2009年09月30日

アクマのひみつ

【アクマのひみつ】 全01巻  /高永 ひなこ

短篇集。
・表題作。
マウロ神父が拾った変わった角と尻尾をはやしたラウル。実は彼は幼い時に次元の隙間に落ちた淫魔だった。
二編めは、兄の悪魔バルドレがラウルを迎えに来る。
描き下ろしは、魔界の話。バルドレとサハン。サハンは淫魔でバルドレの元恋人。

・「無駄なことしましょ」
萩野修二は無駄なことがキライ。町中でナンパされた相手が男で、それも無駄。
ところがそいつは、教職実習で出向いた高校の生徒、沢渡健也で。

・「冬が来る前に」
ちょっとしたきっかけで仲良くなった友だち。友野は弓場に告白されたけど自分の気持ちに踏ん切りがつかなくて、保留にし続ける。
大学に入り、何度かメールをもらったが会わずにいる。冬がくる前に会いたいともらったメールに返事が出せずにいたら。

エロい。描き下ろしが特に。そうか、エロいってこういうことか。
他の作家さんが違うのは、感情とか表情とかが描かれていないこと。この高永ひなこさんはその表現が豊か。それが読者を煽るんだと思う。
うまいなあ。もろに描けば良いってことじゃないんだよな。学んだ。

見開きがうまい。繋がっていない絵なんだけど、構成がよくできている。
「冬が来る前に」は、情緒があって良かった。
                         2008/4/07

暴君」がわりとエロいので、読み直しても感じなかったけど、そうですね、最近の作品傾向はBL全体的にますますエロくなってきてますもんね。
他の作家さんもその傾向なのも、BLの過渡期なんでしようね。
ラウルの兄さんの呆れ顔に笑った。
                         2009/9/23

《こんなふうにおススメ》
好みはありますが、この作家さんの入門にも良いかも。



ラベル:高永ひなこ
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2009年09月29日

愛と欲望は学園で 09巻まで

【愛と欲望は学園で】 09巻まで  /梅沢 はな

性を仕事にしていくためのエロスを教えるフルブルーム学園を舞台に、いろんな人物が入り乱れて、なんでもありのラブコメディ。

あまりにも設定が突飛すぎてバカらしくて、ここまでいってしまうと何でもありだなと、大爆笑した。ここまで振り切っちゃうとかえって受け入れやすい作品。
面白くて好き。
この作品を読んで、ある意味、BLに対して吹っ切れた気がする。それまでおバカ設定を受け入れられなかったのだ。
作者もよくわかっていて、ここまでバカだとどうよ? って挑戦している感じ。おかしすぎる。
絵もきれい。頑張って続けてほしい。期待。
                         2007/11、2008/2
                         2008/8/02UP

7巻/
会長と夜京儀のカップル。ギイの弟の六波羅次と宵宮祭の話。ギイと葉流の話。

バカバカしさは変わらず全開。だけど切なさも入っているんだよね、この作品。それをこの巻でも感じた。
ギイとハルの話が一番人気って、どれだけBLファンも変態なのかと思う(苦笑)。
それぞれの名前のつけ方は前から気にはなっている。
                         2008/10/29

《こんな人におススメ》笑いたい人、そしてエッチ度高めが好きな人に。

UP追記>
人気作品ですね。初めて読んだときはまだBLを読み出したばかりの頃で、まず驚いた。その世界観、そして設定にびっくりしたのを覚えています。
あり得ねー! とツッコミを入れながら、そのバカバカしさにそのぶっ飛びように、呆れるのを通り越して、感慨深いものを感じてしまいました(笑)。たぶんこの作品で、BL的ファンタジーを受け入れることができるようになった気がします……。
                         2008/10/30UP


8巻/
超人気ホストのカイと、今はマネージャーになった高原。二人の前に高原の昔の男の古屋が現れる。
名神と遊水のラブラブは相変わらずだが、遊水に不安がよぎる。それは体の変化を伴って。
久々に休日を一緒にした李とガイル。
学園長秘書のイオンが攫われて、次巻へ。

絵のアオリが上手いんだな。それにやっと気づいた。
話はマンネリ化してきてしまった。もう新鮮さはないかも。この作品は設定の勝利で、ストーリーメイクはそれほどでもない。残念。
デフォルメキャラはかわいい。

十年近く経ってたら携帯電話は換えるよね?それに高原の写真がいつまでもあるのは不自然。転送していたとしても、だ。

遊水が一週間であんなに変化するのも……。
まあ、ツッコミどころを楽しむ作品だから、それで良いのか……。
                         2009/2/19
                         2009/2/20UP

9巻/
攫われたイオンを助けにいく園長の浅葱。少しだけ浅葱の過去に触れられる。
葉流とギイ。カーマスートラの伝道師の授業に出た葉流だが。だんだん自分の気持ちに気付き始める。
会長の海老原無我に振り回されてキレる夜京儀。

つくづく思う、設定とエッチだけで出来てる作品。
浅葱の過去はもっとストーリーに絡めても良かったのでは?
それからイオンが必死になった時計はあの場で手元に返った方が、イオンの行為が強調された。
でもまあ、弾けてなんぼの作品だから、良いんだろうなー。

