2010年02月28日

かわいいひと

【かわいいひと】 全01巻  /やまかみ 梨由

訳もわからず突然一年生に殴られた三年生の深山央孝(ひろたか)は、そこそこモテるし人望も篤い人気者。その殴ってきた相手は、成績優秀スポーツ万能と噂の立石花眺(かなが)だった。
再度殴られた時の台詞が「自覚がない」。いったい彼に何をしたのか。

花眺に振り回される央孝を愛でるお話。楽しい。
どんどん央孝が変態になっていく。でもかわいい話で好き。
「不毛という字はホモに似ている」ほんとだー。
                         2010/2/25

《こんなふうにおススメ》
楽しくかわいい話です。


ラベル:やまかみ梨由
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2010年02月27日

たからもの (完) 全04巻

【たからもの】 全04巻  /やまかみ 梨由

ガスも水道もない島育ちで、テレビやラジオにもほとんど触れたことのない天然野生児の相川尚之。両親を亡くして祖母と暮らしていたが、16になって世間を見てこいと都会に出される。
母の兄の家に世話になることになり。そこには従兄弟の小乃木智(おのぎさとし)がいた。2巻は尚之、高校に入学。伊藤誠太郎という親友もできる。

1巻短編「気持ちのゆくえ」
桐間逸希は、かつての家庭教師の教え子弓長航(ゆみながこう)と再会する。彼の激しさから逃げたかつての恋人だった。

「メロディ」
アンドロイドのスグルは歌姫のリリアと知り合う。訳ありの星でのファンタジー。

3巻「君とこのまま」
デビューしたばかりのボクサー和久井顕哉(けんや)の試合を観た早坂雨音(あまね)。その姿に夢中になり毎日練習を見学するようになる。

4巻短編「きみに会いに」
短期留学生で日本贔屓のイギリス人のヒューイに告白された笹村顕(あきら)は彼に振り回されている。

「約束」
親の作った借金で首が回らなくなっていた便利屋の結津(ゆず)は、依頼で敦弥を強姦する。

話は内側でぐるぐるしちゃって読者が取り残され気味。
いろいろと悩む尚之は良い子なんだろうけど、野生児で育ったら自然から学ぶ精神的強さもあるはずで、そういうのはまったく出てこない。幼さばかりクローズアップされていて歯がゆかった。
田舎の子はきっとこう、という乏しい思い込みで進んでる。リアリティーは求めてないけどあまり想像力が……。
実際私の友人はわざわざ島に引っ越し暮らし子育てしたが、子どもたちは素直はそのままで精神的にも逞しく都会でもまったく物怖じしない。中味も太い。そんな太陽みたいな脳天気な明るさが出ていたら、すごく楽しかったに違いない。
このお話、おばあちゃんがかっこいい設定なのにそれが孫に活かされてなくて、いつまでもぐるぐるを読むのはきつかった。
智も尚之もどちらも子ども過ぎて最後まで感情移入できず。

導入が映画の「クロコダイル・ダンディー」(何作目かは忘れましたが)と同じで笑った。
「メロディ」は面白かった。

恋人の時間」にスピンオフと短編の続き。
                         2010/2/23

《こんな人におススメ》
この作家さんのファンに。

【新装版】こちらに新たな描き下ろしあるかもですがNo Check。

ラベル:やまかみ梨由
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2010年02月26日

恋しかできないよ

【恋しかできないよ】 全01巻  /本庄 りえ

教師の梅原は、前任の男子校での元教え子泰岡蛍と再会する。蛍は大学に通いながら花屋でバイトしていて、梅原の高校の園芸部に配達に来ていたのだ。
それから飲み友だちとして会うようになったが、実はすべて蛍が仕組んだものだった。蛍はずっと梅原に片想いしていたのだ。

同じストーカーならここまでスマートに知能犯でいってほしいと思う。
それにしても梅原、鈍すぎ。そこが楽しいんだけど。

素朴な疑問。眼鏡外さないのだろうか?

絵がとくに好きな作家さん。人物を描くのにいろんな角度から挑戦している。偉いなぁ。
ストーリーもこの作家さんらしい感じ。Mな人だと思ってる。
                         2010/2/22

《こんなふうにおススメ》
初読のさっと読みではそんなにでも、と思いましたが、じっくり読むとじわじわきて良いです。


ラベル:本庄りえ
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2010年02月25日

恋愛ゼミ

【恋愛ゼミ】 全01巻  /CJ Michalski

・表題作。
恋愛をしたことのない重田麻紀はゼミの小野寺教授に片想い。家と同じ敷地内にある、祖母が大家のアパートの住人、同じゼミの吉岡尚也が男とキスしているのを見かけて、恋愛のレッスンを頼み込む。

・「恋したらマーメイド」
受験に失敗し母親から罵られた広瀬岬は自棄になって海に飛び込む。網にかかって助けられたが、その相手海藤洋一のヨットは遭難中だった。

・「森のクマさん」
ハイキング中に迷子になって通称クマさんに助けられた城。忘れ物をしたと半年後にまたやってくる。

ラビちゃんの可愛さは反則。
「森のクマさん」ってこの作者さんらしい作品。

後書きはいつも楽しみ。すでにこれが本編だと思ってる。
「なんで私に依頼するんだよ」に爆笑した。まったくだよ。応援してます。
                         2010/2/21

《こんなふうにおススメ》
まっとうにあろうと苦心が見えますが、変態加減も滲み出てます。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月24日

