2009年10月03日

足りない時間

【足りない時間】 全01巻  /日高 ショーコ

短編集。
・「感情サイン」
学年トップの渋谷を意識してしまう次点の三上。明るくて女子にももてる渋谷がちょっかいをかけてきてから、気になって仕方ない。
資料室にふたりで籠もっているところを教師の谷川に見られてしまう。

・表題作。前の話の教師の谷川がメイン。
高校の同級生で、かつての恋人だった洋介が泊まりに来るようになって二ヶ月。
洋介は今はフリーのデザイナーで、来るもの拒まず優柔不断の谷川とは正反対の性格。谷川と違って洋介には抱えている気持ちがあった。
「STAY」が続きで描き下ろし。洋介の目線で。

・「複雑で簡単」
門脇の上司西野が移動してきて一ヶ月。その西野は、門脇が友人と二丁目巡りをしていた時に知った相手だった。

・「右か左か」
北見瑛二は亡くなった両親の後を継いでコーヒー屋を営んでいる。今は東京の美大に通う老舗旅館の息子の黒田奎吾(けいご)はたまに戻ってきては瑛二を抱く。

・「遠距離恋愛」
検事の羽沢徹と、警察の管理官瀬尾はつきあって3年になるが、なかなか会う時間は取れない。羽沢に地方転勤の話が持ち上がって。

作者の初コミックス。うまい。
絵もキレイだし、アングルもコンテも絶妙。
話の面白さはムラがあるけど、今後にうんと期待。

「右か左か」の奎吾の姉の締める染め帯。柄が、欲しかった帯にそっくりでどきりとした。
そして、この話、この発想はなかった、閉め方が。うーむ、やられた。最後に一気に主導権を代える。

「遠距離恋愛」の続編読みたい。
「感情サイン」の続きは、「シグナル」に収録。
                         2009/9/29

《こんなふうにおススメ》
久々に「きた!」と思えた作家さん。すでにファン。



ラベル:日高ショーコ
posted by zakuro at 01:49| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。