2008年09月01日

クマとインテリ-orso e intellettuale-

【クマとインテリ-orso e intellettuale-】 全01巻  /basso

短篇集。
・「con te」(コンテ) リストランテの給仕ネーリは、客に誘われ関係を持つ。その相手は元首相だった。それをセックスフレンドのアルビーノに話す。彼も政治家なのだ。
・「orso e intellettuale」(クマとインテリ) 元首相のファウスト・カッラーロ。バカンスに出かけてクマのような男ブルーノと知り合う。
・「Manifesto」(マニフェスト) ファウストの息子は、父親の秘書をしている。選挙を控えた晩に、選挙ポスターに落書きしていた男がいて。
・「ジェラートにまつわる3つの短編」マルチェッロのジェラテリーアを巡って。ひとつめは、ジェラート好きの三人の男が、ジェラートを食べながら世間話。ふたつめは、保守地区から立候補する政治家が恋人と別れようとする。彼がジェラート好きなのを知っていた恋人は、どうしても食べさせたくてそれだけのために会いにきた。最後は、マルチェッロの息子の話。
・「sigaro」(シーガロ) 世界禁煙デーで終日葉巻が吸えずに苛つくオリヴィエーロ。マルコにあやされ一日を過ごす。
・「ricco e riparatore」(金持ちと修理工) ショート。高級アパートメントの配水管の工事に来た男と、その家主の話。
・「黒山さんのニオイ」 黒山さんが単身赴任で勤務になって、雲井は嬉しそうだと同僚に言われる。その日も黒山さんは泊まっていって。

イタリア男、初老、スーツ、眼鏡。これがこの作家のアイテム。
この作品は、政治家で繋がっている。余韻が残る作品が多い。
ジェラートの話は泣きそうになった。
葉巻の話は、ショートなのになんだかセクシー。ちょっとした会話で二人の信頼と仲がわかる。いいなー、大人だ。
修理工の話のような、BLっていうカテゴリーを越えた、思い遣りのような話はすごく好き。
まいったなあ、この作家さん、大好き。bassoはイタリア語で最低値のこと。
                         2008/8/28

《こんなふうにおススメ》
いま、めっちゃはまっています。普通の漫画は「オノ・ナツメ」名義。面白すぎます。



ラベル:BASSO
posted by zakuro at 00:04| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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