ゴチソウサマ

【ゴチソウサマ】 全01巻  /CJ Michalski

短編集。

・表題。「オカワリ」「イタダキマス」
俳優のようにかっこいい一条優(すぐる)の息子守に、手作り弁当を食べられ、そのまま住み込み家政夫に懇願された家事が得意な弘人。男やもめの優は国際線のパイロットでモテ男だった。
お互いに好きになっちゃいけない相手と思いつつ、飛行機の機体トラブルで優は自分の気持ちを自覚して。描き下ろしも。

・「そんな君が好き」「こんな僕でも好き?」
小6から女をかかしたことのない塚原洋平はカリスマ高校生17歳。廊下でぶつかったオタクの太田拓美に一目惚れするが、二次元しか興味ないと瞬殺で振られる。

・「もし身代わりの恋でも」
理久(りく)は双子の姉の美久が駆け落ちする決心を固めたのを知り、それを逃すために、その相手の黒岩信二の兄一也に、信二の相手は自分だと信じ込ませて監禁される。

この作家さんらしい少し変態チックな匂いがなんとも嬉しい。
たいていは登場人物のどちらかが思い込み激しくて相手の話を聞かないでますますややこしくしていくパターン。慣れるとおかしい。
このままフリーダムに野放し放牧されていてほしい。
                         2010/2/18

《こんなふうにおススメ》
笑いながら楽しい一冊。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月23日

いじわるな魔法

【いじわるな魔法】 全01巻  /二宮 悦巳(原作/高坂結城)

彗星学園二年坂井健人の5つ年上の幼馴染み、新任の国語教師の久世遥は、生徒には優しくキレイで人気がある。しかしその裏の性格を知っている健人は今まで遥に勝てたことがない。しかも健人のファーストキスの相手で。いつも振り回されて健人はいらいらしている。でもそれは。

ツッコミどころ満載なんだけど、遥先生が可愛いので良しとしよう(何様)。女王気味のツッパリ具合が愛らしい。
原作付き、小説が元ではない企画もの。
じれじれが楽しい。
                         2010/2/17

《こんなふうにおススメ》
なかなか好きです。原作付きの方が楽しい作家さんな気がする……。


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2010年02月22日

VIP席の住人

【VIP席の住人】 全01巻  /二宮 悦巳

短編集。
・表題作。「Stamp」
大学が終わってバイトの日々、大塚勇太の日常は規則的に動いている。この一ヶ月、夜の電車に乗り合わす若いサラリーマンは決まって寝込んで勇太に寄りかかる。そのひとときを勇太は楽しんでいた。
次の話はその熊谷龍樹と親しくなってからのこと。

・「シングルス」
旅行代理店の前で、出前中の岡健太に声をかけられた松坂光輝。光輝はひたすらひとりの男を待ち続けていた。

・「北緯35°のheroism」
舞台はインドから。ラクシュは12歳の時に3つ年上のカイラーサに励まされる。
5年後、そのお礼を言いたくて日本に留学している彼を捜しに来る。

・「日出づる国へようこそ」
ハーフのマーティン、苗字は山村。中味は大和魂に溢れる。
純粋日本人の石橋ワタルは海外生活が長く、日本語もろくに話せないのをマーティンが助けてくれて以来、彼に懐いている。

・「Plastic Moonlight」
かなりの自己中で協調性にかける国行千弘はシンセサイザーの腕は抜群で、バンドのメンバーは何も言えない。ギターの阿部史明とボーカルのイチロはそれに振り回される。

・「ねじれの糸」
鳴滝みのりは、百瀬ナツとつきあっている。ゲイでもないのにナツなら良い理由があると女友達に言われて、幼児体験を蘇らせる。

・「家族の肖像」
親戚の中で春来のみが、天涯孤独になった里見の味方だった。

作家さんの初のコミックス。
ファッションも絵も古いので奥付チェック。96年。雑誌掲載はそれよりずっと前。バブル弾けてまもなくくらい。
今のような縛りもないので匂わせる程度のBL。こういうのを読むと今は傾向がはっきりしているとわかる。

整理されてなくてかなり読みにくい箇所もあるが楽しそうに描いている感じが伝わる。
インドがマイブームだったんだろうな。「シングルス」の健太が働く店は喫茶店だがインド式。そして続く「北緯35°のheroism」にも繋がっている。
                         2010/2/17

《こんなふうにおススメ》
この作家さんのファンの方に。読みにくいけど時代的意味合いで懐かしい感じ。


ラベル:二宮悦巳
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2010年02月21日

センチメンタルガーデンラバー

【センチメンタルガーデンラバー】 全01巻  /小椋 ムク

短編集。
最初の3話は猫たちとの話。・表題。
比呂は両親を亡くしてから寂しい独り暮らし。野良猫のフジは比呂が好きでたまらない。しかし彼には恋人がいて、DV男だった。
同じ野良で子猫のシマに縄張りを示していると、フジが立ち向かう相手はその男だと諭される。フジは比呂を守りたくて神に祈り、夜のみ人間の姿を手に入れる。

・「アットホームホリデーラバー」
シマが主人公。比呂の元から旅立ち、気ままな旅というわけにいかず、空腹で倒れ落ちたのが滝の鞄の中。滝は恋人の縞と別れたばかり、その寂しさを感じてしばらく留まる。

・「I'm home!」
忙しい比呂を助けたくて孤軍奮闘のフジ。魚屋に追われ隠れたのが滝の鞄。そのまま家に連れて行かれ、シマに再会する。

・「こころから」
好き勝手に生きてきた鴫野(しぎの)は、警察に追われ近くのさくら書店に飛び込む。
店番していた桜井は本に夢中な少年。一冊の本から始まるふたりの交流。描き下ろしも。

