短編集。
・表題作。
隣に住む高校生の小野和俊に助けられた長瀬達也。不仲な妻に鍵を付け替えられてしまったのだ。
訳ありのふたりが出す結論。
・「月さえも狂う夜」
ひとり暮らしの高校生東敦司には誰も言えない過去がある。バイトで知り合った大学生の駿は敦司のところに転がり込んできて。
・「BULE PEPIOD」
父親が日本人のアメリカ人ジェイクの初恋は従弟のケイゴ。休学していた中国人のロニーはそっくりで気になる。
ハードな人間模様。
最近、この作家さんの甘々ばかり触れてて、「そうだよねー、こういうのが得意な方だった」と思いだした。読み応えあり。
「BULE PEPIOD」は心当たりがあって調べたら、「ラストキスから始めよう」と繋がっている。
あちらの方が古いので、過去編といったところ。
2010/5/18
《こんなふうにおススメ》
ハード編。
ラベル:鹿乃しうこ
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