すごい、9巻ですよ。できればBL連載の最長記録になってほしい。
                         2009/9/26


ラベル:梅沢はな
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2009年09月28日

ハニートラップ

【ハニートラップ】 全01巻  /高井戸 あけみ

表題作。メイクアップアーティストの品崎涼次(りょうじ)。行きつけの店で大学生の篠田和仁に出会い、そのままお持ち帰りするが、シャワーを浴びようとした時、涼次のバッグを開いている和仁に気付く。
戒めて付き合うようになったが、雑誌に涼次の作品が盗用されて。

・「サタニストの愛情」
大手総合デベロッパーの社長、常木杉也。先代が亡くなり、役職を引き継いでから苛つく毎日。
ある雨の晩、ライバル会社の建設予定地で、ひとりの青年が佇んでいるのを見かける。その場で倒れた青年、岩田郁未を介抱して、彼がライバル会社の社長の多治見を殺そうとしていることを知る。

・「その件につきましてちょっと」
前島は会社の先輩の梢が好きでよく見ていた。梢の同期の結婚が決まってから、彼が苛ついていたことも知っている。梢を飲みに誘いだしたが。

今更ながら思う。早い時期にこの作家さんに出会って良かった。BL慣れしちゃってたら、この面白さがわからなかったかもしれない。
もさっぱりしすぎだし、濃厚なシーンもないのに、余韻と余白だけで読ませる凄さ。
漫画家じゃないけど、こんなの真似できない。
どの作品も空気は一緒なんだけど、好きになっちゃうんだよね。もはや魔法だ。
                         2009/9/26

《こんなふうにおススメ》
好きな作家さんなので、評価は甘いです。
2話目は続くと楽しい。



ラベル:高井戸あけみ
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2009年09月27日

微熱青年 -おぼれてしまえ!-

【微熱青年 -おぼれてしまえ!- 完全版】 全01巻  /えのもと 椿

大手おもちゃ会社に就職した間室慎二。本社営業部に配属になり、一ヶ月。
面接の時に声をかけて緊張を解してくれたデザイン部の巳神摘義(みかみつむぎ)が気になって、彼女もいるのに巳神を夢にまで見る日々。
同僚とホテルのラウンジで飲み直そうとした日、巳神がロビーにいるのに気づき思わず声をかける。巳神に誘われてそのまま飲んで、キスされてしまい……関係を持ってしまうが。

あまあま。
この作家さんは受けが特徴的。気の強い巳神がかわいい。感情移入しやすいんだろうな、女性からの目線としては。上手い。
この作品は珍しく攻め目線。

話も面白かった。
女性キャラが出てきても、そんなに気にならないし、楽しく読めてごちそうさまでした。
この気楽さが、持ち味。
                         2008/4/04

《こんなふうにおススメ》
ちょっと大人のキャラの方が面白い、気楽に楽しめます。



ラベル:えのもと椿
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2009年09月26日

虜 -メインディッシュ-

【虜 -メインディッシュ-】 全01巻  /えのもと 椿

メイン・ディッシュ」のスピンオフ。
宗久の兄の浜田政宗と、ホテルオーナーの高藤の話。
学生社長としてソフト会社を興した政宗。取引先のオヤジにホテルで薬を盛られて苦しんでいるところ、高藤修磨に助けられる。高藤に抱かれて、政宗は自分の性癖に気づく。

こちらのが面白かった。兄ちゃんの天然ぶりも弟と張る。
でもずっと同じ作家さん読み続けてみて、恋愛がパターン化している気がする。
こういう男(攻め)が好きなんだろうな。
完全に受けが女の思考回路。

台詞が絶妙に上手い。感心しながら読んでた。

宗久たちも出てくる。祖父江光希がなんで「メイン♡ディッシュ」で戸惑っていたかもわかる。
                         2008/4/03

《こんなふうにおススメ》
前作が楽しめたら、こちらも。



ラベル:えのもと椿
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2009年09月25日

メイン・ディッシュ(完) 全04巻

【メイン・ディッシュ】  全04巻  /えのもと 椿

淫乱で顔とスタイルだけが良いだけの浮気性のバカ学生、浜田宗久(むねひさ)と、そんな彼を見守るクールな恋人、常磐惣司のバカップル物語。
ふらふらしている宗久を巨大な包容力で包む惣司。
二人に、医大生の伊達英二と橘宮樹も絡んできて。

4巻のスピンオフ「恋の境界線」は、宗久がバイトしているビデオ屋の風間潤平と祖父江光希の話で、祖父江は宗久の兄の政宗と繋がる。

短篇は「Don't worry, be happy」
大好きな花井京介先輩に玉砕覚悟で告白した松田洋志。振られるのを覚悟していたのに受け入れてもらえて。高校生のういうい初恋。

あまりにも宗久がバカすぎて、ツッコム気も失せて笑える。呆れながら楽しむ作品。
うまいなあ。アホの子過ぎて、可愛いとさえ思う。作者GJ!

