2011年04月25日

エンドゲーム (完) 全02巻

【エンドゲーム】 (完) 全02巻  /山中 ヒコ

たったひとりの母を交通事故で亡くし、若木学園に引き取られた克哉。孤児院の近くの土手にやってくる伊藤透は画家だった。透に関わりながら、克哉には優しい感情が芽生え。克哉は透の養子になる。
ふたりを結んだ真実とは。透の学生時代の知り合い、黒田とは。

ラフな感じの絵は健在。
早々にオチがわかっちゃうんだけど、それでも良いよなーと思える作品。行間から切なさが溢れ出てくる。
緩さと相まって、それが特徴。

ほんわりしたマシュマロみたいな作風だからか、テーマは重かったりするのに、ふんわり甘さが残ってほっとする。
1巻だけ手元にあったんだけど、読まずに我慢して良かった。でないとどんな放置プレイ。悶えたはず。
オススメ。

《こんな人におススメ》
この作家さんのファンにはとくに。
                         2011/4/20


ラベル:山中ヒコ
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2011年01月22日

是 -ZE- 10巻まで 

【是 -ZE-】 10巻まで  /志水 ゆき

代々、不思議な血を引く三刀家。そこには、言葉を使って人を貶める言霊師と、彼らの負う禍事を引き受け支える紙様と呼ばれる人型の人形がいた。
同性同士でないと言霊師と紙様は組むことが出来ず、幸せな関係もあれば、悲惨な運命を辿る者もいる。彼らをめぐる物語。

BLにありがちな様々な縛りを、設定で超えてしまった。これが秀逸なので、どんなBL要素も飲み込めるのがすごい。ムリがない。
BLのためにあるような設定なのだ。もちろんツッコミどころはあるけれど。
もともとが離れられない存在としてお互いがあるので、物語を構成する上での難関を一気に飛び越えられる。正しい手法だと感心。
エロイんだけど、グロじゃないし、うまい。
ちょっとした小道具にも嘘がなく、話も面白いし、オススメできる。好きです。すっかりはまった。
                         2007/10

《こんな人におススメ》
BL作品の代表といわれるものを読みたい人に。
《こんなふうにおススメ》
あらゆる角度で楽しめるはず。話、面白いですもん。

UP追記>
これを読んだ頃って、まだBLってものをよくわかってなかった読みはじめの時期。
やっぱり描写はすごいから、最初はテレがあるし、なかなか進まなかったんですよね。
私には、このセカイ、ダメだっ!って思って……。
だけど、おお! と、思ったのは、背景や描写の上手さでした。
三刀家の言霊師、銀香の着物姿。まさに完璧!
古くからの名家で、着物を着慣れていればなおのこと、ちょっとしたことがポイントになったりする。
絵なのでわかりませんが、たぶん紬は大島だと思う。それを染めの名古屋帯できりりと締め、冠(ゆるぎ)組の帯締で結んでいる。
その染めの部分、ちょっとずらし気味なんですよね、ここは唸った。
とっても洗練された粋な着付けだ、と。(西の人は文句をつけるかも、だけど)
東の着方で、この家の歴史さえ透けて見える。文化としては柔軟で破天荒。つまり愛人を作ったり、よそでの子どもも出てくるのも、なるほどなあーって思える。
他にも、金具とかいろんなところ、手を抜いてない。
そういう作家、好きです。
同じような意味合いでは、草間さかえさん、注目です。
                         2008/07/24

7巻/
近衛と琴葉の話。三刀家当主の力を持つが、それをコントロール出来ない幼い琴葉は、皆から忘れ去られるように奥の間でひっそりと育っていた。亡母の紙様が母代わりだったがそれも白紙に戻り、近衛が琴葉の面倒をみることになる。

面白い。今まで謎だった核心に近づきつつある?
力一の立ち位置がわかった。近衛は阿沙利とともに三人の紙のひとりだったんだ。
BLって、年に一冊ペースで辛い。8巻は来年の夏に刊行。
                         2008/11/20、11/24UP

8巻/
思春期を迎えた琴葉は近衛を意識するようになるが、その想いを近衛に封印される。
琴葉が当主となる日がくる。
お披露目の席で使った言霊で、近衛の手足が引き千切れるのを見て、ショックのあまり琴葉は暴走。
言霊を使えば近衛を傷つける、使わなければ近衛は白紙に戻される。選択を迫られた琴葉は言葉を自分に向ける。その琴葉を蘇生させるため、近衛は必死になる。

洋館が復旧、みなで大晦日を迎えた和気藹々(?)。
その夜の雷蔵と紺、そして彰伊は阿沙利に“二世の契り”を誓うが……。

三回読んで泣いた。
近衛と琴葉編はこれで解決。
このふたりにもやられたが、9巻に続く彰伊と阿沙利編の序章(結果?)がきて、大ショック。
まあ、みんな、「いつかくる。きっとくるぞ」とは思ってたんですが。阿沙利ファン(多いはず)としては暴れたくなる。

大晦日を皆で賑やかに過ごす話、良かったなー。和んだ。

それにしても、やっぱりこの作品は面白すぎる。
次巻は来年春ですってよ、奥様。
カラダを大事に、事故にも遭わないよう、物語が完結するまで見届けられるよう、長生きしたいぞ。                    
                         2009/8/30、9/01UP

9巻/
阿沙利が白紙に…。彰伊は兼ねてからその日を予測して準備を重ねていた。
阿沙利が彰伊を憎む理由とは。

ちょくちょくこの二人は描かれていたので一冊のみ。
思ったより緊張感もなく、知っている部分が多いのも残念だけど。
良かったね!ということにしたい。
                         2010/4/30、UPも。

10巻/
和紀と力一の出会い。和紀の過去。そして力一との約束で紙様を作った和紀。最初に生まれたのが阿沙利。白波瀬、近衛。そして真鉄(まがね)。
玄間と氷見の描き下ろしも。

まさか和紀が修験者だったとは。このタイトルは、力一と和紀の約束だった。紙様の歴史はもっと古いのかと思ってた。
それにしても獣かぁ〜。
次巻で完結。たまに連載も追ったけど、今は読んでない。人と紙が心通わせるようになったところ、じっくり描いてほしいなー。
                         2011/1/10

