴は貢の家に同居することになり……、果たして大家と下宿人の関係は進展するのか?
巴の兄であるブラコンできつい性格の宗一、留学生のリチャード・コルドマンらを巻き込んでのドタバタコメディ。
これの1巻は「合格祈願」がまんま掲載。2巻からその続篇になる。
貢と巴が同居をはじめて巻き起こるコメディ。

3巻くらいから、絵の勢い、コマがうまくなってきてわくわく。長い間かけての連載はこういうのがわかって面白い。

このカップリングはもたもたしていて、周辺の話の方が面白い(巻が進むにつれて、“周辺”に乗っ取られる。
そしてその続きは、スピンオフの、兄の宗一が主役で「恋する暴君」へ)。

2巻の後書き、めっちゃ笑った。空飛ぶホモは描いちゃいけないのか。
                         2008/2/16

感想補完のため読み直し。でも追加がない……。
2巻には、宗一と森永の出会いの話もあり。お兄ちゃんって農学部だったんだ…。

森永の顔が今とはまったく違って笑った。

なんで宗一があんなに頑ななのか。
「恋する暴君」を読むなら、こちらも読まないとわからない。
                         2009/8/22

《こんなふうにおススメ》
ちゃんとまとめてなくて、やっとUP。そういうの多すぎ。
「恋する暴君」の方が知られているけど、読み直すとこれも面白い。楽しい。



ラベル:高永ひなこ
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2009年08月23日

わ【渡瀬悠宇】

【渡瀬 悠宇】 わたせ ゆう  →渡瀬 悠宇(一般漫画作品)

櫻狩り
ラベル:渡瀬悠宇
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2009年08月22日

禁じられた友情

【禁じられた友情】 全01巻  /梅太郎

短篇集。
・表題作。
鈴本南はわけあって全寮制の男子校に入った。
冬休みの大雪の日、ルームメイトの椿山集星と身体をかわす関係になる。
文化祭の準備で、集星が雪に恐怖心を抱いていることを知り、かつての集星のルームメイト才谷基(さいたにもとき)が帰国して、南は集星の生い立ちと過去のトラウマに気づく。

・「あなたに似た男」「君に似た人」
森川優(ゆう)は病的なまでの潔癖性。
大学の友人の西尾正巳にバイトを紹介してもらう。そのカフェのオーナー加島(かじま)は西尾によく似た優しい人だった。

・「フラワー・ボーイ」
桜原恵(さくらばらめぐむ)はどこからみても女の子らしい男子。友だちも女の子ばかり。
初めての男友達の芹沢尚(ひさし)に惹かれていって。

表題の話は、軽い入りだったので油断した。
沁みてくる内容だった。
話が練られている。テーマがちゃんとあってそれが伝わってくる。
絵は苦手だけど、うまい。
                         2008/4/15

《こんなふうにおススメ》
どの話もまとまっていて楽しかったです。



ラベル:梅太郎
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2009年08月21日

年下注意報

【年下注意報】 全01巻  /梅太郎

・「愛しいアナタ」「そして、安田先生は。」
教師の安田一兵は同僚の矢野に、今日こそは告白しようと決意を固める。
しかし、生徒の高垣内(たかがいと)が、矢野を好きだと知り動揺する。

・「せんせいSOS」表題作。「その気にさせないで」「保健室のヒミツ」
高垣内勝が失恋から立ち直り、代員教師としてきた曲沢要士(かねさわようじ)を好きになる…が。
曲沢は校長の義弟。

高校での恋愛物語。教師同士からスタートして、生徒も絡んだリレー形式の短篇。

有り体の話なのに、面白かった。
たぶん、教師だからきっとこういうことを言うよね、みたいな思い込みがなくて、ひとりひとりの性格付けをしっかりしたからかもしれない。
この作家さんの他も楽しみ。
                         2008/3/04

感想を書くのに読み直し。ベタすぎて、うわっ!って思った。
矢野の見合い相手が腐ってて可笑しかった。
                         2009/8/21

