「ワルイコトシタイ」のスピンオフ。
生徒会長の帝の親友、幸村修二は、幼い時からストーカーにあったり強姦されそうになったり、酷い目に遭ってきた。
そのお陰で中学生でグレる。
そんな頃、隣りに越してきた一級下の東雲隆一。更生した幸村と同じ高校に進学してくる。
幸村は、昔の喫煙写真で脅され、5分なら東雲の好きにしても良いという条件を呑む。
・「悪い子じゃいけません!」
弟の永遠を心配する二人の兄と、帝と永遠の図書館でのお勉強。
ああ、眼鏡男子萌えですか。
幸村が誰かに似ていると思ったら、テニプリの手塚だ!
そういうことを考えるようになってきた自分に驚いた。
記号的なんだけど、しかもBLのお約束がたっぷりなんだけど、面白かった。
2009/3/05
※ 数字が出版順。まだ続編刊行中。
01 「ワルイコトシタイ」の続編とスピンオフが、以下。
02 「悪いコでもイイ?」 二人の続編。
05 「ワルイ男でもイイ」が、三部め。
04 「嫌いじゃないけど」 生徒会副会長の幸村と、幼なじみで今は不良グループの東雲。
06 「恋じゃないけど」 幸村との東雲の続編。
03 「遊びじゃないの」の短篇、「アマイコトシタイ」が、生徒会書記の殿崎と後輩の音無。
07 「無慈悲なオトコ」が、帝と永遠の兄たち、相川久遠と白羽七王の話。
《こんなふうにおススメ》
このシリーズ、この作品が一番人気かもしれない。
ワルイコトシタイは、永遠が良い子過ぎるっていうか、天然過ぎるっていうか……そういう子がいると、話ってあまり広がらないもんなんだなーと最近思う。
ラベル:桜賀めい
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