【コミックセット】


【コミックス】

ラベル:志水ゆき
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2011年01月20日

無慈悲なオトコ

【無慈悲なオトコ】 全01巻  /桜賀 めい

人気の「ワルイコトシタイ」シリーズの主役、白羽帝と相川永遠の兄たちのスピンオフ。
色気のある白羽七王(しらはねななお)は大学では「男なら誰でも誘いまくる」と噂される。弟たちの関係を知っている相川久遠(くおん)は、弟思いのあまりに白羽兄弟を快く思っていない。真面目で一筋の久遠は、同じ大学の七王の噂もあって、七王に対しては嫌悪を抱いていた。一方、七王はそんな久遠にずいぶん前から惹かれている自分に気づいていたが、ノーマル相手に感情を出そうとは考えていない。その間柄を知っていて、七王と関係をもっていた教授の里仲のアドバイスは……。

このシリーズ、ほんと面白くなってきた。
クールすぎる七王兄ちゃんの熱い片想い。シリーズ最初にそこまで設定してなかったのか違和感もちょっとあるけど、この一冊だけ独立してたらありかも。

絵は変わらずキレイだし、オススメ。
キレイな男子だけど、ゴツゴツした手の描き方とか美しい。
シリーズの中ではオトナ向けの描写。

ずっと気になる白羽姉の名前。ここまで俺様的な名付けをする親の顔を見てみたい。

なんか予想外な結末に落とし込まれた教授なんだけど、本人の弁より行動だけ見れば、一番身勝手な無慈悲さだよね。影の主役はこの人だったのかっ!
                         2011/1/11、1/20UP

※ 数字が出版順。まだ続編刊行中。
01 「ワルイコトシタイ」の続編とスピンオフが、以下。
02 「悪いコでもイイ?」 二人の続編。
05 「ワルイ男でもイイ」が、三部め。
04 「嫌いじゃないけど」 生徒会副会長の幸村と、幼なじみで今は不良グループの東雲。
06 「恋じゃないけど」 幸村との東雲の続編。
03 「遊びじゃないの」の短篇、「アマイコトシタイ」が、生徒会書記の殿崎と後輩の音無。
07 「無慈悲なオトコ」が、帝と永遠の兄たち、相川久遠と白羽七王の話。

《こんなふうにおススメ》
シリーズの中では大人な感じ。かなり好き。


ラベル:桜賀めい
posted by zakuro at 18:59| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月17日

恋じゃないけど

【恋じゃないけど】 全01巻  /桜賀 めい

「ワルイコトシタイ」シリーズのスピンオフ、「嫌いじゃないけど」の続編。
ちょっとグレていた過去もある幸村修二は、高校に入ってからはキッパリと過去を捨て真面目な生徒会副会長に。脅されて関係をもってしまった東雲隆一は変わらず派手な交友関係で。何かとちょっかいかけてくる東雲に苦手意識が強いのだが、いざ他に目を向けられると……。

ツンデレ副会長を愛でる作品。ひとりでぐるぐるしちゃっているのを楽しめる。
恋ってそういうものだよね。このシリーズはどっちかがいつもグルグルしてる。

絵はキレイだし、楽しいし、人気シリーズ。
スピンオフのほうが楽しいのはBL界のお約束。
東雲をわざと「ひがしぐも」と間違えて読むユキちゃんに萌えた。入江の誘惑に爆笑した。
                         2011/1/11、1/17UP

※ 数字が出版順。まだ続編刊行中。
01 「ワルイコトシタイ」の続編とスピンオフが、以下。
02 「悪いコでもイイ?」 二人の続編。
05 「ワルイ男でもイイ」が、三部め。
04 「嫌いじゃないけど」 生徒会副会長の幸村と、幼なじみで今は不良グループの東雲。
06 「恋じゃないけど」 幸村との東雲の続編。
03 「遊びじゃないの」の短篇、「アマイコトシタイ」が、生徒会書記の殿崎と後輩の音無。
07 「無慈悲なオトコ」が、帝と永遠の兄たち、相川久遠と白羽七王の話。

《こんなふうにおススメ》
メガネ男子好物な方にも。


ラベル:桜賀めい
posted by zakuro at 18:53| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月15日

ワルイ男でもイイ

【ワルイ男でもイイ】 全01巻  /桜賀 めい

ワルイコトシタイ」「悪いコでもイイ?」の続編。スピンオフもある。※参照。

することはしたけどまだ恋人未満の二人。鈍感な永遠。三連休で帝の家にお泊りすることになるが、帝は生徒会合宿で夜しか抜け出せない。帝が何を欲しがっているのかわからないまま、永遠は焦らされる。
番外編は、帝兄の七王(ななお)に相談する永遠。このフリが「無慈悲なオトコ」に繋がる。

短編は「猫とドSなご主人様」
十弥(とおや)と化け猫チィ。

うっかり積んでしまっていた。楽しめるういういなBL。

愛され慣れている永遠には難題なんですね〜。多少愛が欠乏気味の人のほうが愛情問題って敏感なのかもと最近思っていたところにこの作品。考えさせられる〜(作品自体は重くないライトな楽しさ)。
ベースに愛があっての焦らしは女の子の大好物。うまく出来ているなー。

白羽家、みんな似すぎ。
まとめ読み推奨。兄同士の絡みもあるので、スピンオフも含めて出版時系列読みが良いのかも。
積み重ねて奥付と照らし合わせながら。下記にも書いておきました。
                      2010/11/30、2011/1/15UP

※ 数字が出版順。まだ続編刊行中。
01 「ワルイコトシタイ」の続編とスピンオフが、以下。
02 「悪いコでもイイ?」 二人の続編。
05 「ワルイ男でもイイ」が、三部め。
04 「嫌いじゃないけど」 生徒会副会長の幸村と、幼なじみで今は不良グループの東雲。
06 「恋じゃないけど」 幸村との東雲の続編。
03 「遊びじゃないの」の短篇、「アマイコトシタイ」が、生徒会書記の殿崎と後輩の音無。
07 「無慈悲なオトコ」が、帝と永遠の兄たち、相川久遠と白羽七王の話。

《こんなふうにおススメ》
このシリーズ、楽しいです。


ラベル:桜賀めい
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2011年01月12日

花は咲くか 02巻まで

【花は咲くか】 02巻まで  /日高 ショーコ

広告代理店のチーフとして日々地獄のように働いている桜井和明。とはいえ過労は積もり仕事もルーティンになりかかっていた。
自宅の最寄り駅で帰宅途中に美大生とぶつかる。彼の持っていた飲み物でシャツと本は汚れてしまい、そのままその男、水川蓉一(みながわよういち)の家で同じ本と交換、シャツも洗ってもらったが横柄な態度で印象が悪かった。その家は古い日本家屋で庭が森のようになっていて、その情緒に桜井は惹かれる。
翌日駅で倒れた桜井を下宿人で高校生の菖太(しょうた)と、竹生(たけお)が家に連れて帰る。

