2008年07月18日

鬼闇花かがり

【鬼闇花かがり】 全01巻  /かんべ あきら(原作/島みのり)

※これはBLではありませんでした。すみません。でもニュアンスが有るのでこちら。

1375年、南北朝の頃の話。今熊野。
声聞師の家系である結崎座の舞い手の鬼夜叉(のちの世阿弥)は、鬼をつけられて、寵愛を受けている足利義満を倒そうとする何者かに利用されていた。
陰陽師の安倍有世に助けられ、弟子入りする。細川基之と有世の友情も描かれる。

うわ、やばい。最初から惹き込まれる好きな世界。
声聞師(しょうもじ)というのがあったなんて知らなかった。陰陽道を引き継いで、能などの芸能に分派した流れなのだそうだ。面白すぎる。もっと知りたい、調べたい。続きも読みたい。そして話そのものも面白い。
                         2008/5/02

《こんな人におススメ》BL系に入れちゃっていますが、普通のコミックとして面白いので全方位でおススメ。

UP追記>
いわゆる「河原者」の流れの元がここにもあるのだけど、それは「風姿花伝」が元々は口伝で伝えられたように、その中に芸術を通して、呪術的なもの、または口伝でしか伝えられない真言的なものがあるとしたら、それはこの声聞師の流れになるのかもしれない。
この頃の陰陽道は、道教に拝火教らのエキスも入って修験がさらに叩き上げてきているから、こうして分派していくことで、飛鳥・奈良時代の藤原以前のノリゴトを守る背景もあったかもしれない。そして、それが「密」なのかもしれない。
そんなことをつらつら考えながら、とても興奮したのを覚えています。
                         2008/7/18


ラベル:かんべあきら
posted by zakuro at 02:59| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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