スパンが長い連載だったので最初の絵と最後はかなり違う。

「惣司んちの子になる」って狙っているのがわかるけど、まんまとかわいいと乗せられてしまう。
なんといってもこんなふうに台詞が上手いんだよね、少女漫画は見習った方が良いのでは? でも、少女漫画になったらえぐいかもしれない。
王子様と言ってるけど、お姫様だ。

この作家さんの素晴らしいのは、これっきりで読み捨てでも後悔しないこと。それってお気楽でありがたい。そういう漫画もほしいよね。

このくらいバカなのも、良いなあ。女の子なら。

ダイヤに息を吹きかけて、曇りがすぐにとれるのは天然ものらしい。なるほど。
それから学生は薬を処方しちゃいけません。

面白かったし、長さも良かった。
短編のういういも、良かった。
スピンオフで「虜 -メインディッシュ-」がある。
                         2008/4/03

《こんな人におススメ》
ファンタジーBLに慣れている人には、オススメ。



ラベル:えのもと椿
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2009年09月24日

エゴイストな聖職者

【エゴイストな聖職者】 全01巻  /南 かずか

菅野裕(ゆう)は、高校の数学教師の佐野とつき合いだして半年。
もちろん隠れてつき合っているのだが同級生の幸田に怪しまれたり、成績が落ちてブラコンの兄の絢司(けんじ)に心配されたり。
後半は、佐野を好きだった生徒会長の須藤樺苗(かなえ)と、彼に夢中だった副会長の今岡の話。

初期の作品。
少女漫画設定で進むのは変わらず。何も考えずに読めるのはこれはこれなのかも。

性格設定として教師の佐野は最低。
鬼畜とかそういう設定ならまだしも、いくらエゴなのを差し引いても、阿呆だろと突っ込み入れたい。困ったちゃん設定ならそれはそれで面白く読める。

心情設定のご都合主義が苦手。
絵がオトメなのでもなく、おバカなキャラ設定でもなく、出てくるキャラがご都合なのが辛いのだ。
まあ、素直に読んで、こんなふうに愛されたいって願望が女子にはあるのね、みたいに思えれば良いのだろうけど。
                         2008/06/21

《こんな人におススメ》
ファンの方に。



ラベル:南かずか
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2009年09月23日

子羊捕獲ケーカク !! (完) 全03巻

【子羊捕獲ケーカク !!】  全03巻  /南 かずか

男子校、私立祥華学園の高等部寮。
久慈克貴(かつたか)と咲坂和臣は寮長と副寮長。夜な夜な双眼鏡で中等部寮を覗き込み、春に高等部にあがってくるかわいい天然カップル芳賀楓と桜野有紀(さくらのゆうき)のセックスを眺め、ふたりを狙っていた。
3巻は、生徒会長の藤原隆明、副会長の菱崎郁都が四人に邪魔に入る。

短篇。1巻「愛もなくちゃね」
佐伯秋斗は、本命いない歴18年。
隣に暮らす美少年、安斉響に一目惚れ。セフレになるが、それだけじゃもの足りなくなって。

先輩が、天然カップルのそれぞれを落とすまでの話。
エロゲーみたい。そこを楽しむ作品だったのか。

いつものこの作家さんのカラー全開。ファンは嬉しいんじゃないでしょうか。

まとまりはないけど、基本的に可愛い子とカッコいい先輩がやりまくるってだけの話なので、ストーリーはどーでもいいです。
単純に、エロなエンタテイメントとして楽しめました。
                         2008/2/27

《こんな人におススメ》
ファンの方に。



ラベル:南かずか
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2009年09月22日

危険な保健医カウンセラー

【危険な保健医カウンセラー】 全01巻  /みなみ 遥

倉橋涼は、好きな相手の中野悟志に思わずキスしてしまって。その友人には軽蔑され、翌日クラス中に知れ渡り孤立する。
傷ついた心を隠していた時、カウンセラーでもある保健医の橘芳明に抱かれてしまう。そしてずるずると関係を続けて……それを悟志に観られる、が。

スピンオフで「水の中で君を想うと」
水泳部の河合静(せい)は、同じ部の同級生藤堂が好き。
その恋心を中野悟志に相談、橘を紹介される。

いきなり変態包帯拘束プレイ。
保健室でこんなのしたら普通はバレるだろう? というツッコミは入れようとしたら、そういうストーリー展開になって笑った。しかもご都合主義で。

うーん、この作家さんを悪く言いすぎ? たまには褒めたい。
キャラの目がキレイで、それは好きです。
ファンタジーという意味では、この作家は秀逸かもしれないと思うようになってきた。
メールの告白は良かった。
                         2008/2/14

《こんな人におススメ》
ファンの方に。



ラベル:みなみ遥
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2009年09月21日

きみが恋に溺れる 02巻まで

【きみが恋に溺れる】 02巻まで  /高永 ひなこ

きみが恋に堕ちる」のスピンオフ。司の兄の主藤礼一郎の話。
陣内和史は呉服屋の藤乃屋の副店長。店長が引退し、次期店長は自分と張り切っていたら、社長の息子の主藤礼一郎が店長としてやってくる。その礼一郎は天然で、悪気が無く客を不愉快にさせ……陣内は振り回される。
しかしいつの間にか、陣内は礼一郎の相談相手になっていて。