帯の言葉じゃないけど、こんなに好きになるとは思わなかった作家さん。
この作品も読み応えあり。これからが楽しみ。

みんな花の名前だ。
伏線だらけ。桜井の歳と蓉一の父親が亡くなった歳が一緒だったり、その父蓉介の人生をトレースしている蓉一だったり。
従兄弟それぞれの行方も気になるし、藤本の絡み方も。早く次が読みたくてじれじれ。
いったいどんな花が咲くのだろう。
                         2010/1/15、1/16UP

《こんなふうにおススメ》
巻数を重ねる長編なので、この巻はBLらしくはまだなっていません。でも、面白い。
エロシーンがないと不評に感じる人もいるけど、面白いしオススメ。

2巻/
蓉一の大学の藤本が、蓉一の屋敷に強引に下宿してくる。藤本に宣戦布告され蓉一への気持ちを自覚した桜井は、管理人の吉富に誘われて屋敷とマンションの二重生活を送ることに。菖太も竹生も、蓉一の感情の変化が桜井と知り合ったことからと気づく。

この作品、ほんと好き。作者も語っているけどスローペース。それも良い感じ。また一年待つのか……。長すぎる。
                      2010/11/05、2011/1/12UP



ラベル:日高ショーコ
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2011年01月10日

憂鬱な朝 02巻まで

【憂鬱な朝】 02巻まで  /日高 ショーコ

両親を早くに亡くし、久世子爵家の当主となった暁人は10歳になったばかり。
病弱な母と住んでいた鎌倉から、久世子爵家本邸へ居を代える。父の遺言は「家令の桂木に従うように」
先祖から久世家に仕えてきた桂木智之は、優秀な年若い洋装の似合う男だった。暁人が成人するまでは久世家を守る桂木。その桂木に認められたくて努力を重ねる暁人だが。

幼い暁人がめちゃめちゃ可愛くて悶えた。話も面白い。
まだ桂木の本音と出生はわからない。大きなプロットがあってちらりとしか見せられていない感じ。
シリアスな話でも読者を落ち込ませないところが秀逸。
こんなに絵も話も好みな作家さんは貴重。嬉しすぎる。すっかりファン。
                         2009/10/02、12/24UP

《こんなふうにおススメ》
続き、正座しながら待っている状態です。

2巻/
暁人と桂木の取引。ふたりの関係に変化も。桂木の出自。

まとめて読みたい、細かいやり取りが面白すぎるから。
桂木の心理描写には期待したい。
なし崩しになってほしくないな−。数巻続きそう。楽しみ。
                       2010/9/01、2011/1/10UP



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2011年01月07日

7時の夕食

【7時の夕食】 全01巻  /えのもと 椿

短編集。
・表題作。
サラリーマンの神谷悦志は酔った学生の仙堂比呂を拾って家に泊める。そのまま居着いてしまった比呂の理由。

・「Innocent イノセント」
隣に住む高見和彦に束縛され嫌がらせの毎日にうんざりしている十条京太は、兄から町の北にある森の話を聞く。そこに入ったらもう出られないというのだ。

・「ハートの関係」
十条京太の兄、夏生(なつき)は、片山義明に告白される。片山は学校ではスター的存在で。

・「キスの報酬」
坂原柾也は親友の江本波樹(なみき)に告白されたがぴんとこない。でも波樹の笑顔を失いたくない。

・「ちっちゃなみどりの物語」
好きになった真鳥に告白しようとして、男子とのキスシーンを見てしまい、羽波(はなみ)は失恋してしまう。

・「悩める少年」
笹岡佳樹(けいじゅ)と付き合っている相田篤希(あつき)は、身体が固くてHはできないと悩む。番外編も。

初の単行本で奥付は1996年3月24日。すでに絶版。
なにより驚いたのが、この一冊は作家さんが17〜19歳の時に描いた作品集だということ。同人活動ではあることだと思うけど、改めてそうかーって思う。ここらあたりが日本って特殊な文化だなと感じて興味深い。

そういう目線で見ると、絵の見せ方上手いー。そして展開と読みやすさとネームのまとめ方、すごい。よくよく練られていて丁寧。
そして王道。描き手が高校生と聞いたら才能感じる。

表題作、バランスが絶妙。
二作目は、小学生にけしかける兄ってどうよ。
男子の入浴姿じゃないのに笑った。

恋愛ってこういうモノでしょ? の憧れが前面に出ててういうい。楽しかった。

これだけ描けたら一般漫画もいけるよね、と今更ながら調べたら……堂本奈央さんって、この作家さんのことだったんですね。おっそ(←自分)。

後書きに16歳で交通事故に遭って、一時身体が不自由になり漫画家目指したとあった。
それを肯定的に捉えていて、感動。
                         2010/10/01

《こんなふうにおススメ》
手に入るのであれば、ファンの方に。

ラベル:えのもと椿
posted by zakuro at 04:20| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

ジュテーム、カフェ・ノワール

【ジュテーム、カフェ・ノワール】 全01巻  /ヤマシタ トモコ

短編集。
・「ラ・カンバネラ」
社交的な高橋一は、友人で人付き合いが下手な日比谷要(よう)の動揺を見て気になり、なんとかモノにしたいと願う。

・「こいのじゅもんは」
クラブでキスして殴られて…。翌朝のふたり。

・「サタデー,ボーイ,フェノミナン」
高校の時に投げつけられた言葉が刺さったまま。

・「魔法使いの弟子」
女の子は生まれつき魔法を使える。

・「cu,clau,com」
ゲイの友人の作る食事をしに、ひたすら家に通う男。

・「ワンスアポンアタイムイントーキョー」
はるか故郷から東京に出た理由。そして今日も赤い電車に乗って。

・表題作。カフェでの出来事。

ショートムービー観ているみたいだ。
日常の切り取りなんだけど、アイロニーたっぷりでシュールにも感じて、ジャームッシュの映画みたい。

表題作は三組それぞれのドラマを店員視点で。
こういう舞台のようなシナリオはヒッチコックや三谷幸喜が得意。これはもっとシナリオ濃くして芝居で観てみたいなぁ。

2話目。なんでもかんでもゲーム用語に笑った。それってわかんない人にはわかんないよね。

魔法の使い方、忘れてしまった。憶い出したい。

「cu,clau,com」ってすごいネーミング。せつなすぎて泣けた。

「ワンスアポンアタイムイントーキョー」はくるりの曲のよう。と書いたら後書きにそうあった。やっぱり。
                         2010/6/20