・「右のてのひら 左のてのひら」
斉木兄弟は仲が特別良すぎて、兄はそれを親友におかしいと注意される。そんな時、弟の尚人が女子と一緒にいるのをみて。

・「そうして好きになっていく」
小谷は前の恋人と別れて一週間め。同じ部署の後輩久瀬に告白される。

・「いつもわらっていてほしい」
秘書の名取は優秀すぎて息が詰まると感じていた社長の 弱みを握ってみようとしたがいくら調べても何も出てこない。しかしそんな名取が目を輝かせているのをみて。

初めて読んだ作家さんの作品。2冊目のコミックス。
絵、素晴らしい。

いいなぁ。ファンタジーがちゃんとファンタジーだよっ(なんのこっちゃ)。

シマちゃんは言葉も望んだのでしゃべれる。この3話可愛すぎ。何気に続いてほしい。

導入に感心するところも。
繊細さとういういが同居で好きな路線。全体に優しさが滲んでいる。
これからとても期待。

「こころから」の描き下ろしはこの話がそのまま神!
カバー下もかわいい。
                         2010/2/10

《こんなふうにおススメ》
やられました。デビュー作にもすぐ手を伸ばした。多くの人にオススメできる作品。
積んどかないで読まないとなー。反省。


ラベル:小椋ムク
posted by zakuro at 04:30| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月20日

ふるえる夜のひみつごと

【ふるえる夜のひみつごと】 全01巻  /小椋 ムク

短編集。
・表題作。
高校に入学した古屋は、入学式の日にうるさい生徒を一括した小柄な同級生氷見智紀と、寮でのルームメイトになる。
古屋は幼い時の交通事故でライトが怖い。氷見も同じ年頃に田舎の山で迷子になり一晩過ごして暗闇恐怖症。

・「ただ、君を待つ」
財布を落とし痴漢に遭いリストラされて、ふと公園で見かけた傷だらけの男に上着をかけた。またその公園で眠りこけている彼に今度は傘を。
しばらくしてその男は来る日も来る日もその傘を差し上着を着て、ベンチに座っている。「待っている人がいる」と。

・「ラ・ラ・バイバイ」
安達は喋るのが苦手。屋上でひとりで歌を歌っているのを後輩の常盤に見られる。
しかし常磐から会いに来てくれ、安達のペースで話を聞いてくれるようになり。

・「ヒナの純情」
仁科は自分を信じてくれた教師を慕い、数年後ある私立の男子校の教壇に立つ。そこには街で見かけた青井純が男子生徒に迫られていた。

最初に読んだのは「センチメンタルガーデンラバー」。
だがこちらが初コミックス。

キャラ絵は最近の高永ひなこさんぽく、それを丁寧にした感じでキレイ。
スタイルや話作りに個性があって、読みやすいし楽しい。とくに話の目線は唸る。嬉しいなぁ。

ういういのはきゅーとくる。
あまり泣きすぎると頭痛がするの、よくわかる。
これからもっと楽しみ。
                         2010/2/11

《こんなふうにおススメ》
好きな作家さん発見。ういうい。


ラベル:小椋ムク
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2010年02月19日

コイノイロ

【コイノイロ】 全01巻  /上田 規代

短編集。
・表題作。
親友の平相手に妄想しているのがバレたらと気が気じゃない吉沢ナオ。ミス北高の前田ユリが数学教師とキスをしているのを目撃してしまい。双方の利害が一致、ふたりは付き合っている芝居を始める。しかしそれから平に避けられて。
「卒業旅行」も。

・「理想の恋人」
外ではしっかりしているがかなりだらしない牧野楓。好きだった同僚の結婚式の夜、ダメダメな友人で大学の後輩の佐々木俊男が転がり込んでくる。実は案外頼りになる男だった。

・「幸福論」
親友の松野和之に告白されたコータは和之を避け始める。5年前に振られて吹っ切った相手なのだ。友情だったらずっとそばにいられる。

・「笑顔の行方」
リゾートホテル、オーシャンマジックオリエンタルのベルボーイ、柏木洋介。マネージャーの佐古に片想い。だけど彼はノンケ。

・「MIX」
山崎と吉野は親友同士。ギリギリだった大学もともに合格、その日に山崎から告白される。恋人になるか、縁を切るかの二者択一を迫られて。

・「友情方程式」
杉本は好きな女子から親友新田へのラブレターを言付かりそうになり、パニクってそのまま告白してしまう。しかし。

作者の初コミックス。
上手いなー。まとまっている。最初の頃ではそれなりのレベルなのでは。

この一冊、かなり好き。ういういでかなりオススメ。
楽しい。絵も好き。今後もすごく楽しみ。

初Hの翌朝は世界が10割り増しに輝いて見える、に爆笑した。
                         2010/2/10

《こんなふうにおススメ》
良い作品集だと思います。オススメ。


ラベル:上田規代
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2010年02月18日

あなたは僕だけの花

【あなたは僕だけの花 】 全01巻  /やまかみ 梨由

短篇集。

・表題作。
高校からつきあってきた先輩の仲川に振られた後、言い寄ってきた相手木月久孝となあなあにつき合いはじめ、今は同棲している村瀬悠人。
かつては甘える方だったけど、愛情過多な久孝と自分の気持ちの変化に素直になれない。
番外編「お花のキモチ」も。

・「手をつないでいこう」
好きだった王子様の宮川彩祢(あやね)と同じクラスになれて喜んだのも束の間、いきなり相手から告白された潮見由希(ゆうき)。つき合ううちに。

