2008年12月28日

好きになったら10まで数えろ

【好きになったら10まで数えろ】 全01巻  /高井戸 あけみ

短篇集。
・表題作は、『プリンスチャーミング』の加賀見が主役。医大生になった加賀見。友人と同居しているが、雨に降られ鍵を失くし、しかもその日に限ってデートで帰ってこない。初対面の隣人、水尾に助けられ、彼の部屋に一泊する。
その水尾は睡眠時に行動障害を起こす。それが原因のトラブルも抱えていた。水尾はそのストレスを加賀見と探っているうちに。

・「紳士のたしなみ」 出世頭の海崎課長。ラブリーな手作り弁当は女子社員の噂の的。作原は入社以来、その課長に片思いしている。その課長、実体はオトメな趣味の持ち主だった。

・「オトナのクチビル」 『マイ・ボディガード』の中の短篇、「リップサービス」の続き。
克博の気持ちを知っているのに、秘書の吉崎は以前と同じ態度に戻っている。会社に脅迫状が届き、克博の家が放火されてしまう。試験中は吉崎のマンションに預けられることになり。

・「花のない2月の森」 幼い頃、祖父の家のそばで出逢った美しい人。彼の養父が亡くなったのは中学生になる頃だった。恋心を自覚し、高二で祖父の葬式に出かけた時、彼を抱き締める。
大人になっても彼を忘れられずに。彼岸花の花言葉がきっかけになる。

・番外編「幸せになりそこねた男」 加賀見の真実が明らかになる!

続編が多い短篇集。相関図、真面目に欲しい。
表題作は、ファンが喜びそうな話。加賀見と同居しているのは、“あの”姐さん。
35度の恋愛熱』のドクターショッピングが趣味の千花も、加賀見と同じ学部の友人として登場。いい味出してます。加賀見って頭良かったんだなー。
欲望のまま流されていた加賀見なのに、手当たり次第だったのに、大人になったなーの言動が多々あり。そこにしみじみする作品。
ここには出てこないけど、先生や湯浅がシアワセなんだろうと思える。
番外編で、『プリンスチャーミング』の当初の予定が明かされてびっくり。でも、変更されて良かった。加賀見頑張れ。
                         2008/12/28

《こんなふうにおススメ》
続編読みたい方には特に。



ラベル:高井戸あけみ
posted by zakuro at 21:50| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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