《こんなふうにおススメ》
ノスタルジックな気分になれます。



posted by zakuro at 12:32| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

兎オトコ虎オトコ 02巻まで

【兎オトコ虎オトコ】 02巻まで  /本間 アキラ

大学の付属病院勤務の外科医卯月幸弘。ある晩に野良猫に誘われ入った路地で、男が銃で撃たれた状態に出くわす。見るからにヤクザな男。立ち去ろうとするが持ち前の良心が痛み、意識の朦朧としているところを治療する。
まもなく舎弟を強引に病院に入院させたヤクザの担当になる。昭和会系暴力団の組長、野浪はあの夜に卯月幸弘が助けた男だった。
虎に惚れられたか弱いウサギ。ヤクザ同士の抗争が勃発する中、ふたりはどうなるのか?

1〜2巻短編「嘘とかいてホンキとよむ」
公務員の永友は、隣人だった16歳年下の是森一至(これもりかずし)の家庭教師をしていた。小学校でひどい点数を取ってきた一至を心配した両親に頼み込まれたからだ。ずっと日曜が削られることを理由に一至の成長を見て断った永友。
一至は天才的なIQを持っていたにも関わらず、永友といたいがために嘘をついていたことを知る。渡米し飛び級で日本に帰国した19歳になった一至。永友は……。

上手い! 文句のつけどころのない面白さ。うーむ、人気作品で知られているだけはある。

虎とウサギ、ツボ過ぎる。悶えた。
「弱肉強食ラブ」らしい。爆笑。確かに。

次巻でラストのこと。どうに締めくくるのか楽しみ。
                         2010/6/20

《こんなふうにおススメ》
BLファン万民にオススメ。


ラベル:本間アキラ
posted by zakuro at 07:47| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

人生は薔薇色だ

【人生は薔薇色だ】 全01巻  /本間 アキラ

仕事のできなくて周囲からも会社にいることが不思議がられる宮本は、部長の氷室に夢中。しかし氷室が社長の恋人だったことも知っている。なんとか氷室の役に立ちたくて必死になる宮本だが。

シンデレラストーリー。
割り切って読むと面白い。
あまりにも絵が上手すぎる分、内容がお手軽チープだとなんか悲しく見える。うーむ。
シリアスかコメディかとっちかに振り切っちゃうと良いのだろうな。
薔薇色な気持ちになれませんでした。

変に未成年を守る法律ができて、こんなふうにはめられちゃって人生を壊すこと、実際にもあるんだろうな。
子どもは必要以上に甘やかしてはダメだ。愛情と甘やかしは違う。切なすぎる。
                         2010/6/14

《こんなふうにおススメ》
楽しいコメディシンデレラストーリーではあります……。


ラベル:本間アキラ
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2010年06月19日

ドント・クライ・ベイビィ

【ドント・クライ・ベイビィ】 全01巻  /木下 けい子


動物病院の医師藤堂雄介のところに通い出した、製薬会社の新しいMR室井智。
ところが室井はまるで手負いの獣のような男で。自ら傷つきながら生きる室井を藤堂は放っておけない。

絵の構図、巧いなぁ。
このふたりの続きは読みたい。どういうふうになっていくんだろう。

草野球で飲み物の入ったバケツの音、リアルだったなー。
氷が水に対してどのくらいまで入って溶け出しているか想像できた。

なんか動物モノ読みたくなってきた。
                         2010/6/18

《こんなふうにおススメ》
続編、いたく希望。


ラベル:木下けい子
posted by zakuro at 11:13| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

レオパード白書 02巻まで

【レオパード白書】 02巻まで  /扇 ゆずは

カリスマホストクラブ「レオパード」。極上のホスト6人、会員制のクラブである。
ホストのひとりで外見のとびきり美しい豹堂絢(ひょうどうあや)は、プライドが高く金しか信じていない。
そこへ、金の匂いのする自信家の真行寺只伴(ただとも)に24時間を1千万で売る。
真行グループの御曹司であった只伴は、絢を男の恋人に仕立て、親族に縁談の断りの発表をしたのだった。只伴の素性を知った絢は、もっと金をむしり取るつもりが、只伴の手中にまんまと落ちる。

ストーリーをまとめていて、BL的に良く練られているなと感じる。
「ここ、ポイントでしょ?」みたいなとこが抜かりないのだ。うーん、さすが。

じわじわ追い詰められていく絢の心情がすごい。

書き下ろしに扇節が出ていて思いっきりふいた。
続きは、後輩ホストで高校生の燐花の話になるらしい。
                         2009/8/23、8/26UP

《こんなふうにおススメ》
エロくて笑える。いつもの期待は外しません。

2巻/
若干19歳で性に飽きてEDな周防燐花。天才格闘家で実業家の父を持ち、今までワガママし放題。欲しいものはもうわからないほど、人生にも飽きていて。
ホストは天職だが、高校の出席が足りていないのでしばらくクラブを休むことにする。学校の特別措置で生物教師の薬師寺灯(ともる)27歳があてがわれるが、薬師寺は大学院時代の教授に片想いのとんでもない猫かぶりだった。
燐花は薬師寺を自分に跪けさせたくて仕方なくなる。

1巻で絢にいろいろ弄られてた燐花が主役。
絢も雛胡(ひなこ)に弄られ倒す。
薬師寺が登場したときいきなり年齢まで名乗ったのは爆笑した。授業で合コンじゃないんだから。
この2人、3巻に続くそう。
                         2010/6/08


ラベル:扇ゆずは
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2010年06月17日

チュチュンがチュン 01巻まで

【チュチュンがチュン】 01巻まで  /山本 小鉄子

野球好きな大好きな祖父を喜ばせたくて、祖父の出身校の鳥岡大学に進学した大鷹大輔。しかし大輔の願いも空しく祖父は入学式の前日に亡くなってしまう。意気消沈して野球を続ける意義を無くしその大学に進学したことを後悔しはじめた大輔は、野球部の主将を知って驚く。3年の森野雀はとても小柄な可愛い男で、チュンと呼ばれていた。
早々に大学を辞める宣言をした大輔に、チュンは「付き合おう」とキスをし、その時に撮った写真を辞めるならばらまくと脅迫する。
描き下ろしの「青い夏」は、幼い雀と双子のつぐみを、隣人の白鳥麗一からのお話。

野球モノ、きっとあるだろうなとファンの方々は思っていたに違いない。何度も後書きにも出てきてたから。
どーしても「おおふり」にイメージが重なるのは私だけですか?

