2009年12月12日

冷蔵庫の中はからっぽ(完) 全02巻

【冷蔵庫の中はからっぽ】 全02巻  /山田 ユギ

医者の息子で跡取りの清水俊介。漫画家になりたいと親に言って勘当される。
一人暮らしの後輩、梅谷健吾(うめや)の元に転がり込む。清水が漫画に本気になったのは、梅谷が褒めたからだった。ぼんぼんで苦労を知らない清水は、白飯にマヨネーズをかけて食べるようなバイト生活のみで自活している梅谷の逞しさに甘えながらも、気持ちが傾いていく。

1巻には短編。
・「クライベイビー」
石鍋は幼馴染みで昔から泣き虫の情緒不安定だった沢口を放っておけない。小学校で親が離婚してからなおさらだった。
中学三年の今は、周囲もそれを理解し沢口の面倒は石鍋に頼む始末。
「あなたが好きです、大好きです。」は、ふたりが大人になってから。
ふたりが暮らす部屋に、石鍋が大学時代に家庭教師をしていた高校生の松田俊也が転がり込んでくる。

・「妻になってよ。」
OA機器メーカーの営業をしている児島和彦は飛び込みで入ったデザイン事務所で、昔の男で女にだらしないことが原因で別れた坂本整(ただし)に出会ってしまう。整はやり直そうと口説くが、和彦には二度と顔も見たくない相手だった。

梅谷の母親違いだけど家族仲の良いブラコンの妹が出てきて、ふたりの邪魔をしたり、清水のアシスタント先がBL作家だったり、いつもの大勢の脇役がわらわら出てきて盛り上げるお約束の展開なんだけど、それが楽しいんだよね。この大家族的な基本設定が生きているのは、この作家さんならでは、な気がする。

エッチシーン少なめと、後書きで自嘲気味でも、まぁ良いじゃないですかと言いたくなるような……。それも作風。
シマちゃん可愛い。
                         2009/12/11

《こんなふうにおススメ》
緩さに癒されます。


ラベル:山田ユギ
posted by zakuro at 19:11| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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