・「声に触れたい」「声の届く距離」
高三の坂上敦志にかかってきた間違い電話。相良要と名乗るその声に惹かれて電話する仲になる。敦志は大人に見られたくて歳とプロフィールを偽るが。会いたいけれどそれを隠してお互いに気持ちを募らせる。偶然にも要を気にしていたのは、兄の卓も、だった。
次の話はコメディチック。
・表題作。
敦志の親友、渡辺麻衣人。文化祭で一目惚れした敦志の兄卓への思いは通じるのか。
作者2冊目のコミックス。
きゃー。最初の話はいきなり修羅場でどきどき。ありそうなのにこの設定。
この作品に限らず、枚数制限で仕方ないのだろうけど、気持ちがわかったらすぐにっていうのはもったいないと思う。
オチはちょっとびっくり。ブラコンものお好きな方に。
2010/4/01
《こんなふうにおススメ》
読みやすいし、面白いです。
ラベル:宮沢ゆら
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