雨宮真之介は、戸浦家の家政婦として住み込みで働くことになる。
そこには、クールな長男の好二、脚本家で調子の良い竜三、ゲイの高校生京五、部活に燃える小六(ころく)の兄弟がいた。
彼らの父、一(はじめ)は遊び人で、真之介は、もしかしたら自分の兄弟かもしれない彼らを見に来たのだった。
京五の親がストーキングしている理由など、まだまだ解明されてないこともある。
続きそうだなー。それだと歓迎。
真之介が竜三に落ちた理由がわからず、例えそれがいつものこの作家さんのパターンの、流されてなんとなく気にしているうちに……みたいなのだとしてもだ、感情が伝わってこない。そこの部分は今イチなんだけど、たるたるしながら流される感じは高井戸作品ならでは、で好き。
じわじわとくる、この作家さんの持ち味。かなり好き。なんでこんな空気が出せるんだろう?
長男と京五はどうなるのか。ここがくっついてしまうと……ふと気づく……全員ホモ兄弟って……。
これもBL的お約束?
2008/12/18
《こんなふうにおススメ》
この作家さんの醸し出す世界観は独特。良い感じに突き放されていて。すごく好きです。
ラベル:高井戸あけみ
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