・「おもいでになれない」
幼い恋はお互いを傷つけ合うだけだった。大学生になってその桜田雅行と再会した楯岡摂。

・「君がいい」
ずっと女の子に振られ続ける井沢睦(むつ)。つい幼なじみの親友高橋和希につき合おうと言ってしまう。
それから二年が経って、将来に不安を感じ始めて。

それなりに楽しめる。でも、短篇じゃ飽き足らなくなっているんだと思う。
                         2008/2/25

再読。
少女漫画だなー。甘々。
こういう作品のほうがBLに入りやすいとは思う。
                         2010/2/03

《こんなふうにおススメ》
初心者にオススメ。


ラベル:やまかみ梨由
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2010年02月17日

ときめきの生徒会室 (完) 全02巻

【ときめきの生徒会室】 全02巻  /やまかみ 梨由(原作/斑鳩サハラ)

かつては可愛かった幼馴染み源蘇芳(みなもとすおう)は、今や源氏の君と呼ばれるプレイボーイ。そして男子校の那智学園生徒会長として悪名を轟かせる。
隣人の蘇芳を守ろうと幼心に誓った海棠力也は、今は鬼の書記会計として蘇芳を支えるが、死の告知天使サン・ジュストとあだ名され蘇芳が持ち込む別れ話をイヤイヤ引き受けていた。
他の組み合わせは、副会長の阿久津直久と放送同好会の一年生藤枝忍(ふじえ)、前会長の深草章二と前副会長の麻生由真。
男子校の生徒会のメンバーを中心に起きる話。

絵が変わったなぁ、すっきりしてシャープ。とても読みやすい。
ネームの切り方も話の進み方も、これだけ整理されると設定だけでもいけるんだな。原作付きも大きい。

途中からすっかり少女漫画設定になってしまう。これは原作がそうだから? 究極に言ってしまえば、BLって基本は少女漫画と、ゲイ漫画のどちらかなんだな。
ところで。BLって、タバコ吸っている描写がやたらと多いんですが? ずっと疑問だったこと。
まだ続きそうな予感。
                         2008/2/25

感想のため再読。
初期の頃の感想がういういで楽しい。感想は残しておくものだなー。

ノリは女子校。かなりコメディ。笑った。
源蘇芳と海棠力也、攻めと受けが反対だったらなー。絵的には。(そこかい)
阿久津と藤枝を応援。
                         2010/2/06

《こんな人におススメ》
少女漫画の好きな方に。


posted by zakuro at 22:45| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月16日

同級生シリーズ

【同級生】 全01巻  
【卒業生 冬/春】 全02巻  /中村 明日美子

■ 同級生

草壁光は、クラスメイトの佐条利人が、合唱の授業で歌っていないことに気づく。学年でずば抜けた成績の佐条だから、バカにしているのだろうと思ったのだが、佐条がひとり教室で歌っているところに出くわし、目が悪くて黒板が見えなかったことを知り、自分自身でも驚くことに佐条に歌のレッスンをすることを申し出る。
男子校のクラスメイト同士のゆっくりとした初恋の話。普段だったら仲間にならない、バンドのギタリストで長髪の草壁と、優等生で電車のトラウマがある内気な佐条。お互い必要な存在になっていく姿を描く。

ずっと気になっていた作家さん。この方も「マンガエロティクスf」にも連載している。
これはBLだけど、他は一般作品が多い。

アートな絵だけど行き過ぎることはなく、内容は気軽に向き合えるものであるのも特筆すべき。漫画はエンタテイメントだものね。
でも、切なさ、甘酸っぱさ、トキメキはそのまま活かされて、最近はこういう少女漫画がないから寂しいのね、と思えた。余韻が残って、しばらく作品の印象が離れない。

ゆっくり丁寧に恋愛したいよね。他の作品も是非読みたい。
この作品のその後は是非に読みたいけど、続編の「卒業生」はただ今連載中とのこと。連載は、OPERA誌上。Vol.8は、ハラセンの悲しい過去。Vol.9から、卒業生。やばい、この雑誌も気になってきた。

「まじめに、ゆっくり、恋をしよう」が、この作品の作者からのメッセージ。
この作家さんの仕事への姿勢にも感じる。いいよね、スローワーキング。
                         2009/02/09

《こんな人におススメ》
トキメキがほしい方に。BL読まない人にも。
                         2009/02/09UP

■ 卒業生 冬/春

衝撃だった「同級生」のその後。

01 冬

卒業を間近にして、草壁光は音楽に、佐条利人は受験勉強に勤しむ。そのふたりの日々。原先生も悶々と。

流線型の図型が美しいなぁ。
草壁の優しさ、沁みた。はらせん、良い味だなー。
えぐいのもすごいけど、こういう優しい作品の方がこの作家さんは好き。エグいのはギャップが激しくて少しついていけない自分がいるのだ。これはこちらの未熟さ故。作品として素晴らしいのだけれど。

02 春

佐条の母が入院。佐条の方が参っていくのを草壁は見守りながら。
そして受験。草壁は臨時のギタリストとして南仏のイベントへ。卒業すれば離ればなれになるふたり。

これで完結。しみじみ。最後まで読めて幸せだった。

草壁が、ギターの音色が気になって探してきたCDは、シュガー・ベイブの「SONGS」。名盤。草壁が気にして話している曲は「DOWN TOWN」→視聴
同じCDを持っていて懐かしかった。エッジの効いたギターリフは伊藤銀次の演奏。
再結成したシュガー・ベイブを中野サンプラザに観に行ったのももう昔だ(※追記。94年の4月)。ちなみにこのシュガー・ベイブは、山下達郎、大貫妙子らが中心に活躍した70年代のグループ。

草壁の好きな音楽のルーツが見えてきてかなり嬉しくなった。
ういういを表現するとしたらやっぱこの辺りだよね。「ナイアガラ・トライアングル」になっちゃうと名盤だけどミーハー色が強くなる。こだわりそうな草壁を表現するなら、見事な選択。

京大受験で吉田神社をお参りすると落ちるという、けっこう知られているジンクスがあって心配したけど受かって良かった。
                         2010/2/11