みんな鳥の名前。
二等身スズメ可愛い。

因みに野球のシーンがほとんどないのもお約束(笑)。
                         2010/6/10

《こんなふうにおススメ》
ふたりの今後が楽しみです。


ラベル:山本小鉄子
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2010年06月16日

満開ダーリン

【満開ダーリン】 全01巻  /山本 小鉄子

恋と罠」の中の、「花咲けるボクたち」の続編。
花屋「フラワーホール」の店長の藤森春彦と付き合いだした村上大志(たかし)18歳。しかし怖くて先に進めない。前途多難!?
高校生の本多春樹登場。良の恋人、続木さんも乱入の慰安温泉旅行。

春彦のキャラ、強烈だなー。なかなかお目にかかれない。しかも花屋!
このまま続いてほしい。

初体験の描写が小学生の予防接種みたいで大笑いした。
ずいぶん読んだけど(BL1,000冊)、こういうのなかったなー。新鮮。
ちょっとしたいろんな動作が自然にリアルで、それも楽しかった。
ワガママ大合戦もおかしい。

お気に入りの一冊になる。
続木氏と良の「引く」のは、男女のカップルでもなしですよね。男同士はネタでありかも(笑)。
                         2010/6/10

《こんなふうにおススメ》
続編、いたく希望。


ラベル:山本小鉄子
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2010年06月15日

ほんと野獣 03巻まで

【ほんと野獣】 03巻まで  /山本 小鉄子

下着ドロを捕まえた交番勤務の警察官の上田朝春。下着を取られた後藤田組の跡取り後藤田輝(あき)に一目惚れされてしまう。
「(普通の)知り合いから」という朝春の言葉に舞い上がった輝は健気に交番に通い詰める。その輝に朝春もほだされて。
禁断カップルの波瀾万丈なラブコメ。

1巻短編「どうにかなりそう」
AV制作会社の企画をしている江口達郎。父の再婚で義弟になった倫には一目惚れ。以来6年間を悩み続けている。

人気作品。
変なキャラが多くなってきて楽しい。

朝春、オトコマエすぎ。そして好奇心強すぎ。怪我しすぎっ!>< (痛いっ!)
それにしても良い男だなー。女にももてそう。
輝はピュアすぎ、かわいすぎ。

この作家さんの脇キャラはみな理解ありすぎなのもすでにお約束。
まだ続くので楽しみです。

そうか、BLの人気作品って「禁断やハラハラなどの波乱展開とラブラブ。そしてエッチ濃いめ」。
それって少女漫画と変わらないじゃん。
1,000冊も読んでやっと気づくなよと自分にツッコミ。
                         2010/6/10

《こんなふうにおススメ》
笑えて楽しい。オススメ。


ラベル:山本小鉄子
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2010年06月14日

あの日のきみを抱きしめたなら (完) 全02巻

【あの日のきみを抱きしめたなら】 (完) 全02巻  /山本 小鉄子(原作/崎谷はるひ)

26歳雑誌編集者の六浦健吾は、2歳年上の幼馴染み沢木秀利を10年前に無意識に振ってしまったことを今は後悔している。
将来を考え、しっかりと人生設計を考えている秀利なのに、選ぶ男はどうしようもなくて。殴られる男ばかり選ぶのは一種の自傷行為なのだと健吾は感じていた。その相手との喧嘩の場面に出くわしてしまい。

こういう作品読んだ時には、「小説も手を出したいよなー」と思ってしまう。
今は時間的に漫画で精一杯だし、できれば書籍は一般本がどんどん積み上がっていく。そこまでの余裕がないのが現状なんだよな。

面白い。じっくり心に触れているのは大好きなので、とても楽しかった。
私からも。三尾夕奈さん、頑張って。「あしたのきみはここにいない」ともリンク。
                         2010/5/30

《こんなふうにおススメ》
シリアスが好きな方にも。


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2010年06月13日

晴れてボクたちはシリーズ (完) 全02巻

【晴れてボクたちはシリーズ】(完) 全02巻  /山本 小鉄子

01 晴れてボクたちは
桜田ちひろは早々に成長が止まり、その容貌から男子に痴漢される始末。
子どもの頃にいじめられっ子でちひろの背中に隠れていた蒲生圭吾は、フランスに住んでいたが引き籠もりで、父同士の話し合いで桜田家で預かることになる。戻ってくると女子の目を惹くイケメンで。しかし中味はヘタレなままの、ちひろにぞっこんだった。

関西弁好きなので嬉しい。
そっか、BL風味の少女漫画でちゃんとお話を作っているから面白いんだなー。
普通に読めて楽しい。
                         2010/6/06、6/09UP

《こんなふうにおススメ》
ちひろがほだされていくところが可愛い。
恋と罠」と同時刊行なので併せて。

02 ドキドキレンアイ

「晴れてボクたちは」のその後。
付き合いだした蒲生圭吾と桜田ちひろ。トラブル続きでなかなか先に進めない。
雪野静子は同志になるが、圭吾を好きな桶沢輝が現れて。

続きだぁー!やったぁ!
姉ちゃん、邪魔しすぎ。笑った。
どれだけちひろがらぶなんだったいう……。
読み応えあり。楽しい! ドキドキいたしました。堪能。
                         2010/6/10


ラベル:山本小鉄子
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2010年06月12日

あしたのきみはここにいない

【あしたのきみはここにいない】 全01巻  /山本 小鉄子(原作/崎谷はるひ)

日本史の赤点を取って北原史誓(ふみちか)の指導を受けてから、三尾朝陽は恋をする。告白して受け入れてもらえたわけでもないのに、週に一二度、社会科準備室で気持ちのいいことだけする1時間。

高校の時にいたなー。卒業生と結婚する先生。
「いっそ、忘れられるくらいなら」そう思ったのかも。
卒業後に新しい世界が広がっている生徒に嫉妬していたのかもしれない。なんだか大人になった自分を感じた。

予想は、しばらく離れてから、成長しきったうれうれの朝陽が攻として登場するのかと思ったけど、いいふうに裏切られた。
それを差し引いても話の展開は意外、えっ? そっちだったの? みたいな。だけど楽しめる。