「きみが恋に堕ちる」のストーリーを、礼一郎側からも見ているので、そちらも読んでいないとわかりにくい。

コマが大きくなった。

ヤバい、めちゃ面白かった。実は礼一郎は超天然だったという話。
こんなに天然だとは……。おもちゃみたい。
見ている分には面白いけど、実際にこういう人がそばにいたらうざいだろうな。
それを見守り、はたまた振り回される陣内を愛でる作品。

これがシリーズ化されるのを期待しています。
                         2008/3/02

2巻/
陣内を育てた先輩、本店の鬼島彰悟が展示会の打ち合わせにやってきて、礼一郎に興味を持つ。陣内は気が気ではない。ところが。

陣内のイライラ、空回りのひとり相撲を楽しむ作品なので、そこが萌えポイントの人だとすごく嬉しいと思う。そ
れにしても男同士の恋愛で、しかも実家だと遠慮しがちだと思うけど、それを意に介さない陣内って……。
                         2009/7/15

《こんなふうにおススメ》
恋する暴君」とはまた違ったタイプのカップリングで、それでもやっぱ攻めはヘタレてるんだな……。



ラベル:高永ひなこ
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2009年09月20日

きみが恋に堕ちる

【きみが恋に堕ちる】 全01巻  /高永 ひなこ

ずっと一緒に弓をひいてきた親友の主藤礼一郎への恋心を自覚した望月春は、黙って進路を変え弓道もやめ身を隠した。
4年が過ぎ礼一郎への想いは過去として決別したはずが、高校の国語教師として赴任した先に、偶然にも礼一郎の弟の司がいた。春が弓道のインターハイ常連だったことは、高校弓道部の顧問の記憶にあり、副顧問を頼まれるがそれを断る。
その司に告白されて。しかも司は過去の春の気持ちを知っていた。
「邪な気持ちだったから弓をひけなくなった」と話す春に、恋をしても弓はできる、インターハイで優勝してそれを証明すると、司は言い切る。

司、可愛すぎ。
春の自覚がもう少し遅いと三角関係でもっとじれじれ楽しめたのに、と思ったけどまとめ方は絶妙。

絵が美しくなったなー。線がきれい。
そればっかり言っているけど。
シリアス路線だけど、とっても楽しめた。

ここは個人的な好みだけど、礼一郎のキャラは、夏でも半袖のYシャツは着ないと思う。
勝手な願いですけど、描き分けてほしかった。ワガママすみません。好きだからこそ。

スピンオフが「きみが恋に溺れる」。
                         2008/3/02

《こんなふうにおススメ》
スピンオフの「きみが恋に溺れる」は、礼一郎が主役。
この話を礼一郎側から語っているので、これを読んでいないとよくわからない。



ラベル:高永ひなこ
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2009年09月19日

リバティ★リバティ

【リバティ★リバティ】 全01巻  /高永 ひなこ

ゴミ捨て場で酔っぱらって、地元ローカルケーブルテレビのカメラマン桑原紘喜(こうき)に拾われた矢市至(やいちいたる)。大暴れして紘喜の商売道具のカメラを壊してしまい、それを弁償することになる。
東京から大阪に来たばかりの訳ありな至は、紘喜の家に居候しながら、だんだんに彼らに馴染んでいく。実は彼らにもいろんな過去があり。

賛否両論だろうけど、私はけっこう好き。できればこのまま長篇にしてほしかった。
話は面白いし読み応えがあって、続きを読みたい。だけど作者は途中でバテてたので、それはないだろう。

ほんとに良い作家になったなー(←何様)。
絵もバランスもいい。話も面白いし。
こういう成長は、頭の良い人なんだろう(←何様)。
                         2008/3/02

《こんなふうにおススメ》
楽しかったです。
コメディの中に、ほろりする、そこが絶妙な作家さん。



ラベル:高永ひなこ
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2009年09月18日

Croquis

【Croquis(クロッキー)】 全01巻  /高永 ひなこ

・表題作。
佐々原凪(なぎ)はゲイのショウパブで働きながら、昼は美大で絵のモデル。性転換手術のために早くお金を貯めたかった。
美大で絵を描く一人、梶真司の視線がずっと気になっていて。

・「僕の初恋について」
初恋の想い出。鳥居は真面目な文学少年。社交的でスポーツマンの人気者、加茂田と本の趣味がいつも被って。
二人のそれぞれのサイドからの二つのストーリー。加茂田目線は描き下ろし。

・「星に願いを」
星嫌いになった真山聖(せい)。初恋の人大樹を天文に取られたような気がしている。

甘々だけど面白い。単純に楽しめた。

短篇もGOOD。初恋の話は切なすぎた。
なんでもかんでもくっつけばいいもんじゃない。

絵、キレイになったなあ。少女漫画っぽくなった。というのもあるけど、トーンの貼り方とか、見せ方がとても今風でコマのきり方も上手い。
ひとりの作家さんを追う面白さがある。
                          2008/3/01

《こんなふうにおススメ》
感想は一年半前のもの。
再読して、それも楽しかったです。



ラベル:高永ひなこ
posted by zakuro at 18:24| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

コイビト志願

【コイビト志願】 全01巻  /みなみ 遥

短篇集。
・表題作。卯月朋久、18歳。恋人と別れて半月の欲求不満。
銭湯であった結城正春に一目ボレしてそのままトイレで……。しかし素性がわからず、朋久は不安になる。