シュガー・ベイブの「SONGS」

ラベル:中村明日美子
posted by zakuro at 07:39| Comment(1) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

毎日晴天!シリーズ 10巻まで

【毎日晴天!シリーズ】 10巻まで  /二宮 悦巳(原作/菅野彰)

01 毎日晴天! 全02巻
02 子供は止まらない 全02巻
03 チルドレンズ・タイム
04 子供の言い分 全02巻
05 いそがないで。
06 花屋の二階で 全02巻

東京下町竜頭町3丁目、SF雑誌「アシモフ」編集部に勤める帯刀大河(おびなたたいが)25歳。両親はすでに亡くなり、人生裏街道体験ルポライターで29歳元特攻隊長の豪快な姉志麻と、真面目な次男の大学生明信、血気盛ん三男でボクサーの丈、末っ子でブラコンの高校生真弓の、女ひとり男ばかり五兄弟と暮らす。
ところが、大河と高校の時に同級生、今は担当で看板作家の阿蘇芳秀(あすおう しゅう)がいきなり志麻と結婚したと言い出し、ここに住むと関西弁の喧嘩っぱやい勇太を連れて押しかけてきて。しかも志麻は原稿が終わらなかった秀を置いてひとりで南米に新婚旅行に出かけ、そのまま行方不明になってしまう。

02「子供は止まらない」勇太は真弓の高校に編入、同じクラスになる。ずっと一緒にいることで気づいた真弓の二面性と違和感。
03 高二になった勇太と真弓。
04 秀と勇太に溝が出来、勇太は家出してしまう。
05 大人編。秀の作品を別の作家からダメ出しされ、明信は留学を断り、大河は自分を見失う。
06 明信が目覚めると、花屋の二階に龍とふたりで裸で寝ていた。身体にも違和感があって。

下町ホームドラマ。原作有りのコミカライズ。

シリーズ表題作は、なんでこうなったかのネタバレは早々に気づいてしまうんだけど、大家族の楽しさが伝わって愉快。
竜頭町は向島あたりらしい。町内会の人々の豊かさもこの作品の魅力。
秀の性格、よくここまで描いたなぁ。感心。読み応えあり。この作家さん、とてもすごいと思う。がっつりと人間に踏み込んでいて、コミックスではまどろっこしく感じるところもあるけど、ショートカットしないでくれて良かった。BLのカテゴリーにはもったいない。

そして続く話は勇太と真弓に移る。
主役交代はBLではよくあるパターンの定番だけど、ここで気づくのは、生意気で我が儘だったり、手に負えなさそうなキャラの方が描きやすいということ。癖がある方が物語になるんだろうな。
「暴君」しかり「DOUBLE CALL」しかり。少女漫画でいえば「恋愛カタログ」がそうだった。
良い人同士の恋愛は、くっついた時点で物語が終了してしまうのだ。量読んできた今だから感じることだなぁ。
この作品においては小動物的小悪魔な真弓が可愛いのだ。

トトロネタには爆笑した。
「ツケはどこかで払う」「因果応報」こういうことって歳をとって気づく。沁みたなぁ。
「花屋の二階で」の、お詫びされて戸惑うポチに悶えた。
                         2010/2/12


ラベル:二宮悦巳 菅野彰
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に【二宮悦巳】

【二宮 悦巳】 にのみや えつみ

VIP席の住人
いじわるな魔法
毎日晴天!シリーズ
 01 毎日晴天!
 02 子供は止まらない
 03 チルドレンズ・タイム
 04 子供の言い分
 05 いそがないで。
 06 花屋の二階で
ラベル:二宮悦巳
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2010年02月14日

DEEP FLOWER

【DEEP FLOWER 】 全01巻  /やまかみ 梨由

館山圭は、ずっと憧れていた同じ学校のモデルをやっている同級生、園田皆耶(かいや)が好き。密かに皆耶の記事をスクラップしていたのだった。
高三のクラス替えで同じになり、その秘密が本人にバレてしまい。それからセックスだけの対象として虐げられる。自分を決してみてはくれない皆耶に、とうとう圭は……。

連続で読んでいるとだいぶ慣れてくる。
シリアスの方が面白い。でも、想像の範囲内のお話だなー。
作品数も進んで、だいぶエロくなってきています。
                         2008/2/25

感想UPのために再読。
設定は少女漫画の王道、「野良猫に優しくしていて気になり始めた」。内容も。
その分、読みやすさはある。
作者の狙ったメロドラマまではどろどろではない。
                         2010/2/02

《こんなふうにおススメ》
初読はまだ読み始めの頃。そんなにエロくないです。
さらっと読みやすい。


ラベル:やまかみ梨由
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2010年02月13日

KISS ME

【KISS ME】 全01巻  /やまかみ 梨由

安アパート山本荘に住む藤島康平の隣の部屋に越してきたのは、繊細な詩人の時枝泉。えらい美人で驚くが、生意気そうな男も同居していてよく睨まれ、康平にはどうでもよかった。ところが住んでいたのは、その美人ではなくて……康平はいつのまにか泉に巻き込まれていく。

シリアスな話。同人誌で発表したものの再録。95年。
だんだんうまくなっていく感じがした。それでもちょっと詰めの甘さが……。
テーマと行間にこめる想いって大事だー。

絵柄が少女漫画っぽくなってきて、なんかその現象が面白く感じた。少年漫画系美少年系の人は、少女漫画傾向にいくのかな?
                         2008/2/25

感想UPのための読み直し。
あれこれ事情を出すのが遅かった気がする。最後にまとめての羅列は残念。なんか問題も解決していない気がする。
                         2010/2/02