それにしても、姉、優秀すぎる。BLが好きなタイプってこういう女性なんだろうな。
因みにこの夕奈は「あの日のきみを抱きしめたなら」にも登場。漢前すぎる。
                         2010/6/08

《こんなふうにおススメ》
「あの日のきみを抱きしめたなら」を先に読んでいたので楽しかった。

          ↓ 原作はこちら

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2010年06月11日

つまらない男

【つまらない男】 全01巻  /山本 小鉄子

短編集。
・表題作。「悩める男」も。
26歳の橋元は「普通でつまらない」と振られる。失恋してやけ酒の後の風呂場で倒れたところを、独身社員寮のお隣さんで企画二課の3つ年下の後輩烏馬(からすま)に介抱される。烏馬は仕事もできてモテる。気づいたら告白されて。

・「甘い部屋」
優秀でキレイな寿カズミは大学でも有名人。しかしなかなかルームメイトがいつかない。理由は異常なくらいの節約家で性格もきつく相手が逃げ出してしまうのだ。ところが友人のバイト先の知り合いで後輩の不二屋良介が来ることになり、カズミは一目惚れ。

・「かたく手をつなごう」「いつも手をつないで」
幼馴染みで4つ下の金城悟は高校二年生。かつてはべったりだったのに北中敦が地元に戻ってきてからはよそよそしい。敦にもトラウマがあり。

ういういうい。絵はどんどん好きになる。
悟と敦の話は沖縄ではないらしい。ここはツッコみたい。
                         2010/6/06

《こんなふうにおススメ》
「甘い部屋」は続き読みたい。


ラベル:山本小鉄子
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2010年06月10日

恋と罠

【恋と罠】 全01巻  /山本 小鉄子

・表題作。「恋と蜜」「恋とムチ」
マキと呼ばれているいじめられっ子だった持田真紀(まさき)は、自分を守ってくれる代わりに身体を差し出す。里山との関係に頭痛がする毎日。
喧嘩が原因でクラスの連中から遠巻きに眺められている相原龍二と話すようになって、マキは自分の気持ちに気づく。

・「LOVE BLOOD」
家出した沢口未来。思いつくまま知らない町に着く。知り合った藤堂学の家には男の夫婦がいて、父母だという。繋がる意味と「愛の血」を教わる未来。

・「花咲けるボクたち」
村上大志(たかし)18歳。失恋して落ち込んでいたところに通りすがりで慰めてくれた花屋の桜井良に一目惚れ。ストーキング気味に覗いていたところ、店長の藤森春彦に見咎められ、成り行きから花屋で働くことになる。
続編は「満開ダーリン」に一冊に。

・「相原家に行こう」
怖くて苦手な相原家に呼ばれた真紀。

表題作の終わり方……寸止め? って感じの中途半端さ。ええー? このまま? 楓の意味は?
それ以外は楽しい一冊。
うーむ、消化不良。別の本にあるのかな?
                         2010/6/06

《こんなふうにおススメ》
晴れてボクたちは」と同時刊行なので併せて。


ラベル:山本小鉄子
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2010年06月08日

恋はGo Go!

【恋はGo Go!】 全01巻  /山本 小鉄子

短篇集。
・「恋をしている」「恋をしてから」
高校卒業とともにゲイだと自覚した森山雪成。親友シロこと白北には相談しているが、いつもノンケの相手を好きになり……今は、隣に住む大学の先輩の香山が好き。
一度その系統の男とデートしてみろとシロの紹介で会った男に迫られた時、香山に見られてしまう。

・「好きまで待てない」
夏川悟は好きだった男に振られてヤケになり鈴木健太を誘って飲みに行く。朝気づくと裸で鈴木の部屋にいた。鈴木は責任を取るのでつき合おうと言う。夏川はまったくその晩のことを覚えていなかった。

・「1クール」
モデルをしていた先輩の弓削は卒業と同時に芸能界入り。立田純はその先輩を追って上京する。

・表題作。
隣同士に家がある真泊塁(まとまり)と木室拓哉は幼馴染み。3つ下の拓哉が中学に入学した姿を見て欲情して以来、塁は拓哉に片思い。大学受験の家庭教師を買って出て。

面白い短篇は辛すぎる。どの話も続き書いてくれぃ〜〜。
そうか!!キャラが、ラブコンの大谷に似てるんだ!それで好みなのか。理解。
一緒に焦ってドキドキした!
                         2008/4/11

感想補完で読み直し。
もうこの作家さんの全作コンプリモードに入ってる。
男同士の甘え方って、大変なんだろうなー。
                         2010/6/05

《こんなふうにおススメ》
元気なキャラが多くて楽しいです。


ラベル:山本小鉄子
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2010年06月07日

ブラザーズ (完) 全02巻

【ブラザーズ】 (完) 全02巻  /山本 小鉄子

両親の再婚で義兄弟となった、渡辺くりすとワタル。
弟になったワタルは生粋のイギリス人で高校生。しかも、童顔な兄くりすが教師をしている男子校に入学してきた。新しい4人家族の門出のはずが、突然の不幸で兄弟だけが取り残される。
くりすに片想い中の山田伊知郎、ワタルを追いかけてきた鬼龍院礼。
くりすとワタルは兄弟になれるのか?

1巻番外編は、「鬼龍院礼のおもいでポロポロ」ワタルとの出逢い。

最初に読んだ感想は酷すぎるので、自重。まだ読み慣れてなかった頃は面白さがわからなかった。
                         2008/2/27

感想のために読み直し。
童顔で生徒にいじられキャラの兄と、クールな二枚目の弟。
よくありそうな設定だけど、ワタルのモノローグがないので、それも気になりながら読むのがじれじれで楽しい。少女漫画の良いとこも取っている感じ。
脇キャラも楽しいし、兄ちゃん可愛いし、弟もかっこいい。素直に楽しめる。
ワタルの大人編、読みたい。
                         2010/6/03