・「愛しいキミのくちびる」
芹沢藍(あおい)は、居眠りが癖の同級生紺野を、クラス委員長として起こしにいく役目で。その特権は、特別な想いが募っていた。

・「Sweet Home」
ショタ。理玖(りく)はママの恋人の芳之に特別にかわいがって貰う。

・「Attractive Body」
バスケ部のマネージャー、河合歩先輩に憧れて入部した、バレー部のエースアタッカーだった成嶋佑哉。片想いと思っていたが。

・「ボクの金髪うさぎくん」
幼なじみのアメリカ人クリスが夏休みで10年ぶりに遊びにきて、幼い時にした遊びを思い出してしまう桜未(おうみ)。

・「楽しい同室生活の条件」
塙雪弥は姉妹に囲まれて育ち、男子寮の学校に憧れる。同室はとっつきにくい先輩の京本洋司だった。

欲情しっぱなしのキャラたち。
腐女子のための言い訳ができる、リスクの少ないポルノ漫画って感じ。

カラダの線がやっぱ少女なんですけど……。

似たような話で飽きる。ストーリーはなく設定のみ。
作家まとめ読みは勧めない。

ショタはイヤだな。特に個人的な感想として。
                         2008/2/11

《こんな人におススメ》
エロければ良い方に。



ラベル:みなみ遥
posted by zakuro at 21:05| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月16日

SWEET -彼の甘い甘い味-

【SWEET -彼の甘い甘い味-】 全01巻  /みなみ 遥

ネット通販会社に勤める緒高優紫(おだかゆうし)は、惚れ込んでいるスイーツの販売を確保するために、ファンであるホテル、ロイヤルフォート東京に乗り込む。そこの“裏メニュー”が目当てだった。
しかし、交渉にあたった支配人の蓮乃辺凱也(はすのべよしなり)から出された条件は、彼の愛人になることだった。
最後にその後のお話も。

短編。・「コスプレカフェにようこそ!」
監原は学祭実行委員を好きな人の新堂とやれることになって。コスプレ三昧。

・「君を繋いでキスして抱きしめて」
澄貴(すみたか)と詩乃は先輩と後輩。つきあって8ヶ月だが、最後まではいってなくて。ちょっとSM。

「みかけによるじゃん!」と最初からツッコミ。
甘いルックスの主役に同僚が、見かけによらず甘いもの好きなんだろう? と尋ねたことについて。
つい、この作家さんはツッコミ入れたくなるんだよね。
ここまでたくさん読んでいると、もうファンになるしかない。

お話もお約束の甘々。
相変わらずの強引なキャラ。期待している人には美味しい。
そして相変わらずのやりまくり。ほんとに尊敬する。
そしてハッピーエンドも、ファンには安心できるお約束なんだと感じる。

短編も、エッチシーンが描きたい気持ちが全開でした。
                    2008/2/11、2009/9/15補完

《こんなふうにおススメ》
ファンの期待を裏切りません。



ラベル:みなみ遥
posted by zakuro at 23:44| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

隣の部屋のパラノイア

【隣の部屋のパラノイア】 全01巻  /南 かずか

橘雪斗の家に、幼なじみの同級生、鷹宮北斗が受験のために居候することになる。自由がかなくなると、雪斗は反対。父親同士が高校時代からの親友なのだ。雪斗たちも中学までは仲が良かったが、高校に入ってからはすっかり疎遠になっていた。
久しぶりに会った北斗はすっかり男らしくなって、なぜ自分が北斗から離れたのか、その理由を雪斗は思い出す。

南かずか名義。
相変わらずツッコミどころは満載。これはこれで読みやすい。心情とかは甘々。
                         2008/1/27

改めて感想のため、読み直し。
お約束のパターンは随所に。
少女漫画の絵でありながらエロすぎる絶妙なポジション。近頃はそれにすっかり納得している自分がいる。慣れたなー。

この作家さんは他のBLよりエッチシーンもずっとページ数が多くて、かえって冷静にまったく意味もなく、作家さんと編集者さんはどんなふうに打ち合わせするのだろう、とかいろいろ余計なことを考えながら読んでしまった。

荻島聖と雪斗の区別がつかない。
                         2009/9/15

《こんな人におススメ》
ファンタジーBLでエロさを追求される方に。


posted by zakuro at 23:49| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月14日

ダブルミンツ

【ダブルミンツ】 全01巻  /中村 明日美子

・表題作。
壱河光夫と市川光央。高校で同じクラスになる。読み方が同姓同名のため市川が画数で出席番号一番。
同族嫌悪なのか、市川光央はやたらと壱河光夫を構い、虐める。そして脅迫しながら「一生おまえは俺の犬だ」と言い放つ。
高校卒業してからは顔を合わせなくなっていたが、システムエンジニアになっていた壱河光夫に突然電話で「女を殺した」と話す。市川光央は暴力団のチンピラになっていた。そして、女の死体の始末を壱河につけろと言ってくる。
ショートの「雨」は、ふたりが日本を捨てたその後。