《こんなふうにおススメ》
気楽に読めます。15年前のもの。同人誌であれば、レベル高いと思う。


ラベル:やまかみ梨由
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2010年02月12日

恋するメイド少年 (完) 全02巻

【恋するメイド少年】 全02巻  /CJ Michalski

「桐生様にお仕えしろ」と祖母の今際の言葉で、小森栄太郎が名門桐生家に訪ねると先代はすでに亡くなって、跡を貴也が継いでいた。
そのまま突き返されるが、栄太郎は帰らないと門前に居座り、雨の中熱を出し倒れる。気になった貴也は調べて、小森家が維新前から仕え、15年前に去ったシズの孫と知る。
一生貴也様にお仕えします。栄太郎は桐生家のメイドになる。
2巻は栄太郎が高校に通い出して。

1巻に、「花火」
桐生家の昔の話。主役は貴也の祖父。
今は執事の平岡がまだ子どもの頃、母が管理人をしていた別荘に、若旦那様の良貴が訪れる。散歩に連れ出したところ、良貴はばったり出会った小森夏生(なつお)に一目惚れする。本編の主人公たちの先祖のちょっと悲しいお話。

短編「ただ側にいて触れていて」
最年少で文学賞を受賞した倉賀野椋(りょう)のファンの山崎圭太。文芸出版社にバイトが決まった日、倉賀野の原稿を取ってこいと編集長に言われる。休筆している倉賀野には事情があった。

貴也命!の仔犬のような栄太郎の可愛さを愛でる本。
そして「エマ」BL版。身分を超えた(性別も)恋。ああ、大河ドラマ。そこまで大げさじゃないけど。
ちょっと意地悪だけど庇ってくれる先輩メイドや、ご主人様の婚約者が底意地の悪いのも学校が桐生学園なのも、お約束。
貴也様アンテナ可愛い。
読んでて楽しい作家さん。はまる。
                         2010/2/03

《こんなふうにおススメ》
この昼メロチックが癖になります。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月11日

たとえ囚われの恋でも (完) 全02巻

【たとえ囚われの恋でも】 全02巻  /CJ Michalski

蘇芳財閥の跡取りである穂澄。両親が事故で亡くなってから祖父の過保護は酷くなり、通学も送り迎えで自由が全くない籠の中の鳥。
下校中、穂澄の乗った車が接触事故に遭う。クビを恐れた運転手の動揺と、先方の神崎尚吾(しょうご)の手際の良い配慮で、穂澄はこのことを胸に納めてしまう。しかし優しかった神崎を忘れられず、こっそり連絡を取り、家を抜け出して。
神崎に会った途端に気を失い、気づくと全裸で拘束されていた。そこで穂澄は、これが用意周到な誘拐だったことに気づいて。断崖絶壁の海に囲まれた孤島で、復讐に駆られた男に調教されていく。
番外編は、秘書の広岡の恋。

戦国時代から幕府の頃にあったような悪徳話を現代に置き換えたようなストーリー。なるほど。
こういう大げさな話がなんて似合う作家さんなんだろうかとひたすら感心する。
2冊揃ってから読むのをオススメ。でないと放置で悶える。
後書きの過熱ぶりがすっかり楽しみ。
                         2010/2/03

《こんなふうにおススメ》
昼メロドラマっぷりがかなりオススメ。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月10日

いつか恋が叶うまで

【いつか恋が叶うまで】 全01巻  /CJ Michalski

リオ・キャンベルは物理学博士のジェイドによって、タイムマシンの原理で15年過去に送られる。着いたのは2005年、助けてくれた少年翠(すい)は孤独な高校生だった。次の実験は一ヶ月後。翠の家に居候しながら、ふたりは惹かれあう。
リオの過去編も。

ベタベタなメロドラマなんだけど、最初からでオチも読めるんだけど、かなり楽しめる。
やっぱBLはハーレクインでないとね。
はちゃめちゃコメディも楽しいけど、こういうのもいいですね。
ジェイド、美人過ぎる。この話も読みたい。かなり好きな作品。
安定しててバランスいい作家さんだなー。好きで描いてるのがわかる。
                         2010/2/02

《こんなふうに希望》
ジェイドの女王受けで、続きが読みたい。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月09日

僕のペットはサラリーマン

【僕のペットはサラリーマン】 全01巻  /CJ Michalski

短編集。全編はちゃめちゃラブコメ。

・表題作。
杉野直は愛犬ジョンと充実した日々を送っていた。ある日ボールを拾いに行こうと自動車の前に飛び出した直を庇ったジョンは跳ねられてしまう。ジョンの魂は、運転していた石崎に入ってしまい。直は優秀で人望もある課長の飼い主になる。

・「愛 戦士」「愛 狩人」
愛がなくなって久しい世界。愛を探し求める戦士、ラブウォリアー。今日も愛を助け出す。
そして愛の狩人、ラブハンターも登場。巻末の「愛 手品師」も。

・「Oh! Year!! Z」
遊園地で着ぐるみのバイトをしていた禅造は、仔猫を助ける為にジェットコースターに撥ねられ命を落とす。しかし宇宙侵略軍から地球を救うためZに改造されてしまい。死ぬ前に告白してきた武田への未練が残って、禅造は運命を受け入れる。

・「某伊豆・愛(ボーイズ・ラブ)」
通称ビリーとマイク、田舎の仲良し高校生。男同士のエロ本を拾い感化される。

とにかく笑える一冊。おかしすぎる。
暑苦しくてイイ! すっかり感化されてしまってる。
変なキャラ、最高。ウェスタン風味な2話目、笑った。大げさで無駄な見開きに作家さんの思いを受け取った。パブのオヤジに合掌。そんなんばっかり。
宇宙侵略軍の総督閣下、爆笑した。こういうの描いたら、並ぶ作家さんいないんじゃないかと思う。
どれも続いて欲しいなぁ。かなりオススメの一冊。
                         2010/2/02

《こんなふうにおススメ》
ある意味、この作家さん「らしい」。
私的には、かなりオススメなんですが、いかがでしょうか?