《こんなふうにおススメ》
少女漫画読み慣れている人にも。


ラベル:山本小鉄子
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2010年06月06日

右手に銃、左手に愛。

【右手に銃、左手に愛。】 全01巻  /山本 小鉄子

短篇集。
・表題作。
変装の達人怪盗ジャックを捕まえに着任してきた刑事、ヒロム・バンディ時田。実はそれは野望でまだ新米。大家の源厳士郎にも世話になる。

・「リッチなチープにしてくれ」
ドン底の人生に春が来た。フリーターの関口夏彦には身分不相応のエリートな彼の倉本匠。

・「ハニープリズナー」
幼なじみの初恋の相手ミツこと信川蜜也と、13年ぶりに再会した花田智蔵。会うようになった相手には問題があった。

デビュー作と初期の作品。絵は嫌みがないが、あまり印象に残らない。
最初の話は、10Pも読まずにオチがわかってしまった。どーしてくれる。まあ、そんなオチがわかっても、BLだからいいのよねっていう風潮は気に入らず。
まあまあ楽しく読めた。
                         2008/2/27

感想補完で読み直し。
普通に読めるじゃないかと自分にツッコミ。慣れたのか甘くなったのか。
ういういだし充分楽しいし可愛い。絵、巧いなぁ。
                         2010/5/31

《こんなふうにおススメ》
可愛くって楽しいです。


ラベル:山本小鉄子
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2010年06月05日

ESCAPE

【ESCAPE】 全01巻  /鹿乃 しうこ

菊ノ門男子学園2年、野郎キラーの真島大和が主人公。

・「WEAK POINT」
孤島のヤンキー同級生の森下嵐を見舞う。

・「イノセンスラビリンス」
大和と幼馴染みの佐倉圭介は高校生の今でも胸が騒ぐ。同級生で人気タレントの夏川準が絡んで。

・「Surrender」
早乙女零士が源氏名のホスト佐藤悦司。高校生の上条元基をスカウトしてしまい、しかも付き合っている。元基に執着しないよう自制しているが。 

・「悪い先生」大和と、担任で生物教師の山田健作。健作の元恋人保険医の汀隆史に嫉妬する大和。

・「おかしな二人」
大和と美少女エロマンガ家の瀬名由彦。

・「悪い生徒」
代数教師の常盤茂思と大和。

・「嫉妬」
上条元基に翻弄される早乙女零士。

生意気。」の後書きに宣伝されていたPC版BLゲームのコミカライズ。
原作とキャラがこの作家さん。作者曰く「ちょっと過激なときメモ」らしい。
どこまでネタ仕込んでるんだって笑った。
ちなみに私、ゲームはしてません。筋金BLファンには人気のゲームだったらしいですね。

でもこれも、漫画としてちゃんと成立しててさすがの一冊。
ゲーム知らなくても楽しめる。

上条は大和の先輩で、嵐をたらし込もうとした相手。
ホストクラブは「P.B.B」と同じなのかな?
                         2010/6/03

《こんなふうにおススメ》
とくにこの作家さんのファンの方に。


ラベル:鹿乃しうこ
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2010年06月04日

秘め夜伽

【秘め夜伽】 全01巻  /山田 ぼたん

・「愚者の楽園」
教養ある遊女を取りそろえた高級娼館、蓉香楼。楼主の征典(せいてん)は片腕の西中島と、施設に子どもを買いに行く。そこで少々頭が弱いが美しい紫馬(しま)を見かける。5年後下男として紫馬はあったが上客の将校に見初められ。

・「花魁抄」
月華園の雪見太夫の花魁道中を見て見せられてしまった呉服屋の三男坊三鶴(みつる)。月華園の主人の見霧本に宥めすかされる日々。

・「ラストダンスは私に」
八雲男爵に身請けされた香伊里。香伊里は元華族の子息、八雲はそこの下働きだった。

・「空の果て」
足が悪くて戦争に行けなかった春琴は、軍人相手に身体を売り生きている。大佐の加賀見は何かと春琴を気にかける。

書き下ろし。
日本のデビューではこれが初コミックス。海外でBL作品が出ているらしい。

しっとりした良い話が多くて期待以上。
この一冊の世界観は同じ。繋がっているのもある。

今後も読みます。楽しみー。
                         2010/5/30

《こんなふうにおススメ》
絵も内容も読ませてくれて、楽しかった!


ラベル:山田ぼたん
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2010年06月03日

四号×警備

【四号×警備】 01巻まで  /葛井 美鳥

01 シングル・マインド
S&Dセキュリティ四号警備部門情報管理室室長でボディガードの滝圭一。暴力団榊組の子息の仕事で組長に気に入られスカウトされる。
桐野勇希19歳は、組の杯を受けたいために、滝に近づき組に連れ帰ろうと必死。勇希の必死さと犬体質に、滝の嗜虐嗜好が刺激されて。

人気作品。手元には1巻のみだったので読んでなかった。ただ今、4巻まで刊行。
つい手にしたら面白かった。

絵は好きなタイプじゃないのに、なんか好きなんですよね、この作家さんの描くお話。
ういういがあるからなのかなー。こういうのって持って生まれたセンスなんでしょうね。
ついでに、普通にホモに寛容な世界も特徴。
                         2010/5/29

《こんなふうにおススメ》
滝のSっぶりを愛でながら、ホモに寛容な周囲の今後を楽しむ作品。


ラベル:葛井美鳥
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2010年06月02日

夢想人形 -ユメミルアンドロイド-

【夢想人形 -ユメミルアンドロイド-】 全01巻  /葛井 美鳥

逃亡したアンドロイドを追うハンターのガス・バイクは、シンダーを探していた。シンダーは師匠のヒース・マッケイのアンドロイドだった。
ドール社社長のディン・スレイトー博士の脅迫に近い依頼で、シンダーそっくりのメアシャムを護衛につけられる。ドール社には思惑があり。ガスはメアシャムに惹かれていく。

なんと初コミックス。
気軽に読み始めたら予想を超えて面白かった。

この作家さんの話は夢があって好きだなー。
設定もありそうなのに、なんだろう、胸が詰まる。感情が胸に迫ってきて心地良い。
メアシャム可愛すぎ。
                         2010/6/01

《こんなふうにおススメ》
感情移入したい時に。


ラベル:葛井美鳥
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2010年06月01日

世界一初恋 -小野寺律の場合- 04巻まで

【世界一初恋 -小野寺律の場合-】 04巻まで  /中村 春菊

出版社の御曹司である小野寺律。子どもの頃から本が好きで文芸の編集者を夢みていた。
しかしコネで入社して良い成績と周囲に思われているのに逆切れ、丸川書店に転職する。
しかし配属されたのはまったく畑違い、未経験の少女漫画の部署だった。
そして少女漫画部門を売上げNo,1にした敏腕編集長、高野政宗はなんとかつての小野寺の恋人で、恋愛のトラウマをつくった張本人だったのだ。

