2009年04月12日

専属で愛して

【専属で愛して】 全01巻  /みなみ 遥

短編集。全編サラリーマンもの。

・表題作。相田友希は25歳ながら大手に勤めるエリートサラリーマン。ストレスのある日は一流ホテルに泊まって、その日の気分で相手と一夜をともにする。
しかし、その日、相田の部屋に出張ホストの望月翔悟が間違えて到着、お互いに一目惚れしてしまう。番外編も。

・「その時愛は奪われた」
榛通グループの傘下の一社に運良く就職出来た佑夜。入社後そこが、かつて一晩のいきずりに抱かれた榛原智孝が社長を務めていることを知る。
佑夜は社長命令で傍に仕えるが、それはセクハラの日々。

ここからはショート。
・「愛のムチ 恋の密」部長が部下にミスを理由にセクハラする。

・「生徒会室へようこそ!」キチクな生徒会長辻堂と、英語教師で辻堂に遊ばれている泉原。

・「恋のレジェンド」 異世界ファンタジー。戦隊もの……一応。

・「失神ドクターの愛の診察室」 医師と看護士などなど。

・「舌先の甘い味」
失恋した雪沢晶氷(あきひ)は失恋して泣いているのを、教育実習生の矢之原に見られてしまう。

この人、やってるシーンさえ書ければ、なんでもありなんだな、とさえ思ってしまう。
それであれば、短篇はいかようにも作れるだろう。
編集部にとって、重宝な作家さんであることは間違いない。

プレイもの多し。ツッコミどころはかわらず満載。
サラリーマンのリアリティの無さとか、男性のセックスシーンのリアリティの無さとか。
人物設定の浅いところと、かなりの性格矛盾と。
昔の、それってないだろうっ!って言いたいトレンディドラマみたいなところがある。
でもそのリアリティをこの作家に求めるのが悪いと、逆にツッコまれそう。

この作者に関しては、今まであーだこうだといろいろと言いましたが、正直完敗です。もう偉いとしか言いようがない。
好きこそモノの上手なれとは言うけど、男同士のエッチ描いているときが珠玉の喜びなんだろうな。求められているから描いているのだろうけど、ここまで絡みシーンが好きならあっぱれ。
趣味妄想と実益が両立してる。伝わってきます。
似たような作品が多いBLの中で、自分の位置を確立しているし、ファン多いと思います。
出てくるタイプのキャラや属性もパターン化しているし、特筆すべきことは何もないんだけど……樋野 まつりが劣化したBL版、みたいな。
絵は上手い。でも、同じ傾向の絵でも、小田切 ほたるにはまだ多少のリアルさがあるのにね。そこも面白い。
まあ、セックス描写がいつまでも女性目線なのが気になるけど、それでもいいんだろうな、BLはファンタジー。
                         2008/1/27

追記分。
攻めの子が、少女漫画的主人公のカッコいいタイプなんだろうな。王子様だったり、憧れの人だったり。なるほど。
                         2009/04/13追記

《こんな人におススメ》
リーマンもの、好きな方へ。ツッコミどころも笑って読んでくださる、エロい方に。



ラベル:みなみ遥
posted by zakuro at 22:45| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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