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月08日

心の鍵を見つけて

【心の鍵を見つけて】 全01巻  /CJ Michalski

・表題作。
1DKに住まう和人(かずと)は間宮財閥の妾の子。両親が亡くなって初めてその事実を知る。
唯一受け入れてくれた祖父の葬儀に本家で大怪我をし、本家の跡取りの清人(きよと)の世話係の東堂が、住み込みで和人の面倒を見ることになる。しかし清人は東堂にあるものを探させるために送り込んだのだった。

・「ショタリーマン」
短編。課長の冴木の上司に来た、部長の都築まもる。スキップしてのハーバードの院卒。数々のプロジェクトを成功させた天才。しかしまだ子ども……。

昼ドラと感想ブログで読んでいたが、まさにそんな感じ。途中、清人が気の毒だった。

「ショタリーマン」笑った。癒して仕事を取るって……いや、ありかも。
これはこれで連載もありなんじゃないでしょうかね。

後書きは癖になる。
                         2010/2/02

《こんなふうにおススメ》
シリアスモードと笑いと、二度美味しい。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月07日

壊れかけのオモチャ

【壊れかけのオモチャ】 全01巻  /CJ Michalski

・表題作。
花菱財閥のお坊ちゃま堅吾の遊び相手として住み込みで雇われた野々村忍は、大家族で育ち父の工場が傾いたため、長男として子どもながら責任を感じていた。
堅吾におもちゃ扱いされながら耐えていたが、堅吾の遊び方も変わって今では陵辱尽くされる日々。花菱財閥の力は大きく、名門花菱学園の生徒も堅吾のお気に入りには近づかない。
描き下ろしも。

・「夢見る頃を過ぎても」
温かい家庭を夢見る教師の若菜優は、婚約者に捨てられ結婚詐欺に遭い、自棄になって行きずりの男に抱かれる。翌日学校に来た卒業生が、その嶋田ユージだった。

・「太陽のプレイボーイ」
サーファーの大平洋を眺めているのが好きな平塚学。溺れかけて助けてもらったのをきっかけに泳ぎを教えてもらうことになる。

・「紙一重の大嫌い」
何代も続いている伝統ある企業のソーマ・エンタープライズのファッション部門社長の相馬ウィリアム優(すぐる)と、IT事業から急成長して大企業となったオザキ・コーポレーションの代表尾崎大輔は、幼い時からライバル同士。顔を合わせるといがみ合っている。

バランス良くなってきちゃったなー。上手くなってきて、変なところがほとんどない。それはそれで楽しいんだけど、やっぱ変態チックなのも期待しちゃう。

これもちゃんと楽しめます。
後書き笑った。大丈夫です! ついていってます。
                         2010/2/02

《こんなふうにおススメ》
気楽に楽しめます。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月06日

宅配キューピッド

【宅配キューピッド】 全01巻  /CJ Michalski

・表題作。
天野翼は人間の父と天使の母を持つ高校生。そろそろ天使か人間かを選ばなければならないが、翼は天使になろうと決めていた。それにはキューピッドの仕事を成功させねばならない。
神様は難易度の低いミッションを用意していたが、手違いで最高難易のものが翼に渡る。ターゲットは風俗店のオーナー亘理倫正(わたりのりまさ)。そしてそのお相手は。
描き下ろしも。

・「ラブ・ビーム!」
真面目で要領の悪い桑野。成績優秀、スポーツ万能でモテる先輩の高倉が好き。下校途中に助けたおじいさんから、相手を虜にするというラブ・ビームをもらう。

・「まるでシンデレラ!?みたいな」
旧家大徳寺家のお坊ちゃま優を好きになってしまった貧乏大学生の田中大作。新聞配達のバイトの陰から見ているばかり。
天界のラッキールーレットが大作を引き、ひとつだけ願いを叶えてもらうことになって。

・「いつまでもキミと」
武田和紀は入院生活が長い退屈な日々。そこに黒い羽根とともに格好いい男性が現れる。そのクロウに和紀は恋をする。

・「愛、絶叫(アイスクリーム)」
陸がアイスクリーム売りのバイトを続けているのは、いつも買いに来て公園で読書する京介に会いたいが為。

・「大きな夜空の下で」
5つ星の一流レストランラ・フェーをクビになった北原亮。ホームレスの阿久津徹也と知り合いスープを飲ませてもらう。それはラ・フェーにも劣らない味で。

最初の4編はおちゃめな神様シリーズ。神様、かわいい。甘々なお話。
4話目は感情移入しちゃって切なかった。

なんか割とまともになってきた。
バランス良く面白いっていうか。
                         2010/2/02

《こんなふうにおススメ》
甘々と軽いお話の好みの方に。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月05日

好きになっちゃいけない人

【好きになっちゃいけない人】 全01巻  /CJ Michalski

短編集。
・表題作。
亡き両親の代わりに恋人も作らずに働いて育ててくれた姉が連れてきた婚約者は、吉野朝人が一度だけ身体を売ってお金にし、しかも好きになってしまった有賀圭一郎だった。
有賀も忘れられなかった、婚約を解消すると言い出す。朝人は嬉しそうな姉を見て、婚約を解消しない代わりに、気が済むまで好きにさせるという条件をのむ。

・「ステキな山男」
一大スキー場にしようとし、山主と交渉決裂の会社は、ダメもとで新人の吉野春彦を送り込む。
吉野は勢いで赴くが足を滑らし崖から落ちる。助けてくれたのはマタギの陵太郎だった。