《こんなふうにおススメ》
気軽に楽しめて楽しいです。



ラベル:梅太郎
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う【梅太郎】

【梅太郎】 うめたろう

年下注意報
禁じられた友情

ラベル:梅太郎
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2009年08月20日

君の顔に射す影

【君の顔に射す影】 全01巻  /野火 ノビタ

・表題作。
三和(みわ)は加藤に想いを告げた。加藤は一言「そうか」と言ったきり、それからの態度はいつもと変わらない。
そして、ゲイの保科を紹介してきた。三和は傷ついて…。

・「僕らは同じ空の下」
大学生の兼田テツオは、隣りのクラスの水沢晶に告白される。
真っ直ぐな目で見つめられて、断りきれず友だちとしてOKしてしまう。

表題作の加藤は、最初は酷いヤツだなと思ったけど、これが一般の態度なんだと思う。「なかったことにしないでくれ」
身に沁みた。人生では価値観が違うことは良くある。それに、どんな態度で向かうのか。自分が試される。
そんなことを感じていながら、その後のどんでん返しに驚いた。こんなに重い話になるとは。人の気持ちって難しいねぇ。
その感情を描ききって秀逸。さすがだ、面目躍如。

一般作品名義は榎本 ナリコさん。切ない系が上手い。
その作家さんのBLで、けっこう激しいシーンもあってびっくりした。
BLも応援してます。
                         2009/8/11

《こんなふうにおススメ》
予想を面白く裏切ってくれた作品です。


ラベル:野火ノビタ
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の【野火ノビタ】

【野火 ノビタ】 のび のびた  →榎本 ナリコ(一般漫画作品)

君の顔に射す影

ラベル:野火ノビタ
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2009年08月14日

生徒会長に忠告 04巻まで

【生徒会長に忠告】 04巻まで  /門地 かおり

第二ボタン下さい」と繋がっている。

柔道部の阿久津の友人、国斉(こくさい)が主役の生徒会長。同じ柔道部の知賀(ちが)は、会長指名で副会長になる。理由は前任者が会長を押し倒しやめさせられたから。
会長はなぜか男を惹き付け、毎日のように痴漢にもあっていて。
知賀は国斉を守ることも日課になる。

少女漫画みたいなすれ違いを楽しむ話。この作家さんのパターンでもある。

前よりまとまってきててわかりやすい。
エロくなってきたなあ。

連載物は、とくにBLは一年に一冊だったりするのでまとめて読めないと辛い。
だけど3巻あたりでよくわかんない設定で面白くなくなってきた。
ただ変態プレイが描きたくなってきたっていうだけのような。
もっと整理してくれー。

そもそも阿久津はキモキャラだったけど、村上ともども出してもらえないって、彼らは作者に嫌われているのだろうか?
                         2008/7/11

UP追記>
新刊の4巻、出ています。

《こんなふうにおススメ》
人気シリーズ。
                         2009/6/18UP

4巻/
柔道部のOB山城と川名のトラプルに巻き込まれる、国斉と知賀ら。
その合間に、お互いが心から相思相愛だとわかる。

もう、トラブル模様は内容がすっかりわからなかった。3巻を読み直す気力もなかった。
でも、そんなことはどーでもいい巻。
ようは、国斉と知賀の告白劇と、それに伴う濃厚なエッチを楽しむ巻なのだ。

正直、エッチに割かれたページ数にすげーなと思ってしまう。
ここまでしっかり延々と描かれると、うーん、男同士のセックスってなんか違うんじゃないの? って本編とは関係ないツッコミを入れたくなってしまうのだが……。
まあ、それもファンタジー。
                         2009/8/12


ラベル:門地かおり
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2009年08月13日

王子が愛したスパイ

【王子が愛したスパイ】 全01巻  /高井戸 あけみ

ブレックファースト・クラブシリーズ」のその後。
大学を卒業して就職した三木彰と、探偵事務所を開業した犬山広樹。
広樹の従弟の飯塚智晴とそのパートナー松本正種の大学生コンビも、探偵稼業を手伝う。

・「犬山家の人々」
広樹と三木の生活は変わらず。隣同士の半同棲生活。
三木は化粧品会社の研究職に就職。広樹は学生時代に趣味で作ったゲームがあたって印税生活とともに探偵事務所をはじめる。
大手ゲーム会社が広樹を引き抜こうとして、三木の存在を知り、脅迫をしてくる。

