2010年05月14日

夜中に台所で

【夜中に台所で】 全01巻  /せのお あき

短編集。
・表題作。
母がドイツ人と再婚して日本を発つという。若くして両親を亡くし、幼い弟の圭を育て、その後に薫と妹の優を産み、子どもたちも独立したのだ。そして息子の薫に圭の面倒をみろという。
薫は5歳年上の叔父が好きでたまらなかった。暮らし出すと母が心配した以上に手のかかる男で。

・「不幸だとは限らない」
帽子屋で働く日高有英(ありひら)は、高校時代から槙修伍(しゅうご)が好きで何度も告白していた。その槙の住んでいたアパートが火事で焼け出され、日高の部屋にやってくる。

・「春来にけらし」「春来たりなば」
受験生の二ノ宮大洋は、家庭教師の小鳥遊(たかなし)についキスをして告白。その日を境に小鳥遊は辞める。しかし……。

・「君と落ちる」
医師の斉(いつき)が差し出してくれた手を掴めず、階段から落ちて入院した大学生の真篠紘基(こうき)。落ちる夢が怖いが、ピンチに斉が手を差し伸べて。

・「ワニを飼う」
大学生の湯木川は、道で助けた社会人の和迩(わに)を餌付けしている。自己防衛本能が欠如しているとしか思えず、心配ばかり。

・「刹那の踏切」
志摩は連絡のつかない巽九道(たつみくどう)を勤務先の学校にまで迎えに行く。


表題は谷川俊太郎の詩に関係あるのかな?

家庭環境が複雑設定がお好みの様子。他の作品集もそんなのばっかしで、理解するのが大変。そこ、重要なのかな?

絵は好みだし、話も好き。きゅんもの多いし。次も楽しみ。
そうなんだよな。幸せだったらなんだっていいんだよな。もちろん、それで傷つく人がいないことは大前提。
読み応えの一冊でした。
                         2010/5/10

《こんなふうにおススメ》
きゅんとできて、読み応えもあり。


ラベル:せのおあき
posted by zakuro at 22:05| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。