2009年10月30日

君によりにし

【君によりにし】 全01巻  /木下 けい子

・表題作。
国文学者の父を亡くした医大生の橘大和は、通夜の晩に家のそばで佇むキレイな男を見る。親族だけの葬儀だからと焼香もせずに帰って行った。
彼、小野寺梓は父の助手で遺作の出版の為に家に来ていたが、なかなか性格がわかりにくかった。ある日、大和が名を呼ぶと狂ったように抱きついてきて、そのままふたりは抱き合う。大和はすぐに小野寺に溺れたが、小野寺が彼に抱かれた理由はまもなくわかって。
描き下ろしも。

・「スロウバラード」
高崎優矢は友人の結婚式で10年ぶりに坂本新太に会う。彼とは学生時代に恋人だった。

表題は、万葉集から。老後はじっくり古典と和歌に取り組みたいほどなので、嬉しい。
ういういと情熱が同居してて、じわっときた。

「スロウバラード」は、導入部分が上手すぎ。端的に性格を表現していて、すぐに物語に惹き込まれた。

しっとりじんわり。この空気、ほんとに好き。
                         2009/10/29

《こんなふうにおススメ》
久々にこの作家さんを読んだけど、やっぱ好きだー。空気が好き。



ラベル:木下けい子
posted by zakuro at 04:28| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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