・表題作。
ハスカップ王国の王子がお忍びで来日。広樹の事務所が護衛を頼まれる。
広樹は王子のお相手に、新入社員のストレスでイラついている三木に手伝わせ、気分転換させようとするが。
番外編の「王子より愛をこめて」も。

・「けだるげなキス」
風邪で三木がダウン。会社の山中が見舞いに訪ねてくる。広樹との関係を隠すのに、徐々にストレスを溜めていく様子を広樹は見つめる。

別な話の短篇。
「ガラス窓の中の恋」
沢本は、浦田久仁彦の万引き現場に出くわす。賄賂にキスをされて。
それから学校でも話すようになる。

もう、なんでこんなに好きなのか、よくわからない。
このシリーズは、好きなBL作品のベスト10に入ります。
正直好きすぎて、感想が書けない。
主役のふたりが描かれていれば、それだけで嬉しい状態なのだ。ダメじゃん。
たぶんここら辺から、女王受けが好きになったのだと思う。

数年経ってますます絆が深まった感じ。
なんですかね、この信頼感は。つーかーの夫婦みたい。
犬山も、絶対に手放さない覚悟だし。
BLが流行るのって、たぶんこの「男同士の絶対的な友情」が大きいのかも。

読むたびに発見がある、するめのようなシリーズなのだ。
まだまだ続くとみたね。

「はつ☆まち」のゲームは、あの坂口のサイト。すごい、稼いでそう。
広樹と三木のハートのペアカップにウケた。
                         2009/8/10

《こんなふうにおススメ》
ホントに好きな作品。
つい、シリーズを読み直しちゃいました。


ラベル:高井戸あけみ
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2009年08月12日

王様にKISS!(完) 全03巻

【王様にKISS!】  全03巻  /せら

桃部伊勢咲高校2年A組。学年トップの学力を誇り、周囲から怖れられ、王様として君臨する竹ノ塚真希。
真希の罰ゲームで、宏太(コータ)は、一番の親友で好きな夏也(かや)に10秒のキスをする。宏太もあえてチャンスだと思ったのだ。
しかし夏也を傷つけてしまう。その理由は両想いだった。
二人をくっつけた真希は彼らを下僕として扱う。

養護教諭の北千住良文は、チャレンジャーにも真希にぞっこん。
良文と真希がラブラブになるまで、と、隣りのヤクザの組長の息子、信正を巻き込んでのコメディ。

2巻ショート短篇は「コドモの事情」 
中学生の佐倉大地、6歳年上の隣人の藤島湊に恋している。
が、ご飯目当ての湊に振り回されている。

最初の巻は、ショートをまとめた本。予想を超えて面白かった。
3巻目も出ているらしい。
この作家さんの作品は、今の現在これのみ。
元々はイラストレーターでデビュー。

桃部伊勢咲(とうぶいせざき)高校に笑った。駅名の姓になっている。
名前は女名が多いが、みんな男子。

真希と動物園デートが楽しい、笑った。
水族館に行けると思って準備している真希も健気。
ベッドでわくわくする真希に大爆笑した。

このシリーズ、続く理由もわかる。かなり笑える。
センスが良いんだろうな、上手い。
                         2009/4/01

《こんなふうにおススメ》
軽いキモチで読み出したら、面白かった!
掘り出し物にあたった気分です。
                         2009/4/03UP

3巻/
真希と良文は、良文の実家の福井へ。真希は良文の両親に“嫁”として認めてもらおうと勝負する。
真希の18歳の誕生日。
真希がサンタクロースにした願い事とは? そして10年後…。

やっと読めた3巻目。嬉しい。
絵、上手過ぎ。

ショートの方がテンション高くて面白い。
狙っているとはいえ、塩鮭の「うるにゃ」にやられた。
イルカと話せる子の8割はサンタクロースが見える、には大爆笑した。

楽しい作品でした、次回作も楽しみにしています。
                         2009/8/11



ラベル:せら
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2009年08月11日

辛口バニラ

【辛口バニラ】 全01巻  /えのもと 椿

春野佳寿は推薦で大学が決まりかけている。つきあっていた彼女とは受験で疎遠になっていた。
「バニラの香りのする男の子」クラスの女子がそう噂している一年の清水操に声をかけられ、ひまわり泥棒に巻き込まれてしまう。

