2009年10月07日

画面の告白

【画面の告白】 全01巻  /まんだ 林檎

白石唯。漫画家でのペンネームはまんだ林檎。成人系のエロ漫画を描いているが貧乏生活。しかも童貞。アシスタントは大学の後輩、榛大介(はしばみ)。編集者からの注文はレイプモノ。
ネームに煮詰まっていると榛が酔っぱらってやってきて、そのまま強姦されてしまう。そしてそれが続いて……。まんだ林檎はいったいどうしたいのか?

作家の名と主人公が一緒なのは、栗本薫の「ぼくらの時代」を彷彿、と読み出したら。まさか最後まで読んで、それへのオマージュだったとは。

同人とかオタクとか、ディープな描写で若干びびる。
登場人物はほとんど実在人物。
法定伝染病って入院費タダなんだ! 知らなかった。

絵が古めだと思って読んでいたら……10年以上前の作品だった。
作風が面白いなー、でも内容は好きな感じじゃないなーと、斜めに読んでいたら、最後の最後でやられた。
7話目の扉でちょっと鳥肌たった。ああ、この感覚って。そうか、漫画だと思うから馴染めなかったんだ。文学に近い。
まんま「ぼくらの時代」でした。なんか目から3枚くらい落ちた。でも、元ネタ知らないと、読者は混乱するよね。作者が途中で破綻したと思うはず。
こんなネタ、仲間がいないと出来ない。
栗本薫の凄さを改めて思い知った。栗本薫をまた読み直したい。

作者のWEB見てみたら、栗本薫作品のコミカライズも手がけていて、妙に納得した。
普通の作品も読みたい。

ところでネタだろうとは思っていますが、作中で、なると真樹さん、生嶋 美弥さんが男性作家として登場するのですが、やっぱこれネタですよね?
男性BL作家(ゲイ漫画作家ではなく)って、松崎司さんは知られていますが……。教えてください〜。
                         2009/9/27

《こんなふうにおススメ》
栗本薫さんのファンにはオススメ。元ネタを知らないと、面白さはわからない。
ちなみにタイトルと表紙は、甲斐よしひろへのオマージュ。



【元ネタはこちら】


ラベル:まんだ林檎
posted by zakuro at 00:43| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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