2008年07月18日

凍る灼熱シリーズ 05巻まで

【凍る灼熱シリーズ】 05巻まで  /かんべ あきら

01 凍る灼熱
02 焔の鎖
03 蜜の烙印
04 烈華の雫 第01〜02巻
 (※まだ続いてます)

広瀬克実とその父の会社は、ミムロマテリアルの下請けだが、そのミムロがアジア進出に伴って仕事を切られてしまうことになる。陳情に行くがあまり手応えを得ながった。そこに克実に御曹司の御室由孝から呼び出しの電話がかかる。取引の一年契約と引き換えに克実は御室に自分を差し出すことになる。しかし、克実はその状況が辛く、ライバル会社のフォレストの若林に訴えるが……。

3巻からアラブの王子が出てきて、4作目は主役がそちらに変わっていく。
ワガママなシェリク王子が、克実にちょっかいを出す事件の後、日本にはご執心。警視庁の今井隼人と知り合い、興味が出て彼をボディーガードにする。強引に口説くが相手にされない。先輩である富田に想いがあるのではとシェリクは勘ぐり、富田と取引をする。
フォレストの若林と、ピアニストの高嶋成樹(しげき)の話も。

BLを読み始めた頃に読んだ作品。
感想を書いてなかったので読み返したけど、うまくできている。話も面白いし、バランスも良い。とくに絵の構成はきれい。
当時は比較する作品ストックが私の中に少なすぎて、よくわからなかった。もちろん細かいツッコミは入れたいけど、それだとBLそのものが成り立たなくなってしまう(BL作品はその存在そのものがツッコミ対象だから)。
これだけシリーズが続いているのも、面白いからだと思う。
束縛モノって人気があるんだなあー。主従関係が大胆になっていくのは好みが分かれると思うけど。そうやって束縛されること=絶対的な愛情っていうのに憧れがあるんだと思う。今や男性が優しくなりすぎちゃって強引に引っ張ってくれる有能な人、あまり見かけないもんね。
かなりハーレクインだけど、後半は完全にそうだけど、まとめ方はうまい。ほんとに女の子の願望が詰まっている。これが少女漫画だと、新條まゆになる。
若林は貧乏くじを引いて、ちょっと同情してしまう。束縛される関係は歪みがあるから、友人だったら反対するもんね、普通は。
BLに王子ものは珍しい。憧れる対象であっても自己投影はしないから。乙女系と違うのはそこの部分。
ついつい男性の絵は、足元に目がいってしまう。靴と足の大きさ、全体のバランス。この作者はそれも上手い。
                          2008/7/18




ラベル:かんべあきら
posted by zakuro at 03:10| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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