2009年05月26日

それは僕の愛じゃない

【それは僕の愛じゃない】 全01巻  /深井 結己

・表題作。
灰塚一総(かいづかかずのぶ)は、出版社の草方文芸社勤務。小説花舟の編集部で、小説家の嗣原貴秋(ゆきはらたかあき)を担当している。
一総は個人的に嗣原のファンで、まるで恋するように憧れていた。
一卵性双生児の弟、離婚した母親の姓を名乗る三波総太(みなみそうた)から頼み事の電話が入る。酔った総太が朝目覚めると、知らない男とベッドを共にしていたというのだ。実は、その相手の初恋が自分で、交際を望んでいるらしい、それを断って欲しいと……。
しぶしぶ一総が出向くと、その相手は秋原貴嗣。嗣原の本名だった。
複雑な気持ちを抱えて一総は自分を弟と偽り、嗣原とつき合う。

・「ウソツキの秘密」
市来(いちき)は、長谷川課長に密かに恋をしている。
期待していた社員旅行での課長は、いつもの姿とまったく違って。

・「なみのまにまに」
ベドルヌイ王国の織物研究の一人者、芳文化大学教授の荻原。ベドルヌイ王国王立大学客員教授になるため、大学を去る。
工藤は幼い頃、荻原の著書に触れて進路を決めたのだった。去る荻原に辛い気持ちを隠すため、送別会を欠席するが、その荻原が自宅に訪ねてくる。

・「誰かの大事な誰かのはなし」
表題作の番外編。双児たちはまた入れ替わって、嗣原を騙そうとするが。総太の恋の相手、トレーナーの檜垣も登場。続くようですね。

ちゃんと話を書こうとしているのが分かって心地よい。ありそうな話なのに、この発想はなかった、そう思わせる。上手い。

心情を描くのも上手い。やられた。
絵はあまり好みじゃないけど、味がある。

きっとこれからも読む作家さん。やっぱ、ストーリーですよねっ!
市来と長谷川課長の話は、続きを是非に読みたい。

一応、BLは、その作者さんの発刊順に読むようにしているのに(登場人物が繋がっていたり、リンクがあるから)、最新刊読んでしまった。
                         2009/5/24

《こんなふうにおススメ》
内容がいい。おススメ。



ラベル:深井結己
posted by zakuro at 00:32| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。