2008年08月19日

本当に、やさしい

【本当に、やさしい】 全01巻  /よしなが ふみ

短篇集。
・表題作。ヒモをしている悟は、喧嘩して同居の相手の首に手をかける。そのまま家を飛び出し公園で気持ちを落ち着かせている時、声をかけてきたのがゆうだった。
・「少しだけ意地悪な告白」 ショーンとギルバートはロースクールで一緒に学んだ。仲の良かったアビーと結婚したギルバートの家に、毎年結婚記念パーティーにはショーンは料理しに訪れて。
・昨日よりいつも違う日」 大学に落ち痴漢に間違えられ財布はすられ…人生最悪の日に大谷は親友の四宮に強姦される。
・「パンドラ」 江戸時代。辰と静の元に開かずの箱を開けてほしいと罪人がやってくる。
・「シノワズリ」 伯爵とその浮気相手の貴婦人の従者の話。
・「執事の分際」 フランス革命の時代、貴族のボンボン、アントワーヌととその執事クロードの話。

この人の作品は、気持ちをいっぱいいっぱいにしない。思いをぶつけてこないので、読んでいてとても楽。それが嬉しい。読みながら、頑張りたくない。
パンドラの箱の話は深かった。
すごい作家だとつくづく思う。なにしろ知識の幅が広い。
                         2008/6/19

《こんなふうにおススメ》
初期の頃の作品集。力があります、すごい。
ラストの短篇は、『愛とは夜に気付くもの』『執事の分際』に続きます。それぞれ内容も重複していますが、セットもの。よしなが執事シリーズです。




ラベル:よしながふみ
posted by zakuro at 00:05| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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