短編。「温室の果実」
政治家の第一秘書の村上壱吾は、先生の要望で、月に二三度、先生の前で男に抱かれるのを視られている。

重くて、なかなか感想が書けず。間を置いて再読して、キモチを整理する。

表題作の光夫と光央は、お互いを求めた情熱のはけ口が、倒錯と絡み合う。ある意味で純愛。
だけど、読中読後はきつい。読み手に逃げ場をつくらせないのがすごい。

「温室の果実」は、小説みたいだった。

胃にどんときた一冊。この重さがいい。
すごい作家だと改めて思う。
                         2009/8/15

《こんなふうにおススメ》
ずしっと沁み込みます。オススメ。



ラベル:中村明日美子
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2009年09月13日

王子様☆ゲーム

【王子様☆ゲーム】 全01巻  /高城 リョウ

一国の王子たち(兄弟)と、彼らを取り巻く人々との恋愛もの。
・「王子様vs奴隷」
のワガママな朱牙(しゅき)の元に奴隷として倣龍(ふぁんろん)がやってくる。
倣龍は朱牙が“想い出さなくて”イライラする。

・「王子様vs暗殺者」
第一王子の龍苑(りゅうえん)の元に送り込まれた暗殺者、青蘭。暗殺は失敗に終わったが、王子はそばに常にいて命を狙えと言う。

・「王子右腕vs王子左腕」
右大臣補佐の麗は、第一王子の龍苑に夢中。しかし、ライバルの左大臣補佐の雷に関わるうちに。

・「傭兵vs王子様(vs四銃士!?)」
第六王子の華月は傭兵の迅に惚れ、毎日城を抜け出してくる。それを四銃士のひとり朱雀がいつも迎えに来る。
登場人物の四コマ、スクランブル☆対決も。

設定は面白いんですが……。短編の中に工夫はされていた。
                         2007/12

伏線(そんな大げさではないけど)はさらりといくもので、何度も言われると気になって話にのめり込めないものですね。
それぞれに深かったら、もっと面白かったと思う。
後書きに笑った。
                         2009/9/12

《こんなふうにおススメ》
軽めのBLで楽しめます。



ラベル:高城リョウ
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2009年09月12日

守護霊様に憑いてコイ!

【守護霊様に憑いてコイ!】 全01巻  /高城 リョウ

聖は不慮の事故で死んでしまい、後悔の元に林果林の守護霊となる。
守護する果林を愛するあまり、今まで孤独にさせてしまっていたのだが、同じ立場の守護霊の凪を好きになってしまって……守護霊同士が関係を持つと、もう一方の人間同士にもシンクロしてしまうやっかいな法則があるのだ。
守護霊の凪を持つ保険医の鳳堂貴続(ほうどうたかつぐ)と果林、そしてSな凪とヘタレな聖の恋。
実は守護神だった凪に天界から迎えが来て……。
凪の元恋人、朔と京の話も。

・「鳳堂家の霊事情」
貴続の弟たち、優等生な次男の亜貴と、劣等生の弟貴教は仲が悪い。ところが彼らの守護霊の砕(さい)と羅衣(らい)が関係を持ってしまい。

ファンタジーBL。ばかばかしいけど笑えるのでよし。
ツッコミどころは満載だけど、あえてツッコむまい。
                         2007/11

感想書きと、コンプリート版入手で読み直しと追加。
朔と京の描き下ろしが増えている。

いろいろ読んだ後でもハチャメチャ感が……。笑った。
身分違いに悩む守護霊とか、守護霊が超人間くさい、それにも爆笑した。
                         2009/9/10

《こんなふうにおススメ》
ぶっ飛んだ設定に笑えます。



ラベル:高城リョウ
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2009年09月11日

DOLCE

【DOLCE(ドルチェ)】 全01巻  /北沢 きょう

表題作。
下町の開業20年のイタリアンレストラン「MIYA」。
料理長の宇佐美紀仁、料理音痴の見習い花野聖、人の話を聞かないいい加減な口先男のウエイター小宮大智、ピンチの状態で経営していた。
オーナーはここをイケメンレストランにするという。先代料理長だった父との約束もあり、伝統を大事にしたい宇佐美は反対するが、遊び人の息子の大智を更正させられたら、宇佐美の考えをのむと言うのだ。
その大智は宇佐美を昔から好きだったと言う。

・「ANTIPASTO(アンティパスタ)」
花野は、宇佐美と大智がキスしているところを見てしまい、自分がそういう意味で宇佐美が好きだったことを自覚、しかし同時に失恋してしまう。
宇佐美の友だちでMIYAの料理人、森永進にからかわれる毎日についキレてしまい。

タイトル、交換した方が話の内容に合ってましたね。

森永の意地悪は笑えないのもあって辛かった。

今までの作品は好感だったんだけど、これはどうもノレませんでした。
キャラの心情に寄り添うだけの感情移入ができなかった……。
                         2009/9/09

《こんなふうにおススメ》
絵はとてもキレイ。カラーも。


ラベル:北沢きょう
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2009年09月10日

グリーン・ピース

【グリーン・ピース】 全01巻  /北沢 きょう

短編集。
・表題作。
高校一年生の小坂部千紘(こさかべちひろ)。
家から近いのと偏差値で選ばざるをえなかった丘の上高校畜産科。変わり者の多いクラスメイトの中で、千紘にセクハラ的視線を送る川名吟二をパシリに使っていた。
夢を語る吟二が千紘には眩しくなってきて。
年子の愛川兄弟の番外編も。

