2010年02月15日

毎日晴天!シリーズ 10巻まで

【毎日晴天!シリーズ】 10巻まで  /二宮 悦巳(原作/菅野彰)

01 毎日晴天! 全02巻
02 子供は止まらない 全02巻
03 チルドレンズ・タイム
04 子供の言い分 全02巻
05 いそがないで。
06 花屋の二階で 全02巻

東京下町竜頭町3丁目、SF雑誌「アシモフ」編集部に勤める帯刀大河(おびなたたいが)25歳。両親はすでに亡くなり、人生裏街道体験ルポライターで29歳元特攻隊長の豪快な姉志麻と、真面目な次男の大学生明信、血気盛ん三男でボクサーの丈、末っ子でブラコンの高校生真弓の、女ひとり男ばかり五兄弟と暮らす。
ところが、大河と高校の時に同級生、今は担当で看板作家の阿蘇芳秀(あすおう しゅう)がいきなり志麻と結婚したと言い出し、ここに住むと関西弁の喧嘩っぱやい勇太を連れて押しかけてきて。しかも志麻は原稿が終わらなかった秀を置いてひとりで南米に新婚旅行に出かけ、そのまま行方不明になってしまう。

02「子供は止まらない」勇太は真弓の高校に編入、同じクラスになる。ずっと一緒にいることで気づいた真弓の二面性と違和感。
03 高二になった勇太と真弓。
04 秀と勇太に溝が出来、勇太は家出してしまう。
05 大人編。秀の作品を別の作家からダメ出しされ、明信は留学を断り、大河は自分を見失う。
06 明信が目覚めると、花屋の二階に龍とふたりで裸で寝ていた。身体にも違和感があって。

下町ホームドラマ。原作有りのコミカライズ。

シリーズ表題作は、なんでこうなったかのネタバレは早々に気づいてしまうんだけど、大家族の楽しさが伝わって愉快。
竜頭町は向島あたりらしい。町内会の人々の豊かさもこの作品の魅力。
秀の性格、よくここまで描いたなぁ。感心。読み応えあり。この作家さん、とてもすごいと思う。がっつりと人間に踏み込んでいて、コミックスではまどろっこしく感じるところもあるけど、ショートカットしないでくれて良かった。BLのカテゴリーにはもったいない。

そして続く話は勇太と真弓に移る。
主役交代はBLではよくあるパターンの定番だけど、ここで気づくのは、生意気で我が儘だったり、手に負えなさそうなキャラの方が描きやすいということ。癖がある方が物語になるんだろうな。
「暴君」しかり「DOUBLE CALL」しかり。少女漫画でいえば「恋愛カタログ」がそうだった。
良い人同士の恋愛は、くっついた時点で物語が終了してしまうのだ。量読んできた今だから感じることだなぁ。
この作品においては小動物的小悪魔な真弓が可愛いのだ。

トトロネタには爆笑した。
「ツケはどこかで払う」「因果応報」こういうことって歳をとって気づく。沁みたなぁ。
「花屋の二階で」の、お詫びされて戸惑うポチに悶えた。
                         2010/2/12


ラベル:二宮悦巳 菅野彰
posted by zakuro at 00:00| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。