番外編は佳寿の親友の話。
成巳杏次郎は六本木で足を捻った本田拓磨を介抱する。終電に間に合わなかった拓磨は行きずりのサラリーマンに酒を飲まされて正体不明だった。
杏次郎は拓磨に一目惚れ。探し出して転校する。しかし拓磨はそれを覚えていなかった。

初期の作品。

身長違い過ぎ。どれだけ小柄なんだ、操。
バンビみたい。

今までストーリーや絵にツッコミを入れてたけど、コマ割りとかよく考えられていることに気づく。
絵も読みやすい。

バニラの香りのオチがつかなかったのは残念。
                         2008/6/29

《こんなふうにおススメ》
UPするので、1年振りに開いて新鮮でした。
読みやすいです。


ラベル:えのもと椿
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2009年08月10日

青年14歳

【青年14歳】 全01巻  /山田 ユギ

短篇集。
・表題作。
伊東は町田と小学校からの親友。
ジャニーズ顔の町田に彼女が出来て少し寂しさはあったが、それで友情は薄れない…と確信していたはずが、最近町田がおかしくて。
伊東相手でないと勃たないと告白される。

・「猫になりたい。」
シゲルは恋人と別れて寂しさから、猫を拾ってくるようになる。
管理人の息子のタケオはシゲルに夢中だが、なかなか届かない。

・「駆け出す男」
中野は高校からの親友の高円寺の一途真っ直ぐなところに弱い。
足掛け8年、その日も彼女をほっぽり出し、振られた高円寺を慰めにいく。ふたりで泥酔して目覚めると、裸でベットにいた。

・「花とおじさん」
鳩山良夫は作家。8年前に妻を亡くす。
その時抱きしめてくれた少年の手は細くて。従弟の明博は21になっていた。

コメディ色が強くて楽しい。
猫の表情がなんとも。
話もバラエティに富んでて面白かった。失敗がないよなー。
                         2009/8/09

《こんなふうにおススメ》
誰にでもおススメ出来る、もはや王道だと思う。


ラベル:山田ユギ
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2009年08月09日

僕にだって言い分がある

【僕にだって言い分がある】 全01巻  /山田 ユギ

3歳の時から椎茸農業を営む強烈な個性の祖父母の元に育った、“カバ新”こと樺谷新太郎。
両親は幼い頃に死んだと聞かされて育つ。椎茸は食べられない程キライだが、キノコを作るのはイヤじゃない。
幼馴染みの岡田悟志は、工場経営の父親と最近は喧嘩ばかりで、新太郎の知らない顔を見せるようになった。
その折り、新太郎の母が生きていたことを知る。

登場人物が多いのもこの作家さんの特徴。似た感じなのは、今 市子さん。
それぞれにしっかり人物設定がされているので話に厚みが出る。しかし、ストーリーメイクもしっかりされていないと無駄なキャラになるし、話がブレるのだが、それがないのがさすがと感じるのだ。

これも、ういうい路線。初恋が実ってめでたしなお話。
テンポも絶妙。

この一冊からユギ名義に変わる。
                         2009/8/08

《こんなふうにおススメ》
ちゃんとお話を読みたい、そんな時におススメの作家さん。


ラベル:山田ユギ
posted by zakuro at 18:44| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

太陽の下で笑え。

【太陽の下で笑え。】 全01巻  /山田 靫 (ユギ)

白石壮平、近沢(チカ)、直樹の三人は高校も一緒の幼馴染み。
25歳になって、ライターのチカとグラフィックデザイナーの直樹は一緒に事務所を借りる。
そのチカは10年、壮平に片想い。オープンなゲイの直樹はそんなチカを見守っている。
ルックスだけは良くいいかげんな壮平はヒモ生活が長かったが、やっと本来の夢、ボクサーの道に戻る。
チカは壮平への気持ちを持て余す。

初期の頃の作品で、ういういな感じ。
読んでいて失敗がないってすごい作家さんですよね。下地の強さなのかな〜?