・「GRADUATION」「AFTER SCHOOL」
月野涼と片峯祐典は親友同士だが、小学校の卒業式で祐典に告白してバカにされた涼は、復讐に親友の振りをして中学の卒業式にその縁を切ろうと計画するが。

・「HOME!」
宗助、アキは幼馴染み。親の離婚で宗助は気っ風の良いアキの祖父に引き取られ、一緒に暮らす。
宗助が好きだったアキは、自分の気持ちが息苦しく、高二で突き放す。寂しがりやの宗助はそれ以来遊び人になって。
大学に入って後悔の日々に、アキは。

絵の線が繊細でが大人っぽいのに、内容がういういの全編学生モノでなかなか良かった本。
カラーも美しい。
表題作、続きが読みたいなー。
                         2009/9/08

《こんなふうにおススメ》
まとまっていて、楽しく読めます。



ラベル:北沢きょう
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2009年09月08日

幻月楼奇譚 02巻まで

【幻月楼奇譚】 02巻まで  /今 市子

昭和初期頃。吉原の茶屋、幻月楼が舞台。
老舗の鶴亀味噌の跡取り息子、鶴来升一郎(つるぎしょういちろう)はそこそこなんでもこなす器用貧乏。しかしやりたいことがなくモノにならない。てんでダメな放蕩者 と噂になるほど。
理解があった父が突然事故死して、若旦那となるが、実は父親は殺されたのではと疑問を持つ。
幇間(ほうかん、太鼓持ち)の与三郎に目星をつけるが、盃に月が浮かんで、幻月楼の名の謂われをかつて父の伴をした時に女将から訊いたのを想い出す。
升一郎と与三郎コンビが巻き込まれながら、事件を解決していく。

一般漫画作品に載せたい。掲載誌がCharaなのでこちら。
百鬼夜行抄」なみの面白さで、しかも大人の粋さ、読者を限定してしまうのが惜しい。

この作家さんには余裕がある。
まるで余白が充分に残っている中で仕事をされているのかと思うくらいの、読み手に安心感を与える。
話が二重構造になっていて、そこに奥行きが出るものが多い。
ここまで話を考えつけたら、ほんとに楽しいよなー。すごい。
読み応えがある。

守っているようで守られている。
ふたりがだんだんと必要な関係になっていくのがじんわり。

昔の吉原文化を見てみたい。
櫻子の事件だけは、料亭の娘なのになぜ高級味噌の味を知らなかったのだろう?
                         2009/7/15

《こんなふうにおススメ》
読み応えがあり、読後感充実です。
BLカテゴリーは実に惜しい!


ラベル:今市子
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2009年09月06日

キング&プリンスシリーズ  02巻まで

【キング&プリンスシリーズ】 02巻まで  /藤崎 こう

01 キング&プリンス

村主敦(すぐりあつし)は大学でも人気。プリンスともて囃され、彼の主催のサークルの飲み会は他校生まで集まる。
敦の高校からの友人杉本隼人とツートップで、隼人はキングと呼ばれる。
しかし、敦は気にくわない。気に入った女の子はみな隼人に横から攫われるのだ。それでいまだ童貞だとは知られたくなかった。
すべてを知っている隼人は、敦にテクニックを伝授すると言い出し、ふたりのヒミツのレッスンが始まる。

もう一編「友達がいのない奴め!」
相澤結真は人付き合いが苦手。喧嘩を売られやすい毎日。学園きっての人気者の滝川亮伺(りょうじ)と連んで早5年。なぜ亮伺が正反対の自分を気にかけるのかわからなかった。

02 キング&プリンス+カイザー

隼人は敦に告白、ふたりはセックスする関係になったのだが、敦には隼人をどう感じているか自分自身がわからない。
OBの伝説の男、カイザーと呼ばれる榊原を交えて、ふたりのその後。この榊原がホスト相手の番外編も。

ショートで「Harem ハーレム」
淫乱王子の3P。

獣シリーズより好きかも。
この作家さん、笑いの要素があるのでそれが楽しいのに、獣シリーズはシリアス一辺倒で辛い。
こちらはその軽みがあるので楽しく読める。
ツンデレの敦がかわいい。
                         2009/9/05

《こんなふうにおススメ》
じれじれもエロさも健在で、ファンは楽しいシリーズ。



ラベル:藤崎こう
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2009年09月05日

開いてるドアから失礼しますよ

【開いてるドアから失礼しますよ】 全01巻  /山田 ユギ

最後のドアを閉めろ!」のスピンオフ。本田賢三のふたりの兄の話。
長男の正一は税務署に勤めている。次男の俊二は10年前から放浪中。
兄弟で養子の、血の繋がらない正一と、俊二の間に10年前にあった出来事。
その俊二が帰ってきて、正一の気持ちがかき乱される。

