2009年08月01日

前略

【前略】 全01巻  /トジツキ ハジメ

・表題作が3話続く。
27歳、地味な郵便局員の八角達也(はっかく)。
住所が記されてない手紙が自分に届く。それはラブレターで差出人は男だった。
その相手、北沢涼助は毎日やってきて、無言で手紙を渡す高校生。
どう対処して良いかわからない八角だったが、彼の存在は日に日に大きくなっていく。

・「暗夜行」
黒瀬雄は、物理教師の樋口が常に視界に入る。樋口は無言で黒瀬の跡を追ってくるのだ。
むっとしてそのまま犯すが、樋口は抵抗しなかった。
黒瀬はいつの間にか、ずっと自分を追ってほしいと思うようになる。

・「夜の休止符」
いつも自分の背中を見つめていた弟。
兄の信夫(しのぶ)は、8つ歳下の弟の真人(まこと)を疎ましく思う。甘えてくるばかりの弟に圧倒的なピアノの才能があったからだ。
気づかれないように真人を突き放していた信夫だが、歪んでいたのは真人だった。

かなり評判になった作品。

表題作はういうい。
言葉の使い回しが美しい。

たぶん、話題性をもって語られたのは、続く二作の方だろう。
日常の中の狂気に潜むからこそのピュアさが印象に残る。
だけど、これも愛なんですよね。
                         2009/7/28

《こんなふうにおススメ》
表題作でういうい気分になってると、続く作品に面食らう。
かなり面白い。


posted by zakuro at 21:09| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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