服はお約束で変。

小さなガラスの空」に、直樹の過去編が収録されている。
水温む」には、同じ頃の直樹と鮎との関係。
                         2009/8/04

新装版は、この上にあげている↑他に収録されているのがまとめて入っているそう。
読むのなら新装版をオススメ。後書きは描き下ろし。
                         2009/12/16

《こんなふうにおススメ》
甘々だけどオトナな人たちがお好きな方に。

【新装版】

ラベル:山田靫 山田ユギ
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2009年08月07日

ロープマン

【ロープマン】 全01巻  /わたなべ あじあ

短篇集。
・表題作。「フィストマン」「ラブマン」
幼少の頃いたずらされて、縛らないとセックスできなくなった高校生の姫亞(きあ、きーちゃん)。そのきーちゃんにぞっこんの梓弄(しろう、シロ)。
変態的セックスのオンパレード。

・「箱庭ユウギ」
久しく行っていない祖母の家に向かった今村珊瑚。
知らない男、佐東大が住んでいて。

・「君は白馬の王子様」
飛行機の整備士の本山昇太郎。
仕事帰りに行き倒れていた男をうっかり介抱したらそのまま拉致られてしまう。
それはトカゲを愛する電波な男、矢田だった。

・「青い嵐」
未芳(みよし)と高木愛。
5年抱き合って捨てられて。愛はほんとは抱くのではなく、抱いてほしかった。

絵がひどくなっている気がするのは気のせい? 新しい出版のはず。

麻縄って煮るのか。この作家さんのお陰で余計な知識が増えてくる。
縄好きだなー。
てか、極めるとすごいってことがわかる。
でも知らなくても、いいような気がする。
                    2008/2/18

読み直し。
初心者には勧めない。けっこうディープなプレイが多いから(知識的に)。

絵はこなれたんだと感じた。
前から感じてたけど不思議な名前が多い。
なんだろう、とっても少女的な夢見るものと、マニアックな変態が同居しているのが面白い。
                    2009/8/06

《こんなふうにおススメ》
マニアックがお好みの方に。


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2009年08月06日

蝶よ花よ

【蝶よ花よ】 全01巻  /わたなべ あじあ

短篇集。
・表題作。「宝物は誰のもの」「宝物は僕のもの」「伝説の魔性」
継母の弟の香月(こうづき)に育てられた玉緒。
香月はかつては伝説の族長だったが,今はすっかり丸い。しかも預かった玉緒を返せなくて、行方をくらました過去がある。
玉緒も20歳。いつの頃かその養父に惚れて。
恋人同士になってから、居場所を発見された父と継母と三つ子の弟たち、大学の同級生などを絡めての話も。

・「君の育て方」
公園で拾った男の子で隣りのビルでバイトしている“躾られていない”男の子、吉田レオを“肉奴隷”にしたいと妄想が暴走中の北村戒慈(かいじ)。あの手この手で調教する話。

・「誰にもあげない」
ヘタレな雑種男、五十士(いつじ)を調教する吾砂(あすな)。
こんなんばっかだ(笑)。

・「堕天使と踊ろう」
修道系の更生施設。入所早々施設の七割の男と交渉し謹慎させられた御手洗潤。
お堅い施設長の清水白徒(はくと)見守る中、だんだんと彼に惹かれていく。

面白い〜〜。視点が普通じゃない(笑)。
やっぱ変態。

極めれば、それはそれでエンタテイメントになるもんなのだなー。感心。

五十士に「わんこ」のルビに笑った。

まともな話はとてもうまい。
BLに関しては血肉になっているので、ストーリーメイクだけすればいいからなのか。
だけどそれが一番難しいものなのだ。

カラーの配色は無茶。
                         2008/2/17

《こんなふうにおススメ》
絵も独特で、読み応えあります。


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2009年08月05日

思い過ごしも恋の内

【思い過ごしも恋の内】 全01巻  /ヤマダ サクラコ

・表題作。
日野は彼と別れたばかり。
ゲイが集まるバーに行くと、好みの男がひとり。声をかけると、ノンケのその男が大声をあげた。
場所を変えて話を聞くと、同居中の甥の洋一の恋人が男だという。
日野もその岸田に興味はあったし、暇だったので相談に乗ることにする。