短編は「小間使いの日記」
お屋敷勤めの少年は、月に一度、若旦那の手紙を男のところに届ける。

こちらも面白い。
兄弟の葛藤もあるので、「最後のドアを閉めろ!」に比べるとほんの少しシリアス。タイトルはこんなにふざけているのに。

本田家の父母、良い味出してる。こんな夫婦、良いなあ。
HONDA村に行ってみたい。

墜ちた後の正一が可愛い。
                         2009/9/02

《こんなふうにおススメ》
「最後のドアを閉めろ!」とまとめてオススメ。



ラベル:山田ユギ
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2009年09月04日

最後のドアを閉めろ!(完) 全02巻

【最後のドアを閉めろ!】  全02巻 /山田 ユギ

27歳の永井篤は、大学の後輩で会社でも後輩の斉藤寿久が可愛くて仕方ない。その斉藤が結婚すると言い出して、その想いが恋だったことに気づく。
二次会にも出ずに大酔っぱらいして、新婦の会社の同僚で新婦の元カレ本田賢三の家に転がり込む。そこでキスしてしまい、それから本田が気になり出す。
斉藤の妻は、結婚式の晩に課長と駆け落ち、ショックの新郎は永井の元に駆け込んで。

2巻にもう一編。「誰にも愛されない」
三亀出版に勤める営業の飯島は、文芸編集担当の病気で人気作品の出版編集の代打を引き受ける羽目になる。
チェコ語を訳せる人物は限られていてしかも締め切りはタイト。紹介されて向かった先はなんと大学時代の同級生の日下克弘だった。

アニメにもなった作品。
面白いー。すごく楽しい。
まだ続くみたい? 友だちからもらった雑誌分のコピーが手元にあるから。でももしかしたら、どこかに収録されてるかも、だけど。
(追記/新装版にこちら収録されていました。斉藤くんの描き下ろしも)

正しい読み方は、1巻を読んだ後に、本田の兄たちの話であるスピンオフ「開いてるドアから失礼しますよ」を読んで、2巻に進む。
登場人物の関係がわかって面白さが増す。

展開の面白さは、舞台劇を観ているよう、この作家さんと今市子さんにはいつも思う。
誰かのシナリオの脇役なのではなく、みんなが自分主役の台本を持っているのだ。

「飲んで忘れられるわけでもないのに、飲まずにいられない。でも、次の日に忘れたいことが増えているのはどういうことだ」納得。

もっと長く続いて欲しい。
もうひとつの話の方も、なかなか。
                         2009/9/02

《こんなふうにおススメ》
スピンオフもまとめてオススメ。


ラベル:山田ユギ
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2009年09月03日

さあ恋におちたまえ(完) 全03巻

【さあ恋におちたまえ】  全03巻  /大和 名瀬

上品なお嬢様に憧れて、男ばかりの五人兄弟に長男、庶民の坂下のぼるは身分不相応な名門校の私立聖峰学園に、必死の勉強で特待生として入学する。
しかし入学してすぐに、背伸びと無謀だったことを悟る。そこには正真正銘の王子様、理事長の息子でお金持ちで頭も良くてかっこいい結城尚也がいたからだ。
その結城は変わり者なのか、のぼるに一目ボレする。しかし結城には裏の顔があって。

短篇
・「後ろの思うツボ」
灰原はクラスメイトで治療院の息子の久保田に背中の指圧をされることが多く、うざいと思っていたが、体調の悪い時に診てもらってからその真剣さに尊敬をおぼえるようになる。
そのうち久保田はクラスメイトたちにも指圧を頼まれるようになって、灰原はそれにいらついていく。

チビッコキャラ最高。双児の弟たちが可愛い。
恋愛に絡まなければ、この作家さんの描く子どもたちはかわいいんだよなー。
「子どもに冷たくしていいのは、アイスクリームだけ」名言。

バカップルのメロメロのラブコメで、ツッコミどころは満載なのがいい。
楽しいから眺めてにらにらしたい作家さんなのだ。落ちている時には最高。

短篇の心臓のツボにはやられた。
3巻表紙のエンジのバラの色がきれい。←そんな感想って。
                         2008/4/21

《こんなふうにおススメ》
楽しめます。


ラベル:大和名瀬
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2009年09月02日

Dear.ジェントルパパ(完) 全02巻

【Dear.ジェントルパパ】  全02巻  /大和 名瀬

岡晴彦17歳。クラスメイトで親友の三崎京太郎が、自分の恋人だと紹介してきた相手は小学生12歳の市井なおだった。
父親に「友だちして」も認めて貰えないかもと悩む京太郎に頼まれ、晴彦は、なおの父親広文に会う。
なおは彼が17歳の時の子どもで、広文はまだ若かった。
四人で過ごすうちに晴彦は、父親の広文に惹かれていってしまう。

1巻短篇は「恋愛修行」
相原龍太の家は、代々美銅家に仕える忍者だった。
龍太はその夢を叶えるべく、世界企業に成長した美銅グループの跡取り望に手紙を送り続ける。

楽しく気楽に読めました。絵も好きです。キレイ。
それにしてもこの作家さん、異常な子ども好き(BL的な意味で)。なお、めちゃ可愛い。

だんだん「母親」になっていく晴彦が笑える。
シリアスにじーんともさせてくれるばたばたコメディ。
2巻は出会ってから2年経って。
続きが読みたい。なおって攻めな気がするから。
                         2008/4/21

《こんなふうにおススメ》
ホントに楽しく読める作家さんです。



ラベル:大和名瀬
posted by zakuro at 00:57| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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