・「地図にない島」「二人の楽園」
南国に転勤中の芹沢直樹は、クルーザーで商談中嵐に遭い、地図にも載らない電気も通っていない自然の島に遭難する。
助けてくれた少年フェリチタに「結婚した」と告げられる。

・「リトルボーイズ・エッセイ」
作者のショタ談義。

これも、シリアスあり、お笑いありで、にぎやかな一冊。お得感満載。
タイトルだけでふく。熊、最高。お腹抱えた。
ツッコミどころは満載で、それすらネタで楽しい。
                         2010/2/02

《こんなふうにおススメ》
おバカっぽい話も楽しいです。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月04日

秘密な関係シリーズ (完) 全03巻

【秘密な関係シリーズ】 全03巻  /CJ Michalski

01 秘密な関係
02 ナイショな関係
03 ホントの関係

関東最大龍守(たつもり)組の跡目、龍守右京は、2年前に逃走中ラーメン屋で温かい感情を知る。そこのひとり息子小林カケルに一目惚れして。
しかし2年の間にラーメン小林はヤクザに騙され借金を作って、父はヤクザの喧嘩に巻き込まれ植物状態、大榊組の組長にカケルは狙われていた。ヤクザ嫌いのカケルを守るため、右京は変装して策を練る。

どたばたコメディ。すごく楽しかった。
カケルの天然ぶりも、右京の一途さも、はちゃめちゃ感も良い感じ。
3冊セットで読むのをオススメ。
いきなりエッチに突入する作品が多い作家さんなのに、なかなか進まないのがかえって新鮮。
                         2010/2/01

《こんなふうにおススメ》
右京の試行錯誤と、カケルの天然が楽しい。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月03日

前よりも誰よりも

【前よりも誰よりも】 全01巻  /CJ Michalski

短編集。

・「売春」
桐島凌平に雪成は300万で買われる。母亡き後アル中の父を抱えて路頭に迷っていたのだ。凌平は祖父から見合いを迫られ、苦し紛れにホモだと偽っていた。

・表題作。
早瀬純には忘れられない恋があった。新入社員で入社した会社は大手の桐島グループ。その社長の崇はなんとそのかつての恋人で。

・「我が儘」
世話係の大沢に我が儘ばかりの桐島友彰。

・「Bluish Spring」
学問一筋に生きてきた生物学の教授の山崎ひろしは、生徒の桜井尚也に恋をしている。片想いを抱えているが、研究中の若返りの薬を誤って自分に注射してしまい。

・「海亀卓球物語」
海亀高校ラグビー部の亀山は卓球部のアイドル竜崎乙彦に一目惚れ。転部を申し出るが、卓球部部長にこてんぱんにのされてしまう。

・「家族」
石井克也は息子の幼稚園生大樹に初恋の意味を尋ねられ、阿部浩幸との日々を思い出す。

・「桐島会長の苦悩」孫三兄弟と会長。

最初の3話とラストは登場人物は桐島グループ。会長に合掌。

そうか、この作家さんの面白さは、わざわざ余計な設定をつけるところだ。そこまでやんなくて良いじゃんの装飾が面白い。このあたりは大和名瀬さんのおかしさに通じるのかも。
そもそも参加できないBLなんだからとことんファンタジーでいいよね。その開き直りが気持ちいい。
コミカルな変態ぶりに笑った。いろいろと楽しい短編集。
                         2010/2/01

《こんなふうにおススメ》
桐島グループ会長を愛でよう。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月02日

時の羅針盤

【時の羅針盤】 全01巻  /CJ Michalski

高見沢真(しん)は、橘グループに父の会社を潰され、両親を自殺に追い込まれる。怨み一心で会社を復興、鳥羽に近づく。
しかしホームパーティーで出会った華奢な少年が頭から離れない。彼は、鳥羽一族の最後の末裔として“神”と呼ばれ、その予知能力で橘グループに悪徳な財をもたらしていたのだった。その暁人も真を忘れられず。
真は地下牢から暁人を連れ出すが、暁人の世話係の黒田ふたりの跡を追う。

運命の相手を追い求めるラブロマンス。
脇役のえぐさが最高。
なんか妙にはまる作家さん。えぐいとか、変とか、ブラックがどこかにある。
ういういが、ちょっとシミつきみたいな感じ。そこがオススメ。
                         2010/1/30

《こんなふうにおススメ》
コメディではないんだけど、なんかおかしいんだよね。そこがいい。


ラベル:CJ Michalski
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2010年02月01日

ボクのご主人様

【ボクのご主人様】 全01巻  /CJ Michalski

捨て子のショーンが、領主の跡継ぎのクレイグに一目惚れされ、未来の花嫁に所望される。シンデレラBL版。ふたりが結ばれるまではすっ飛ばして、ひたすららぶらぶ状態を描く。
ライバルのエミリオ登場。ショーンを庇ったクレイグは記憶喪失に。

・「恐怖のコブラ館」
ショート。両親を失い遠縁のおじの和彦に引き取られたしのぶ。そこには開かずの部屋があり。

ショタもの。話の端折り方に爆笑した。そして周囲の「さも当然!」みたいな受け入れ方も。まるで某マネキンドラマを観ているような、ブラックの入った笑いがこの作家さんの持ち味。
そしてなんだかんだとやりまくっているのが本筋。ほとんどのページがそれで埋め尽くされている。なんでもありだな。
変態よりの作者思考がじわじわくる。トーンの使い方もすごい!
ショートは表紙がインパクトありすぎ。
                         2010/1/30

《こんなふうにおススメ》
独特の世界観に笑えます。


ラベル:CJ Michalski
posted by zakuro at 04:05| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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