・「我侭言うのも恋の内」「心配するのも恋の内?」
日野に惚れていた秋生(あきお)に、良成が恋に落ちる。

・「隙間」
生徒会長の斎木に情事を見せつける男。気になって睡眠不足の斎木は、捕われていく。

・「more pain」
アキラは三度の飯より喧嘩が好き。
その日も喧嘩しているところ、男に拉致監禁される。相手は姉の大学時代の友人の南だった。
南はアキラに「主人になってほしい」と頼む。

・「eye」
眼鏡にまつわるショート。

・「プリムローズ」
ジェイミーは母の再婚で住み慣れた街から田舎に越す。
出会った少年、アーネストは美しく刺激的だった。

オチが上手いと、こんなに楽しいものなんですね。読み始めより、どんどん惹き込まれていく。

短篇の数が多すぎるのと、傾向がばらばらの作品で、読み辛いのが難点。
惜しい、面白いだけに。

作者曰く、「攻めが責められている共通項」らしい。
絵柄がとても変わるのは、掲載時期の関係。
                         2009/8/03

《こんなふうにおススメ》
面白いだけに、惜しいところが残念だけど、今後、楽しみです。


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2009年08月04日

ラ・ヴィ・アン・ローズ

【ラ・ヴィ・アン・ローズ】 全01巻  /ヤマダ サクラコ

短篇集。一軒のバーに集う人々のオムニバス形式。
・「恋愛小説家」
小説家の藤森は、学生時代に恋愛小説でデビュー。しかしそれは、好きだった住吉への想いを転嫁したものだった。
再度、恋愛小説の依頼がきて困り果てる。

・「好奇心は猫を殺す」
藤森ファンの少年、遠野はバーにやってきてウーロン茶で粘りながら待っている。
バイトの阿部と喧嘩して飛び出したところを、男にナンパされ、マスターの白石に助け舟を出される。

・「終末の近い週末」
可愛い顔をした芹沢には常連客も一目置いて、いつの間にか指定席が出来るようになっていた。手の早い篠田は早々に口説き落とし、一緒にいるようになって。
しかし別な意図があったのは……。

・表題作。
白石に対する阿部の思い。

・「BabyBlue」
白石が気になる阿部。彼がオーナーに口説かれるのを目の当たりにして。

・「さよならベイビー」
この一作のみ別な話。
マコトは、朝丘基一と宮津幸人と幼馴染み。大人になるにつれて、三人の関係性が少しづつ変わっていく。

・「AFTER」
白石とパーティーに出た阿部は悪酔いして。

「終末の…」は、やられた思いだった。うまい。
こういうの、文章で書けたら面白いだろうと感じたほど。
視点がずれるだけで面白いと感じさせる。タイトルしかり、まんまと作者の術中にはまっている。フランス映画を観ているみたいだ。

「さよなら…」は、別の本に収録してほしかった。
これだけニュアンスが違って、一気に現実に引き戻される。もっと余韻を楽しみたかった。
                         2009/8/02

《こんなふうにおススメ》
唸る。上手い。
できれば年に一冊、出版していただけたら嬉しい。
佐々倉コウ名義の一般作も気になる。


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2009年08月03日

ここにキスして

【ここにキスして】 全01巻  /ヤマダ サクラコ

短篇集。
・「好きさ好きさ好きさ」
バスケサークルの後輩の沢村一志は自分にメロメロだと直樹は思っている。
その一志はプロから誘われるほどバスケも上手で男前で人気者。
先に告白され先輩という立場で優位に立っているのだが、本当は不安で。

・「嘘つきのシンデレラ」
家出少年を保護した瀬田。ナツキと名乗る少年の嘘もわかっていたが、誘惑されてつい抱いてしまう。
矢野拓也が本名の少年は、しばらくぶりに姿をみせる。