今までロマンチカで培ってきたリサーチ成果、そしてそこで学んだことを見事に作品に昇華させてみせた、中村春菊の逆襲のような作品。ここまでやってしまえば天晴。
ほんとにこの人、吹っ切れてる。頭良いんだろうな、すごすぎる。
黒のキレが最高に良い。目も色彩感覚も良いんだろうな。ほんとに上手い、脱帽する。
この内容を描くってことは自信が出てきているんだろう。
内容は……どうしよう、やばい、今の自分にめっちゃ勉強になる。面白い。漫画のことまったく知らない私にはこの本はバイブルになるかもしれないとまで思った。
小野寺って、文芸やっていたときは、ウサギさん担当だったんだ。なんだか嬉しい。
律と高野の隣同士は出来過ぎだった。
想い出のシーンで高野の顔を描かないのは良い。この作者さんの常套なやり方ではあるけれど。
続きあるんですよね? いつ出るんですかね? 待つのは辛すぎる……。
                         2008/7/13

UP追記>
いつも私に大量のBL本を支給してくれる、頼もしいオタ友で絵描きのSちゃん。
「世界一初恋、面白かったね!」と言ったら、「修羅場の描き方が甘いね」とひとこと。
笑った。でも、イヤだよ、そんなリアルさ、いらない。漫画家になりたい人、いなくなっちゃうじゃんって、お互い大笑い。
漫画家さんも編集者さんも大変ですよね。
個人的に、少女漫画を読んだことのない小野寺が、一日100本ノックするシーンはジーンとしました、同じことやってるじゃん!って。
努力でまかなえるのなら、ひたすら努力して追いつこうよって思う方なので(だからこんなことしているわけですが)、それを意地でも喰らいつく人は好きです。
スポーツのように、どんなに努力したってそれだけではどーにもならないことが世の中にはたくさんあって……だけどその努力で補えるものがあるのなら、それは可能性のカケラがあるということ。
もちろん、何事にもその先ってあって、その努力というものでも超えられない壁はあるんですけどね。でも、諦める前に、まずはやってみる、それだけですよね。
まあ、何にせよ、無駄になることはないと。
久々にBLで好きなキャラが出てきました、この小野寺。真面目に頑張るんだけど、気持ちが溢れて抑えられないような、感情的な感性も持ち合わせていて。
読んでるとね、本居宣長を読みたくなるんですよ(苦笑)。
中村春菊さんて、ほんとに不思議な作家さんですね。
                         2008/7/19UP

2巻/
厳しいけれど学べる野の元で、律は文芸へ移動願いを出すか悩む。野の親友でもあり、営業の横澤の存在も気になり…。
しかし、仕事が報われ、漫画編集の面白さに気づき始める。
描き下ろしは、野とつきあっていた頃を夢に見る話が、2巻にも。

連載分を友だちから借りていたので1年は待たなかったけど、やっぱBLはスパンが長くて辛いよね。
仕事と恋愛がごっちゃごちゃなのは少女漫画っぽい。
もうね、小野寺くん、君はすでに恋に落ちてますよ。
エッチ度が少ない分、思い出篇が描き下ろされるわけなんだな。
                         2009/8/15

《こんなふうにおススメ》
じれじれも楽しめる、中村春菊ワールド全開の楽しい作品。
                         2009/9/07UP

3巻/
律は制作進行を任されてストレスな毎日。嬉しいことは初担当コミックスが出て重版がかかったこと。つい書店に売れ行きを見に行って、横澤に会う。横澤に部屋を引っ越すように詰め寄られ、野との関係を匂わせられ……悩みが大きくなる。野に祝い酒を奢られ、緊張から飲み過ぎ、そのまま……翌日の朝には前日の記憶がなかった。
後半は、木佐翔太の恋。30になって自分の能力も自覚する中、書店に好みの顔の店員、雪名皇(こう)がいて一目惚れから通い詰める。漫画担当の雪名の手で自分の担当本が売れているのは素直に嬉しいが、その恋は……。

木佐翔太の話の方が面白い。律はいつまでもぐるぐるしてるだけだもんなー。
251日も待てません。
                         2009/11/30、12/14UP

4巻/
年末進行にクリスマス。律は横澤の存在に悩む。そして野の誕生日。律の婚約者の小日向杏。
木佐と雪名の話も。こちらは続く。

そうか。今更なんだけど、この作家さんの面白さは、深度だ。仕事の描写でも、恋愛の心情と同じくらいの深さで描く。だから惹きつけるんだ。それと何度も言うけど、構図が巧い。
アニメ化だそうですよ、これも。
                         2010/5/31、UPも。


ラベル:中村春菊
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2010年05月31日

天涯&カヲル 人でなしの恋シリーズ (完) 全05巻

【天涯&カヲル人でなしの恋シリーズ】 (完) 全05巻  /生嶋 美弥

01 人でなしの恋
02 いとおしい人
03 想われ人

明治末期の文学士同士の恋。
鬼畜で自己中心的な男、天涯と、繊細なカヲル。彼らを取り巻く人々を中心に進む。
短篇は、気になる幼なじみから逃げて寺に修行に出る話。

高永ひなこの初期の絵に似てる。
引用で古典的な文章が出てくるのだけど、その文がうまいと思った。こういうBLが独立してあっても面白いかも。
この世界観が好きなのだと思う。作品として優れているかどうかは別だけど、こういうのがあってもいい。
ひどく個人的な主観だけど、この作品はとくに好き。心情の追い方も、登場人物の壊れ方も、それを包む優しさも好き。この作品から気づかされたものも多い。影響も受けた。
                         2008/2/26、7/28UP

《こんなふうにおススメ》
わりと鬼畜な話なのに、和むのはカヲルのキャラのお陰ですかね〜。

04 一人にしない
05 愛される人

カヲルの幼い頃のトラウマ。
及川修一郎の苦悩。
天涯の新聞連載の成功を祝う会に。天涯と園生灰夜の、父との確執。
そして天涯とカヲルの三年後。

「友という名の君へ」目覚めない天涯を看病するカヲルの憔悴。見つめる広太と、竜虎の想い。
「蒼天」終戦を迎えて。それぞれ。

ラブラブラブな話。困難を越えて、それでもお互いがある王道のロマンス。
それでいて淡々と進み、じんわり泣ける。
完結まで読めて良かった。
                         2010/5/29


ラベル:生嶋美弥
posted by zakuro at 16:24| Comment(0) | 漫画-BL系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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