2008年08月10日

公使閣下の秘密外交 01巻まで

【公使閣下の秘密外交】 01巻まで  /新田 祐克

父は外務省トップまで上り詰めているサラブレッドの新人外交官、白石智宏。姉の婚約者の吉永孝司は、外務省の中でも注目に値する仕事ぶりで目覚ましい出世を遂げていた。
その公使である吉永の部下として智宏はタイに赴任するが、着任早々、飲みに行った店で男を漁っている吉永を目撃してしまう。吉永の本来の顔はスリルと求めがちな不安定さを持っていた。

職業ものを描いたらこのジャンルで一番の作家だと思う。もう面白くて仕方ない。すごい。
外交の駆け引きとリンクさせて、吉永と智宏の関係も探り合いでどちらが優位に立つかの駆け引き。職業柄回りくどい言い方ばかりで、感情の上に何枚も言葉を重ねて見えにくくしているけど、お互いに好きになっちゃったよね、という話。それが萌えになっているのだろうな。翻訳したら何より君が好きなんだよという(笑)。
構成、上手すぎる。外交のことはよくわからないけど、こんなに狐と狸の化かし合いなのか? 相当頭が回らないとやっていけない。これを楽しいと思える野心がないと肚の探り合いはきついだろうな。私みたいな単純バカには到底無理。
もちろん、ここで描かれる外交も表面的でディティールまで入ってはいないけど、もう少し入り込んで欲しい部分もあったけど、キホンは政治漫画じゃないので、それでも充分に面白い。
単純だから(笑)こういう作品に触れると政治とか真剣に勉強したくなる。世の中、あまりにも知らないことが多すぎるなぁ。
続編読みたい。なので勝手に、続編はあると仮定して表示(苦笑)。
                         2008/8/05

《こんなふうにおススメ》
この作品、面白かったです。ちゃんと働いているところ、見せてくれる作者で嬉しい。

ラベル:新田祐克
posted by zakuro at 00:23| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。