売れてない脚本家の桜木圭吾は休暇中。自転車で全国を旅する大学休学中の今村敏喜(よしき)を、ヒッチハイクで拾う。
壊れた自転車がすぐに復活出来ないことがわかり、そのまま気まぐれに敏喜を泊まっている旅館に同泊させる。不眠症を抱えていた桜木は様々なストレスが重なって、そのまま敏喜に抱かれる。
桜木に憧れ、役者を目指していく今村も描かれていく。
まだこの作家さんのあれこれの作品、UPしていないのについ新作を上げてしまう。
最初の数ページだけ絵がなんか古いぞ、と思ったら、2005年に描かれたものも。
BLって単行本化、遅いですね。作家さんたちを応援したいぞ。
コマ運びが上手い。約一年ぶりにこの作家さんの作品を読んで、その上手さに驚く。
さすが。
桜木の目線で話が進み、モノローグは白文字で強調させている。
最初はそこまでやらなくても、と感じたが、いつの間にかスタイルになっているのも面白かった。
内容はまとまっているけど、割と軽めなのもこの作家さんの特徴。
多くを考えずに楽しめるBLの王道って感じ。
2009/5/10
《こんなふうにおススメ》
気楽に楽しめるのと、色気があるのが特徴の作家さん。
好きなひとりです。
ラベル:高永ひなこ
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