・「the back of beyond」
侵入する、される喜び。
ハッカーの宮川貴史が私生活をハッキングされていく。

・「Love Me Do」
“ガキ”に恋してしまったホストの話。
佐伯は出張ホスト。ある日、呼ばれていくとアキラと名乗る少年がいた。

・「金魚」
現実から逃げて降り立った田舎の駅。高坂陽介は小さな宿に部屋を取る。
出会った少年、優との夏の日々。

・「可愛い人」
最後に直樹と後輩の一志の甘い番外編。

作者の初コミックス。

カラー、キレイ。
絵はさっぱりしているけど、嫌みもなく良い感じ。

三本目の短篇は、二本目のラストの絵から繋がっていて、心にふっと入り込んできた。
うまい。
ハッカーの設定は面白い。こういうのは今まで読んできたのにはなかった。

田舎で出会った少年の話は切なすぎた。
しんと残る余韻が良い。
                         2008/4/19

《こんなふうにおススメ》
じんわりくる良作。


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や【ヤマダサクラコ】

【ヤマダ サクラコ】 やまだ さくらこ  →佐々倉コウ(一般漫画)

ここにキスして
ラ・ヴィ・アン・ローズ
思い過ごしも恋の内
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2009年08月02日

ここからどうする?

【ここからどうする?】 全01巻  /三池 ろむこ

短篇集。
・表題作。
北高囲碁部の部長の浅沼は、ライバルの葵高の副部長で大将の白木栄とは、五分の勝負。
真剣勝負の向き合う時間が好きだったが、だんだんと欲が出てくる。

・「ずっと待っていた」
コンビニ店員の金井陸の癖は、爪を噛むこと。いつも来るサラリーマンの客の高遠に指摘され、ガムを買ってもらう。
それから彼の存在が気になるようになる。

・「美しき日々を」
擬人化もの。銀髪の犬神様の冬牙(とうや)は、ずっとその村を守る大犬神様の番人をしてきた。犬神様には200年に一度、嫁が授けられる。それが千秋だった。

・「素晴らしい世界」
眼鏡は現実逃避が出来るアイテムである近未来。
白石隆博は眼鏡店の店員に恋をする。

読み出しは、なんとなく手応えなくて「これは面白くないかな?」と期待せずにいた。
期待はずれではないけど、普通。
勝負の緊張感があまり伝わらず、残念。

スィートというより、甘々。
好きな人は好きだと思う。きっと評価が分かれる作品。

編集が乱暴。
傾向を併せてまとめれば良いのに。

擬人化のファンタジーはわりと面白かった。
これ、続かないのかな?
                         2009/8/02

《こんなふうにおススメ》
絵が好みのファンが多いと思う。


ラベル:三池ろむこ
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2009年08月01日

前略

【前略】 全01巻  /トジツキ ハジメ

・表題作が3話続く。
27歳、地味な郵便局員の八角達也(はっかく)。
住所が記されてない手紙が自分に届く。それはラブレターで差出人は男だった。
その相手、北沢涼助は毎日やってきて、無言で手紙を渡す高校生。
どう対処して良いかわからない八角だったが、彼の存在は日に日に大きくなっていく。

・「暗夜行」
黒瀬雄は、物理教師の樋口が常に視界に入る。樋口は無言で黒瀬の跡を追ってくるのだ。
むっとしてそのまま犯すが、樋口は抵抗しなかった。
黒瀬はいつの間にか、ずっと自分を追ってほしいと思うようになる。

・「夜の休止符」
いつも自分の背中を見つめていた弟。
兄の信夫(しのぶ)は、8つ歳下の弟の真人(まこと)を疎ましく思う。甘えてくるばかりの弟に圧倒的なピアノの才能があったからだ。
気づかれないように真人を突き放していた信夫だが、歪んでいたのは真人だった。

かなり評判になった作品。

表題作はういうい。
言葉の使い回しが美しい。

たぶん、話題性をもって語られたのは、続く二作の方だろう。
日常の中の狂気に潜むからこそのピュアさが印象に残る。
だけど、これも愛なんですよね。
                         2009/7/28

《こんなふうにおススメ》
表題作でういうい気分になってると、続く作品に面食らう。
かなり面白い。


posted by zakuro at 21:09| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

と【トジツキハジメ】

【トジツキ ハジメ】 とじつき はじめ

前略
posted by zakuro at 21:03| Comment(0) | 作家別【た行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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